2016年7月10日

絵のあとさき  最近の二枚の絵

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その日は陽も出てはいるのですが、ごく薄い雲も広がっている。そんな感じの天気でした。

真冬の日の快晴ならば正面に見える新宿方面の高層ビル群そこから右に視線を移すと、
遠くに青みがかった丹沢山塊がうっすらと望め、その頂の上には、雪をかぶった、きれいな
富士山が見られるところです。

練馬区役所19階。私のお絵描き教室として、お借りしている室内からの眺めです。

区の職員さんから伺えば、この19階高さは、約100メートルあるそうです。

私の背後では、お絵描きに参加されている皆さんが、生花を前にして、今、真剣に
絵に取り組んでいるところです。

実に静かてきす。


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定員30名という室内は、広くて、明るく、そして展望も良く、最高の会場だと思っています。

回を重ねて、約8年になりますが、メンバーは当初から、ほとんど変わりません。

非常に安定した絵画クラブといえそうです。

3時間の写生会。その成果のほどは。それはそれは、見事な出来栄えであります。


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ブルーサルビア 28×38㎝ アルシュ紙 水彩


この絵は5月のお教室のときのために描いたものです。

サルビアも今ではいろんな色の花を見ることができますが、このブルーの花の色は
珍しいと思い選んで描いてみました。

ブルーと言っても、単調な青一色ではなく、わずかに赤紫が入る色調で、その色作りには
少々頭を痛めました。


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デルフイニュームとりんどう  28×38㎝ アルシュ紙  水彩


6月のお教室のために描いたものです。

どちらの花も今までに何回も描いているのですが、描くたびに難しい花だと思います。

お教室では室内のため花を描くことが多いですが、私自身としては、たまには好きな所に
行って、好きな山に登って、久し振りにたっぷりと、大きな山並みを前にして、昔のように
また、描いてみたいなと思っています。


                                  *

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2016年5月 3日

絵のあとさき 近頃描いた花のスケッチ

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「ビオラ」 アルッシュ紙 38×28㎝ 水彩


久し振りの更新です。
この小さな可憐な花、花弁はわずか、2センチほどで、かぼそい花ですが、数多くの花を付け
ますので、花は小花であっても、満開の時はそれなりに存在感もあります。

この「ビオラ」を描いたのは昨年の12月初旬のこと。

私の写生会のために描いたものです。

最近の写生会で使う花は、多くはポットに入った根の付いた花を用意して、それを皆さんに
描いてもらっています。
ひとりに対して一鉢づつ、たとえば、10人の時は10鉢、その時の人数分を用意して会場まで
持って行きます。

わけへだてなく、同じ種類、同じ花の色のもの、大きさまでそろえて持って行きます。

3時間ほどかかって、描いた後は自分の目の前にある、その花をお土産として、持って帰って
いただきます。


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「やぶこうじ」 別名「十両」 アルッシュ紙 38×28㎝ 水彩 


このスケッチも昨年12月中旬に描いたものです。
これは完全な鉢物ですし、私の大事にしているものですから、写生会には参考品として持参
して、描いてみたい人は描いていただきました。

「やぶこうじ」という名ですが、実に地味な名前だと思います。

別名十両とも言われているものです。
お正月あたりには小さな赤い実がつく事で、一種の縁起物としても好まれているようです。

これは十両ですが、一両と言うのもあるのです。

ところで、一両 十両 百両 千両 万両と、一同勢ぞろいして、お庭に植えてあるのを見たことが
あるのです。

それは鎌倉の金沢街道に面したところにある、浄明寺と言う有名なお寺さんがありますが、
その近くに報国寺という竹林でも知られています、実に品の良いお寺がありますが、その本堂の
脇に小さくまとまって植えられていたのを見たことがあります。

