2006年6月26日

キャノン Power Shot A520

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私の愛用していたデジタルカメラ、キャノン パワーショット A70は、購入してから
2年半がたちまました。

単三電池なんと、4本も使うので、少々重たい感じはありましたが、写真はまずまずの
写り具合で重宝し、また大事に使っていました。

ところが先日、急に液晶画面全体が赤むらさき色に変わってしまったのです。

液晶画面だけではなく、当然プリントにしても、その変な色合いは、そのまま出てきまして、
何ともその写真は、オドロオドロの不気味な映像が現れてくるのです。


時として赤むらさきから赤青むらさき色にまで妖変して。

オカルト写真を撮るなら絶対有利でありますが、たとえば家のかみさんを、
これで撮って御覧なさい。

凄いことに !!! ・・・・・・・( ゚Д゚)ヒョエー 


キャノンのホームページから、新宿のサービスセンターの電話番号を調べ、修理代の見積、
日数などを聞いてみますと、今は修理代は均一料金で約7800円ほど、もっとも
修理内容によっては、多少異なるのは云うまでもないようで、まぁ結構な値段だなぁと、
それに2年半しか使っていないのになぁと思いながら、再び、また、キャノンの
ホームページをズーッと見ていくと、ふと目にとまったのが、「デジタルカメラ、
デジタルビデオカメラをご使用の皆様へ」 のお知らせである。

そこにはキャノンのデジタルカメラ、ビデオカメラの製品のCCDの一部に不具合があり
画像の乱れ、写らない等の現象が発生する場合があるとの案内であります。

その対象製品のデジタルカメラを見ますと。

「パーワーショット A60 A70 A75 A300 A310 IXYデジタル320 30 30a とある。


なんと!! なんと!! パーワーショット A70 が入っているではありませんか。

胸が躍る !!  心が躍る !!


そうだ !! きっとこれだ !!

そうだよな、頼むからこれだよな これにしてもらいたいなぁ と、その時、心の中でさけんだ !!

再びキャノンの新宿なんとかセンターに電話をする。

今度は女性の声でやけに落着いている。

こっちはそうはいかない。

「きっと お宅のホームページに出ていたこれですよね !! そうですよね !! 」

「拝見させて頂きまして それに該当するようでしたら 修理は無料でございます」


この人は何があっても落着いている。


「画像は写るんでしょうか ? 」

「写る事は写りますが 何しろ変な色で すごく怖い顔に写ります」


「 ? 」

「 とりあえず お持ちになって下さい  ご迷惑をお掛けしております」

ご迷惑なんかぜんぜんなっていない、出来ればご迷惑の方になってもらいたいのだ。

数日後大江戸線で出かけて、都庁前駅で降りた。

A1の出口を外に出れば、もう、目の前がキャノンの新宿QRセンターであります。

綺麗なショールームで、傍らでは今、デジタルカメラの使い方の講習をやっています。

洗練された照明に輝く新製品の数々、まばゆいばかりの雰囲気です。


年輩の方が対応してくれます。

「しはらくお待ち下さい」 と奥に行くが、すぐに戻ってくる。小箱を抱えて。


「申しわけございませんが この新しいカメラと交換させていただきたいのですが どうでしょうか」

と、カメラが入っているのでしょう、その小さな箱をカウンターに置く。

なに、新しいカメラと交換と ・・・・・・・ 新しいカメラと・・・。


「はい A70より ズーッと性能が良くなっております いかがでしょうか ? 」


今度はもっと胸が躍る !!

そして 大声を出して思いきり笑いたくなるのだ。うれしくて !!


だがここで、私は大声で笑う事はゆるされない。


この場にあって、あまりにはしゃいで、嬉しそうな顔をするのは、男としてはしたない。

胸の中の嬉しさと、笑いをこらえて。


「そうですか それは しょうが無いですね」 と、ややトーンを落として静かに言ったものの、
声はやっぱり、うわずっていた。


「CCDの配線の接触の外れがありまして 誠にご迷惑をお掛けしております」

いやっ そんなことはありゃしません。

よくもまぁ、あなた配線が外れてくれました !!

