2005年2月19日

プッポロのひな祭り

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古くには桃の節句には女の子のいる家では、雛人形を飾り、菱餅、白酒、
桃の花などを供えて祝い、けがれ、災いなどを人形(ひとがた)に移し、3月3日の
夕方には川や海に流したという、雛流しという風習があったそうです。

その場合の人形は形代(かたしろ)といって紙製でありまして、平安時代には
すでに見られたようです。

我が家には女の子には恵まれず、男の子ばかり二人で、家内は残念だったようですが、
こればかりは致し方ありません。

それでも、この季節になりますと、小さいながらも可愛いお人形を飾っては
楽しむのも毎年の恒例になりました。

この写真の真ん中の二つのお人形は、身の丈6センチ程の小さなものです。

ふくよかな顔立ちと品の良さは、さすがに京都御所だけのものと思います。

すでに、もう3年余り前になりますが、秋の京都御所特別拝観の機会に恵まれ、
参加したときに御所内の売店で、ふと目に留まり買い求めたものです。

京都御所拝観は20人から30人程が、ひとつのグループになり、警備の方から
説明を受けながら、所内を回るようになっています。
ところがこの説明役の警備の人が、最初から何も私たちは云っていないのに、
やたらに威張るのです。

その趣のある庭園と重厚な建造物、安政2年の創建の歴史はさすがに見事では
ありますが、この案内人の喋りっぱなしの、うるささには参りました。

自分の話をきちんと聞かないと面白くないらしく、少しでも女性たちが脇で
話をしようものならば、「あんたらな 人の話を聞かないような人間はなぁ
 ほんまにな 今に嫁に嫌われるで」  「それでな 私らの話が嫌ならいつでも 
すぐにでも やめてやるで」。

見学者はプッポロから見ても実に静かに行動しているように思えるのです。

京都御所の優雅な庭園と建物をめぐっての散策ですが、その雰囲気の
良さと余りにも違うこの案内係。

しまいにはプッポロも頭にきて、帰り際に皮肉をこめて 

「でもね こんな綺麗な所で一年中過ごせるなんて 自分の庭みたいで随分 
幸せですね」って云ったら、

人の顔をまじまじと見て、「なんやねん それ どういう意味や 幸せ?
ふん 幸せなんかあらへんで なにしろ 私は無口やろ !! 」って。

最後の最後まで相手が上でした。

いまだに京都御所というと、思い出すのは京都御所ではなく、この紺の制服に
紺の帽子をかぶった、云いたい放題の案内人がまず先に目に浮かびます。

でも、この二人のお人形はほんとうに可愛いと思います。



  

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2005年2月16日

河津桜

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  梅は咲いたか 桜はまだかいな

粋に唄われる桜も、実際には梅の開花と普通の桜の開花とは、結構時間の開きが
あるものですが、この河津桜に関しては、梅も咲いたし、桜も咲いたになるようであります。

本州で桜と名のつく桜では、この河津桜が一番早く咲くのだそうです。

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2月14日、15日の一泊二日の伊豆の旅のなかで、前から話には聞いていました
河津桜が丁度見頃を向えているとの事で、初めてその桜を見物してきました。

場所は静岡県賀茂郡河津町のことであります。

この河津桜はピンクの色が濃いのが特徴で、遠目にも、又近くにも見応えのある
楽しい桜であります。

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河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラ系の自然に交配種されたものと言われています。

白色の花びらのオオシマザクラは伊豆諸島に自生し、伊豆半島では古くから栽培されて、
野生化もしているようです。

一方のカンヒザクラは寒緋桜の名の通り1月から咲き始める緋紅色といわれる
強い紅色であります。

伊豆半島における野生化されたオオシマザクラとこの早くから咲くヒカンザクラが
自然交配された原木が河津にあることから、河津桜と名前が付けられたそうです。

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河津桜祭りは今年で15回目。
会期は2月10日から3月10日まで、その間に全国から150万人もの見物客が
足を運ぶようで、大変なイベントになったものです。

本来はこの道はサイクリングコースでもあるそうです。

普段はさぞかし気持の良いコースと思います。

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プッポロも桜は大好きでありまして、特に桜の名所で名高い新宿御苑が
大のお気に入りです。

3月中旬から咲き始めるのは、色の綺麗なカンザクラと、先程の、桜の中でも、
最も花色が濃いカンヒザクラ。

3月下旬になりますと、一大ページェントのソメイヨシノが始まり、そしてシダレザクラと
オオシマザクラがそれに続いて開花します。

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プッポロの好きな黄色の桜、ウコンも4月上旬には新宿御苑で見られ、紅色に染まる
豪華なサトザクラとチョウシュウヒザクラの花の華麗さは、まさに圧巻であります。