この「やぶこうじ」、まだ苗木なんですが、今は我家の庭に鉢から出して地植えにしてあります。

その植えられた姿を見ると、ひっそりと生きていくのが、似合っているような気がします。


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「マリーゴールド」 アルッシュ紙 38×28㎝ 水彩

今年に入って、3月27日に描いたものです。

これもポット植えのマリーゴールドで、皆さんに一鉢づつ差し上げたものです。

写生会の前の晩に、二鉢並べて花を多くして見栄え良く描いたつもりです。

これは黄色と赤茶色が鮮やかに目立つ花で、花弁自体が非常に厚みがあるので咲き始めると
花のもちがすごくいいのです。

ほっておくといつまでも花が付いているのですが、そのままにしておくと今度は下から
出てくる小さなつぼみ達が、いつまでも伸びてこないのです。

ですから、適当な所で花の色が少し変わってきたら、思い切って花柄として、取ることも
大切なようです。

花柄を取ってやった「マリーゴールド」、今では一気につぼみが大きくなり、いきおい良く咲き
続けています。


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{「新宿御苑の桜 カンザン」 モンバルキャンソン紙 27×22㎝ 水彩


春が来るたびにもう7年、いや8年を越しているかもしれませんが、毎年お絵描きの人たちと
お花見会を開いています。

そのほとんどが場所は桜の超名所「新宿御苑」でした。

ところが、この2年か3年ぐらい前から、苑内には徹底的にアルコールの持込が禁止される
ことになったのです。

その前からそのような禁止の看板は、入り口に出ていたのですが、持ち物の中まで調べるような
ことはなかったのですが、今はまったく違います。

徹底的に5、6人ほどの警備員によって調べられることになったのです。

満開の桜の木の下で、わずかな酒と心ばかりのお料理を楽しむ、それは古来からの日本の
伝統文化でもあったように思いますが。

本当に世の中には無粋な人もいるもので、何ともいたしかたのないものであります。

それ以来、3年前から場所を新宿御苑から代々木公園に変えています。

代々木公園はすごいです。

新宿御苑に対して反体制派ごとき立場をつらぬき続け、酒飲み、見んな おいで おいで、で、
四月中の桜の時期は、あの広大な公園のあちらこちらに、巨大なゴミ箱と簡易トイレが増設
されています。

その大いなるサービス精神には感動すらおぼえます。

代々木公園万歳って ・・・・・・それほどでもありませんが。

しかし、今年のお花見時期は雨が多かったですね。

予定していた代々木公園でのお花見は雨で中止。四月の中旬になれば、ソメイヨシノ中心の
代々木公園では桜がすっかり散っています。

やむを得ず今年に限ってお酒はありませんが、4月12日に新宿御苑にこっそり行ったのでした。

酒を飲まずに、きちんとして、しらふで桜を見て回る、実に健康的というか、面白くないというか。

それにしても四月中旬からの新宿御苑は山桜が見事です。

八重桜で私の好きなイチヨウ カンザン 緑色のギョイコウ フゲンゾウ ヤエベニシダレなどなど。

やっぱり新宿御苑はスバラシイ。

新宿御苑 万歳です。 いい加減な男だ。

勿論写生会の人たちも思い思いに綺麗な桜の一枝を描きました。

皆さんの絵を見ながら、また、私もすばやく15分ぐらいで描いたのが上のスケッチであります。

                             *

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2015年11月30日

絵のあとさき 「ホテル マウント富士」からの眺め

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「ホテル マウント富士」からの眺め 33㎝×24㎝ F4号ストラスモア紙 絵 プッポロ