なにっ !! 性能がズーッといいと、うーん 嬉しい。

それで、なにっ!!   メモリーカードも128Mを付けてくれると ウーン ! 気が狂いそうだ ・・・・・

PowerShot A520 とにかく軽いのです。

単三電池二本使用になったのもありますが、ズームも今まではデジタル9倍でしたが、
14倍にもなりました。

いい写真が撮れるでしょう。

これでカメラだけは、バッチリです。


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2006年6月 2日

フイルム絶対主義 ?

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 「ノア」  デジタルカメラによるモノクロ写真

アサヒカメラ6月号は「フイルム絶対主義」という特集を組んでいます。

デジタルカメラ全盛の中にあって、昨年はニコンのフイルムカメラは数機を残して
撤退すると、また、先日はキャノンも新たなフイルムカメラの新規開発はしないと発表するなど、
これらによつて、ますます窮地に立たされ、衰退の加速が早まるのではないかと言われています。

写真好きの私としてもこの特集には少なからず関心があります。

カメラ雑誌を手にするなど昔は毎月読んでいたものでしたが、最近はとんと
ご無沙汰でありまして、もう何年振りでしょうか。

荒木のぶよし氏、しらはたしろう氏、立木義浩氏、坂田栄一郎氏、白川義員氏、
水越武氏、佐内正史氏など、当代を代表する方々が、それぞれにコメントを
寄せていますが、いづれも中高年で、当然懐古的な意味も含めて、フイルム主義を唱えています。

その中でも荒木氏、立木氏、佐内氏などは、デジタルにも多少の使い方の
違いもありますが、理解を示し実際にかなりの仕事に使われているようです。

やはりプロである以上は写真の依頼者があっての仕事で、相手が記憶カードで
渡して欲しいといわれれば、その様にしなければならないと。

荒木氏は「私は写真はなるべく薄っぺらに見せたい 芸術とは距離をおきたい 
フイルム写真も撮るだけで ノーマル指定するだけで あとはラボまかせ 
デジタルも撮るだけで 記憶カードを渡すだけ 単純に今日は何をした 何撮った 
ただそういうのを読者が喜ぶっていうから 情報としての写真だね」って云っています。

デジタルでは本格的には撮っていないのか質問には「やんない !! やんない !! 
 その点モノクロにこだわっているのは私が思っている「写真」に近いから」とも云っております。

山岳写真のしらはた氏は独自の世界を持っており、フイルムカメラ一筋で
これからも活躍されるようであります。

立木氏はキャノンのデジタルの広告にも出られていますので、当然ながら
フイルム絶対主義というわけではありません。

街中で見る大型の写真はデジタルのおかげであり、至近距離で楽しむのは
やっぱりフイルムの力強さて、撮影テーマによって使い分けることもこれからは
大事といっております。

またモノクロ写真へのこだわりも強く、肉眼では色がついて見える光景も、
モノクロフイルムで撮ると、モノクロになる、あたりまえの事だが、この凄さはないねとも、
そして、モノクロ写真には、見る者を引きつけるオーラがあるとも云われます。

さて、久し振りに目を通したアサヒカメラ、昔は仕事としても読んでいましたが、
その当時はフイルム一辺倒、それは穏やかなものでした。

解像度にしのぎを削るデジタル業界ですが、この中で、赤城耕一氏が
面白い一文を書かれています。

今、デジタル画像を、いかにして、フイルム画像に似せた発色、コントラスト
、階調、粒状感を再現させるか、その研究が進んでいると、これならば最初から
フイルムを使えばいいのではないかと、また、何万画素の画質云々に至っては、
最高の画質が最高の写真を生み出すわけではないところが、写真の面白さであるとも
述べております。

しかし、今ではフイルムで撮っても、ラボに持って行けばフイルムをスキャナーに取り込み、
デジタル化してからプリントするというのですから、何がなんだか分かりませんね。

フイルムカメラからデジタルカメラへ、あれもこれもみんなカメラ会社がやっている事。

これじゃあ、まるで、発泡酒を作って、ビールが売れなくなり、今度はその他の雑酒を作って、
発泡酒が売れなくなったのと何だか大差ない感じですね。


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