4月中旬ともなれば、桜の代表とも言われる、八重咲きのイチヨウが満開を迎え
新宿御苑桜のフィナーレを飾ります。

約75種類、1500本の都内随一の桜の名所、今から待ち遠しい思いです。

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ここ河津の桜もたくさんの来訪者があると聞きます。

そのほか各地の桜の名所という名所には、人が集まり桜を楽しむ、
これは日本人特有の遊びのようです。

寒い冬が通り過ぎ、今ようやく日差しも暖かく、明るい光を見るからでしょうか、
それとも、春を待つ心が一気に開花するからでしょうか。

人と桜の交わりを、そしてその歴史を折に触れ、調べてみようかなと思いながら、
河津川に沿った桜並木を歩きました。

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2004年11月15日

浅草酉の市

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浅草 鷲神社 入り口

子供の頃の酉の市と言うと、今、考えますとやたらに寒かったように思います。

分厚いオーバーを着せられ、えりまきを首にぐるぐる巻きつけて、それでも、
吹き付ける北風が、やたらに冷たく感じたものでした。

それに比べて何で今はこんなに暖かいのでしょう。

昨今の酉の市と言いますと、季節の上では冬の始まりを感じさせますが、
それも名ばかりで、酉の市を歩いている人のなかには、なんとTシャツ一枚なんて
いう人も見られるのです。