今年もあと1ヶ月を残すのみとなりました。

まったく早いものです。この一年どんな絵を描いたでしょうか。

枚数だけは結構描いているのですが、さて、その出来ばえは。それがなかなか思うようには
いかないものです。

しかし、言葉を返して言えば、だから先があるから面白いのだと思っています。

完成されたものが、いとも簡単に出来たら、そこでおしまいになりますから。

私の「お絵描き教室」も、今年も一年間無事に過ごすことが出来ました。

皆さんにも沢山の思い出の詰まったステキな絵が、今年も残りました。


絵のあとさき。「ホテル マウント富士」からの眺め。それは勿論、富士山の姿です。

毎月の練馬区役所でのお教室のほかに、年に二度、春は5月、秋は10月と、すっかり
皆さんお馴染みになった、スケッチをかねた一泊二日の小旅行があります。


山中湖湖畔から一気に、ホテルの送迎バスが登ること、1404mの高台に建つのが「ホテル マウント
富士」で、以前から私は一度行ってみたいホテルのひとつでした。

名前だけは聞いているが行ったことがない、これが多くの人の事でもあるようです。

私にとっては一種の憧れのホテルでもあったのです。

新宿から富士急高速バスで山中湖。全18名の賑やかさでした。


上のスケッチは10月22日。午前6時半頃です。

ホテル5階からのベランダは、とても寒く、ガラス戸越しにぬくぬくと暖かな部屋から描いたものです。


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皆さんは赤富士を描きたいと意気込んでいましたが、ご覧のように実際赤富士になることは
なりましたが、その赤の色合いは、せいぜい10分あるかないかぐらいで、急速に普通の朝の
色に変わっていきます。

私のスケッチも始めは赤富士から描き始めましたが、線描きが終わり、色塗りの時には、
もうすっかり普通の富士山の色に戻っていました。

30分ほどで描いた憧れの富士山でしたが、終わってみれば普通の富士山ですね。:



*

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2015年8月25日

絵のあとさき  グラジオラスとリンドウ

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グラジォラスとリンドウ  42㎝×32㎝ 6号 モンバルキャンソン紙 絵 プッポロ


今年の夏は暑かったですね。

夏は暑いものと、決まってはいますが、それにしても、ひどい暑さでした。

その激しい猛暑続きもここにきて、ようやくやわらぎ、昼間はともかく、夜は大分しのぎ
やすくなりました。

ものすごい暑さが続く夏のときは、秋が早いなんてことを、どこかで昔、聞いたことがあります。

本当に、さわやかな秋を早く迎えたいものであります。

さて、当方のこのブログ、最近は絵を中心にした内容になっていますが、実際、私が絵の
お教室をやっていることもありますが、それにしても絵を描くのが、何だか私は好きなのです。

そこで、描いた私の絵をそのまま、このブログでも、みなさんにご紹介しながら、また、それに
まつわる文章を添えながら、進めていきたいと思っています。

これからは「絵のあとさき」という副題のもとに、たくさんの絵の中から、その絵を描いたときの
気持ちのありようなどが、うまく書けたらいいなと思っています。

「グラジォラスとリンドウ」の絵は、6月28日に描いたものです。

翌日の絵のお教室のために、夜遅くに描きました。

描き終えた時は日付が変わっていましたが、描き始めは、まだ28日でした。

お教室の当日は7種類前後の切花を用意して、お好きな花を描いていただく、これはいつもの
パターンです。

また、この絵がお手本だなんて、云うほどのものではありませんが、皆さんのテーブルの上に、
本当にさりげなく、そっと置いておくのです。

その絵をよく見る人、ちらっとだけ見る人、それだけでいいのです。

この程度の絵でいいなら、私にも描ける。そう思われたら、それは大成功なんです。

ところがどっこい、そう、うまくいかないのが、絵でもあるのですが。

たとえば、画面全体に、どの程度の大きさに描いたらいいのか、色はどのくらいの濃さで
つけたらいいのか、画用紙はどのくらいの大きさが描きやすいのか、紙質は ?
などなどが、じかにわかるのが、先程、さりげなく置いた、この一枚の絵であります。


今年でもう7年にもなる、お絵描き教室。

今では、みなさんそれぞれに、見事な絵を描かれるようになりました。本当に上手になりました。

さりげなくそっと置いた一枚の絵。

それも7年間,、欠かさず続いております。

細かいことは言わない。見れば分かるのです。

これが私のお絵描き教室の、上達法でもあるのです。


                               *

 


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2014年4月18日

写生会のために

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「水仙の花」 31㎝×42㎝ 6号 モンバルキャンソン紙 絵 プッポロ


少々季節はずれになりましたが、私の開いています、「小さなハイキング写生会」の
ために、描きました、2枚の絵をご紹介いたします。

水仙

一年中で一番、寒い1月中旬のことです。

この頃は花も最も少ない時だけに、水仙の花はとても、よく目立ちます。

ワンコロと散歩の時など、途中、通りすがりの、どこかのお宅の庭先で、ひっそり、
水仙が咲いていたりして、また、街中の花屋さんの店頭では、2本3本、カスミソウと、
一緒に束ねられて並んでいたりして。

その水仙を見る度に、まだまだ、さむい寒中なのに、春はもう、まじかですよと、云われて
いるような気さえいたします。


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「アルストロメリア」 38㎝×45㎝ 8号 モンバルキャンソン紙 絵 プッポロ


アルストロメリア、変わった名前です。

温室で栽培されるのか、年中花屋さんで見られます。

私のお教室でも、年に3回から4回ほど、この花を持って行っては、皆さんに描いて
もらっています。

このアルストロメリアも、最近では改良が進んでいるのか、いろんな花の色が出ています。

黄色を中心にしたもの、茶系のもの、また、赤紫を色濃く出したものなど、同じ花であっても
その都度気分も変わって、描き続けられるようであります。

このお教室も開設以来、5年半になりました。

そのたびにお手本なんてものではありませんが、事前に一枚二枚描いていきますが、それが
案外、私のための大きな、お教室でもあるようです。

                                :*

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2012年12月21日

絵を描く楽しみ

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今年もあと10日になりましたね。

この1年、思い返すと、いろいろな事がありました。面白かったこと。頭にきたこと。
感動したこと。哀しかったこと、さまざまな思いが、走馬灯のように、次から次え流れて
いきます。

その一年も大きなファイルに包まれて、遠くの彼方に過ぎ去ろうとしています。

毎年同じようなことをして、同じような一年を過ぎているようですが、ちょっと立ち止まって
振り返ると、一年一年、まったく違います。

楽しかったこと、面白かったこと、よく遊んだことは例年と同じように繰り返されますが、
哀しかったことは、その時、その時、のみの、ことで、特に親しい人の死、可愛がった
動物の死を目の前にした、悲しみの年は、永遠に忘れられない気がします。

それが、この一年でありました。


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「ダリア」  6号 モンバルキャンソン紙  絵 プッポロ


一番上の写真は、一年を通してやっております、私の「お絵描き教室」。その会場となる
練馬区役所、19階からの富士山の眺めです。

みなさんには、一生懸命絵を描いてもらっている間、天気に恵まれ、富士山でも見られれば
絵のアドバイスもちょっとお休み、、ファインダーを覗いては、パチパチやっています。


絵はダリアの花です。

最近の花は改良に改良を重ね、まったくそれらしくない花が出てきました。

これもその一種でしょうね。

あまりにも色が繊細で、そのグラデーションを描き表すのも難しいですが、ても、うまく
描かれた方も多かったですよ。


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「オンシジュームとデンファーラ」 6号 モンバルキャンソン紙 絵 プッポロ


先月の作品ですが、オンシジュームとデンファーラ。

洋ランの一種、オンシジューム。黄色い花びらは、ドレスを着た人形達が、ダンスを踊って
いるようで何とも、楽しい花です。

もう、今までに何回描いたでしょうか。描くたびに楽しく、私の大好きな花です。

赤紫の花、デンファーラの花びらの色は複雑で、良い色ですが絵具の色合わせに苦労
します。

それでも、時間を掛けて気に入った色が出た時、それは嬉しいものです。

「お絵描き教室」も、今年11月で、いよいよ4年目に入りました。

世の中、変わることはあっても、絵を描くことだけは、これからも続けたいと思っています。

また、みなさんも楽しみに参加されますが、案外私が一番楽しんでいるのかもしれません。

                                 *

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2012年12月14日

最近のスケッチ

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「ホトトギス」  F6号  モンパルキャンソン紙 絵 プッポロ


寒くなりましたね。

12月もなかば。寒いわけです。

それにしても、この急な寒さには、なんだか、だんだん体に応えるようになりました。

でも、その中にあっても、私の大切な「お絵描き教室」は、相変わらず盛況でございます。

上に掲げたのが「ホトトギス」の花です。

自宅で、この絵を描いたのが、10月20日ですから、もう2か月も前になりますが、今朝も
庭に降りて見ましたら、まだ、いくつかきれいに咲いているではありませんか。

それも、秋口よりも色鮮やかに、花もしっかり開いていたりして。

たぶん、この寒さで色の濃さが増したのかもしれません。


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さて、この船長さんと船員さんの、木彫りの人形ですが、やはり場所柄とでも云うの
でしょうか、横浜は大桟橋にあります、売店で買ったものです、