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鷲神社 参道

酉の市もあちらこちらで、開かれますが、やはり、ここが本場です。

事あるごとに足を向ける浅草、雑然としたなかにある、浅草ですが何があっても、
私にとっては浅草大事であります。

今年のおとり様、二の酉は11月14日にありました。

JR鶯谷駅から入谷を越えて、まもなくで、この鷲(おおとり)神社入り口です。

この提灯を見ただけで、もうこころ踊り、胸はずむ思いであります。

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商売繁盛熊手売り

境内から始まり、迷路のように入り組んだ、くまで売りのお店が並びます。

その数といったら、数えたことはありませんが、何しろ大変な店数になります。

くまでの、この目まぐるしいまでの、色とりどりの色彩美、絢爛豪華さを競う
作り手の意気込み、見ているだけでも楽しさが味わえるというものです。

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大提灯の数々

参詣者はやはりご近所の人が中心でしょう。

遠くから出かけて来るという人は、何らかのこの地に縁がある人なのかも知れません。

私はこの神社からですと、歩いて3分か4分程のところで生まれました。

この地を離れて随分経ちますが、不思議なものでどこを歩いても迷った事が無いのです。

子供の頃の本能でしょうか。

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鷲神社 正面

酉の市の由来というのを昔聞いた事があります。

江戸時代の頃でありますが、その頃は江戸中、どこだって原野の様なもので、
田んぼが、あちらこちらに、広がっていたようであります。

落語にも出てきますが、入谷田んぼ、吉原田んぼなども、そのひとつであります。

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すき焼きの米久の提灯

そのような原っぱが、江戸の中にあちらこちらに点在していたわけですが、
すると、その原っぱに冬になると、北の国から鳥が越冬しにやって来ます。

10月末ごろからやって来る大きな鳥、小さな鳥、さまざまな種類の鳥がいたと思います。

なかでも鶴、しらさぎなどの大きな鳥は人気があったでしょう。

今度はそれを見に来る人が集まるようになりました。

見に来る人のなかには、餌さを持ってくる人もいたでしょう。

今で言うバードウォチングというものであります。


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今年は熊手が売れています

遠くから来る大きな鳥たちも、10月末から来年の3月までいるわけですが、
鳥のなかには、来ている間に怪我もするでしょうし、また、死んだりするものもいるわけです。

そして、その亡がらを葬むってやったり、石ひとつ置いてあげる人もいたでしょう。

そして、そのうちには、ささやかな祠を作ったり、祭る人々が出るようにもなります。

祠から、今度はお宮になり、それが進み、ひとつの社にまで、発展するようになります。

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鷲神社山門

江戸の中にそういう場所がところどころ見られるようになり、そこが後の大鳥神社と
言われるものになったそうであります。

大きな鳥、鶴、しらさぎ等が、来ていた場所が、大鳥神社の起こりだそうです。

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浅草ならではの賑わい

ただ、浅草の場合は大鳥ではなく、鷲という字を使って鷲神社と言っています。

それらの神社に人が大勢来るようになりますと、今度はそれを目当てに、
その近くに遊郭がその当時出来始めました。

浅草には昔から知られる吉原があり、品川、新宿、そして練馬にも以前あったそうです。

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お祓いの青年たち

鷲神社入り口には、白装束の若いお兄ちゃん二人が、参詣者にお祓いをしています。

神妙な顔つきというか、可愛い顔をして、真剣に祓っています。

白い着物のすそを、ちょいと見たら、足元はアデダスのジョギングシューズでした。

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ひさご通り商店街

ここまでくれば、私としては、夜遅くとも浅草寺にも行かないわけにはいきません。

千束を越えて、このひさご通り商店街を行けば観音様の裏手に出ます。

さすがに人通りも少ない商店街です。

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夜の浅草寺

暗い花やしきの脇を歩いて行きますと、照明に照らされた浅草寺本堂が浮かび上がってきます。

もう、何年ぐらい前からでしょうか、この照明をするようになったのは。

それから、かなり夜遅くにも、参詣する人も、結構いるようであります。

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夜に浮かぶ五重塔

浅草寺本堂、左手にありますのが、この五重塔です。

私の大好きな塔でもあります。

もちろん昼間ですが、この五重塔を今までに何回かスケッチをしていますが、
ここには、大きな銀杏の木が、3本だったか、4本だったかありまして、それを前景に
しますと、また違った風景が展開いたします。

昼間なら、今の季節銀杏の黄色が、大変綺麗な時であります。

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浅草寺正面 この静けさ

本堂の大扉を午後5時に閉めてしまいます。

国際的な観光地としては、夏など日が燦燦とさしている頃に閉めてしまうのは、
いかにも早すぎると、地元の人たちも、浅草寺に陳情したようですが、浅草寺は、
そのかわり夜明けと共に扉は開けているとの返事でした。

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浅草寺山門

この浅草寺の山門は立派です。

ふだん雷門から仲見世を通り、ここまで来ますと、ああ又、観音様に来たなと思います。

夜の10時の観音様も、静かで、綺麗で、また新鮮です。

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仲見世通り

立川談志さんが良く言いますが、「浅草のロックなんか、夕方になると犬しか歩いていないね。

暗くなると、犬も歩いていないよ」、なんていいますが、ある程度はあたっています。

ロックを夜9時半頃通りましたが、ざっと数えて何人と言うくらい、渋谷、新宿、銀座などは、
これから人が出てくると言うくらい、浅草はどうしたら良いのでしょう。

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雷門

酉の市といえば、もう一年のしめくくりの年中行事。

今年は三の酉までありますが、それが終われば、本当に年の暮れを向えます。

このような季節の変わり目を感じさせるような、祭りごとも、何か人にけじめを、
つけさせる様にも思います。

私のふるさと、浅草の酉の市、今年もとりあえず無事に、まずは来る事が出来ました。

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2004年9月 5日

まつりの後に

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9月5日 午後9時15分 まつりの後に

今年のお祭りは、何とも、かんとも雨に降られぱなしでしたね。

2年に一度のことなのに、何もこんなに降らなくてもと、思うくらい降りました。

まつりにも、いろいろあります。

秋祭り、甘酒まつり、牛神まつり、田植えまつり、恵比寿祭り、暗闇まつり、喧嘩まつり、
荒神まつり、七夕まつり、裸まつり、花祭り、火祭りに星祭りと、どれもこれも、
人間くさく、人間そのものの、まつりです。

科学も文明も伴わない、生の人間、裸の人間そのものの祭典、そして人間讃歌。

代々続くこの営み、人間生きている証の確認を、今ここでしているようです。

まつりの後に。

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2004年9月 4日

さぁ !!  祭りだ!!  雨だッ!! 

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9月4日 午後7時  豪雨の祭り

東京は練馬、地元の氷川神社の秋の例大祭が行われています。

そのメインの、お神輿のお練が、9月4日の、今晩6時半頃から始まったのですが、
折からの物凄い雨に見舞われました。

ニュースで、今、云っていますが、練馬の集中豪雨、51ミリだそうです。

その豪雨の中のいくつもの、お神輿の行列、まぁ、何とも気の毒です。

盛り上がるわけがありません。

周りの掛け声だけは、威勢がいいのですが、担ぎ手は、トボトボ、ショボショボです。

だって周りの威勢のいいのは、濡れないように、みんな、傘さしているんですもの。

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祭前夜と今日の月

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9月3日 午後10時 提灯に明かりがともる


地元氷川神社のお祭りが、9月4日と5日に行われます。

4日の晩は、この通りが、神輿で溢れ、それは、それは賑やかです。

町内からひとつづつ、お神輿を出し、それが連なって、この道をねっていきます。

題して、連合渡御 ( れんごうとぎょう)

祭りの前の静けさです。

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9月3日 午後10時10分  今日の月

今夜の月はもう、だいぶ欠けました。

星と月を見るのが、私は大好きです。

この、サイトにも、Moon Phases によって、毎日の月の満ち欠けを見る事が
出来るようになりました。

これの良いところは、雨の日も曇りの日にも、今日の月が見られること、これは、
ありがたいです。

はやく、きれいな、三日月をこれで見てみたいものです。

月を見るのが好きという方は、とても多いですね。

どうぞ、みなさんも、ご覧になって下さい。

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