材質はかなり軽いもので、その方が彫るのが早いのかもしれません。

細部を見ますと、手彫りで結構、細かに造られています。

私はこの二人のぞれぞれの表情の良さに惹かれて買ったのでした。

単品で売られていたのですが、どちらか一人だけというのも、それは さびしいだろうと
二人そろって我が家にやってきたのです。

船長さんは船長さんらしく、重々しくどっしりとしています。

責任感のある、頼りがいのある、優しい船長さんに見受けられます。

それを横目で見ているのが、少々難ありの船員さん。

ギャンブル好き。酒好きで、前借の連続の生活。

しかしながら、なにか事が起きた時、この人ほど頼りになる人がいないほどの働き者。

だらしがないけど、船長さんにとっては、無くてはならない人。

それも、可愛くてしょうがない。

航海の時は、いつも一緒で、船長さんにとっては、最高の相棒。


そんな風に、私には見えるのです。


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「船長さんと船員さん」 F6号  モンパルキャンソン紙 絵 プッポロ


横浜で買ってから、この木彫りの人形は、もう、どのくらい経っただろうかと、手に取って
つくづく眺めてみました。

ざっと考えても、少なくとも10年はとうに経っています。

汚れるので、いつも並べているわけではありません。

今回久しぶりに出してみたのは、実は、なんとか絵に描いてみたかったからです。

もちろん今まで描いたことはありませんでした。


薄く薄く鉛筆を走らせ、輪郭を描いていく。徐々に顔の表情が浮き出てくる。

肩の線、骨格線と、なんとなく、それらしくなっていくときの、面白さは、花の絵には
ないものであります。

描いてみて、実物が持つ、その力強さには、遠く及びませんが、この二人に対する思いは、
多少は出たのではないかと思っているのですが。


                        +

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2012年10月 3日

二枚の絵

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F6号 41㎝×32㎝  モンバルキャンソン紙  絵 プッポロ 


ケイトウ  トルコキキヨウ  リューカデンドロン。

7種類ほどの花を買い、その中から、わりあい描きやすそうな花、三種類を選んで
描いてみました。

私のやっています、お絵描き教室のための、一枚の絵であります。

お手本というほどのものではありませんが、何かの参考にでもなればと、毎回
前の晩に描いては持っていきます。

6号の大きさのスケッチブックが、私は好きで、大半はこれで描いています。

参加されている方々は、ほとんど、これよりひと回り小さい4号を使っています。

どうせ描くなら大き目をと、お勧めもしているのですが、まだまだ、これでいいと、
いう方がほとんどです。

大きいと時間も掛かりますが、描きあがった時の嬉しさもまた、大きいものです。


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F6号 41㎝×32㎝ モンバルキャンソン紙  絵 プッポロ


ワックスフラワー。

花屋さんの店先で見つけた花ですが、最近は海外から新しく来る花も多いようです。

花の名前も現地の通りでは馴染みにくく、売りにくい。

そこで、いとも簡単にやさしい名前を付けてしまうことも多いそうです。

この花もワックスフラワーと店頭にでていました。

あまりにも安直な名のように思いますが。

ワックスフラワー。

どこを見てもワックスを感じさせるところは無いのですが。

まぁ、それはともかく、花はごく小さいですが、とても、綺麗な花です。


最近はつとめて、細かな根気のいる花を描くようにしています。

この春などは桜を4枚か、5枚描きました。

面倒な小さな花びらを出来るだけ一枚一枚を数える様にして描きました。

この、ワックスフラワーも、一本の枝そのままにほとんど忠実に描いたものです。


なぜこんなに細かな花を描いているのか、それは自分自身を試してもいるのです。

どこまで根気が続くのか、これでもか、これでもかの気分で描くのも結構楽しいもの
ですが、そしてその根気が途切れた時、その時がボケの始まりに・・・・・・・・・・

ようするにこれも、私にとっては、ひとつのボケの判断基準でも、あるようで。


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2012年6月18日

梅雨どきの花 あじさい

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今年は例年より若干梅雨入りが早かったようです。

毎年、同じように、季節の移り変わりがある、これも単純なことのようですが、
考えようよっては、とても大事なことで、世の中、これも平穏のひとつなのかも
しれません。

わが家の小さな庭にも、一株のアジサイが、地植えされています。

今年は肥料と選定が、良かったのか、なんと、14個もの、つぼみが付いて、
今、それが次々と、花を咲かせています。

一番最初に咲いたのが、この二本の花で、咲き始めてもう、2週間ほどにもなります。

ご存知の通り、この、ガクアジサイのまわりの、青い花びらは花ではなく、ガクと言って、
装飾花ともよばれるものです。

花は、真ん中の広い部分にある、小さなつぶつぶが、花びらのない花で、そこには
雄しべ、雌しべがあり、種子にもなるものであります。


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その一番最初に咲いた、あじさい2本を切り取り、一年ぶりに、久しぶりに、今日、
ゆっくりと描いてみたのでした。

使用した、10号という紙の大きさは、描いていても描きでもあり、手ごたえも感じられます。

まず全体の構図を決めて、そして、バランスを見ながら位置確認をして、いつものように
油性のペンテルの「カリグラフィペン」で、まず、線描きをしたのが、これであります。


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絵を描いている現場写真です。

なにしろ、ごちゃごちゃした中で、いつも描いています。

大きめの絵を描くときは、私は絶対イーゼルが必要です。

イーゼルがないと絵が描けないくらいです。

それで、今までにもいろいろ買っては使いましたが、いずれも使いにくく、ついに
見つけたのが、現在のイーゼルで、イタリア製です。

足は細いものの鉄製で、少々重いですが、実に使いやすいイーゼルです。

たしか、銀座の伊東屋で買ったもの。

もう、20年近く使っていますが。

このイーゼルのすごいところは、面が水平にもなるのです。

ですから水彩絵の具が、流れ落ちないのです。

実に良く出来ているものです。


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F10号 54㎝×46㎝ あじさい モンパルキャンソン紙  絵プッポロ
 

およそ、2時間ほどで描いたのがこの絵であります。

出来、不出来はともかく、とりあえず、サインをして、日付を入れて、これで良しとします。

今日は、珍しく、さっそく額に入れてみました。

額に入れると、どんな絵でも、数段、見栄えが良くなるものです。

さて、4月にも同じ10号の大きさで、大桜を描きましたが、やはり大きな絵は描いていて、
面白いです。

そして、また、来週は私の「お絵かき教室」が、練馬区役所であります。

その時は、庭にまだ咲いているアジサイを、数本切り取って行き、皆さんにも描いて
いただこうかと思っています。

この絵も持参しますが、いくらかでも、皆さんの参考にも、なればとも思っています。


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2012年4月18日

大桜をいただく

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知人に仕事上の、ちょっとした物を届けに行った。

通された室内には、今を盛りと咲いていた、大きな桜が飾ってあるのが目についた。

「すごい桜ですね」 と、云えば、知人は思い出したように、半分、持っていけばと
云ってくれる。

私が絵を描くのを知っているので、良ければ、これも描いてみたらとの、心づもり
だったのだと思う。

四、五本あったようだが、その中から大ぶりの二本を、無造作な感じで引き抜いて
新聞紙に包んでくれた。


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おおざくら  F10号 54㎝×46㎝ モンバルキャンソン 絵 プッポロ


今年は本当によく桜を描きました。

桜の風景画を含めて、6枚の絵を描いたのでした。

もう、桜の花は、今年は描くことも無いだろうと思っていたところでしたが、最後の
最後になって、それも今年一番の大桜が、思いがけず手に入ったのでした。

もう、描くこともないと思っていたのに、これは今年一番の桜の絵にしなければと
久し振り、F10号のスケッチブックを取り出しました。

F10号といえば、54㎝に46㎝という、かなりの大きさです。

せっかくの大桜を小さな画用紙では桜が気の毒です。

ほぼ原寸大の大きさに描いてみました。

花びらの数こそ少々省略していますが、とにかく、ひとつひとつ桜の花びらを、
それらしく、根気、根気で、約3時間30分ほどで、それも深夜に、ひとり、こつ
こつと、描いたのが、この桜であります。

お陰様で思わぬところで、今年、本当に最後になるであろう桜を思い切って
描く事が出来ました。

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