2015年1月30日

我家の愛犬コロが2才になりました

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平成12年12月16日生まれ。

出生地は千葉県東金市にあります、パピヨンの専門店「マダムパピヨン」さんであります。

犬舎の優しいお姉さんに抱かれた、まだ、生後1ヶ月の時のコロであります。

これから、長い生涯が始まるわけですが、早いもので、この赤ちゃんコロが、無事に
2才の誕生日を迎えることができました。

あらためて、2才までの足跡を、アルバムから追ってみました。


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「マダムパピヨン」さんでは、生後1ヶ月 2ヶ月で子犬を受け取るわけにはいかないのです。

最低3ヶ月は、たってからになります。

母親と一緒に過ごす時間を持たせているのです。

この生後、約3ヶ月を親と過ごすと言うことは、後々、ワンコロにとっても、飼い主にとっても
とても大事なことのようであります。

わずかな月日ではありますが、その間に母親から、又、「マダム パピヨン犬舎」の先生達から、
様々な大切なことを学ぶ期間でもあるのです。

たとえばトイレのの問題があります。

充分にしつけられたのか、いよいよ、3ヶ月が過ぎて、我家に来たとき、犬舎で言われたとおり、
あらかじめ、ケージに新聞紙を広げておいたら、コロは真っ先に、そこに飛び込み、その新聞紙
の上にきちんと、オシッコをしたのです。

どうやって教えてくれたのか、これにはびっくりしました。

その後いまだに、トイレの失敗はありません。

我家に迎い入れたのは、平成13年3月3日の事でありました。


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生後4ヶ月が過ぎ、外の散歩が許され、生まれて初めて、この日、道路を歩いたのでした。

我家の周辺には数多くの公園がありますが、その中でも特に綺麗な公園を選び、そこまで
抱っこして行き、そっと、地べたに下ろしてみました。

家の中では、すでに駆けずり回っていたのに、ここでは、まったく固まってしまい、びくとも
しません。

立ったままで、まったく動かない。わずかに10センチ動くのに、それから15分程かかりました。

今となっては懐かしい思い出です。


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数ある公園の中でも、我家から一番近いのが、通称タコ公園と言う公園であります。

写真は生後7ヶ月たった時のものです。

この頃になりますと、こわいもの知らずで、駆けずり回わっています。

それと同時に何を見ても、初めてのものばかり、急に立ち止っては興味を持ったものを、
しばらく見続けることが多くなってきました。


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平成13年12月8日。

あたりはすっかり秋も深まり初冬の姿も見られます。

テニスコート場の周りのイチョウ並木もいよいよ色ずき、風にあおられた黄色い葉を面白そうに
追ったりしています。

あと8日で満1才になるところです。


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それから、しばらく間があいて、平成14年7月になりました。1才と7ヶ月です。

時として成犬の顔立ちを見せることがあります。

幼犬になったり、子犬になったり、大人の顔になったり、その日、その日に変化を見せるのも
犬と共に生活する中での、これも楽しみかもしれません。

耳から伸びる黒い飾り毛も伸び始めウエーブもかかり、パピヨン独特のスタイルになって
きました。


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上の写真から1ヶ月後の姿ですが、これなどは、まだまだ子供の感じです。

パピヨン特有の毛の長さ、耳から伸びる黒の飾り毛、この飾り毛の毛の細いこと。

ブラッシングするにも、切れないように細心の注意が必要です。


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平成14年10月

生後1年と10ヶ月になりました。

生まれた時は毛並みも、かなり黒ぽかったのですが、今ではすっかり金髪になってきました。

父親はチャンピオンで、母親はチャンピオンの孫にあたります。

特にチャンピオンの父親はハンサムで、綺麗なワンコロです。

コロも少しずつ、ちかずいているようです。


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生後1年11ヶ月。

2度目の秋を迎えました。

枯葉が風に舞っても、もう、あまり追うことも、しなくなりました。

しっぽの一本の毛の長さを測ってみたら、何と45センチ。もう、地べたすれすれです。

また、ご近所の奥様は、「私、この黒い毛のところが大好き」と、合うたびに云われます。

いろいろ好き好きがあるものです。、


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コロの足で約3分ほどの所にあるのが、お馴染みのタコ公園です。

赤いのが、タコのすべり台です。

まだ早朝ですから誰もいませんが、昼間は小さなお子さんたちを中心にして、大賑わいに
なります。

黄色いのはケヤキで、少々赤っぽいのは桜の木です。

その桜も結構多くて、4月の桜の季節ともなりますと、皆さん引き物など持参して、広げては
格好のお花見の場所になっています。


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平成14年11月

生後2度目の秋そして、まもなく生後2才の誕生日を迎える頃になりました。

それにしても、千葉県東金にあります、「マダムパピヨン犬舎」さんからは、楽しくて、
良いワンコロが、授かったものであります。

しかし、長い間、ワンコロを飼っている私としても、ただ、楽しいことばかりではありません。

現在のコロが、六代目。六頭目です。

それぞれにみんな、いい子ばかりでした。何年経っても全員しっかり覚えています。

よく遊んで遊んで、楽しかった毎日でしたが、必ず別れがあります

その別れほど悲しいものはありません。

だから、共にいる内は、めいいっぱい可愛がるのです。

悲しいけど、それでも、また、ワンコロを飼う。

それは悲しみよりも、ずっとずっと、楽しさのほうが、何倍も何倍も多いからです。

去っていったワンコロたちの、楽しい思い出も、切ない思い出も、ひとつひとつが私の
大切な宝物でもあるのです。


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この頃になりますと、自分の主張が、はっきり出てくるのでしょうか。

たとえば散歩です。その要求がすごいのです。

何が何でも散歩をさせるのです。これには、つい負けてしまうのです。

朝と夕方の2度、約20分ほどの散歩が続きます。

忙しくて後回しなど、しようものなら、こわい顔をしたりして、だから、何を差し置いても
まず先に散歩になります。

結局は私の良い運動にも、なっているのですが。


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平成14年11月

タコ公園に隣接して、図書館があり、その隣が生涯学習センターがあります。

道路を隔てて、テニスコートがあり、小学校もある。

文教地区とも云えそうな、そして、緑の多いところです。

ですから、散歩コースには、ことかきません。

雪ならぬ、落葉がつもりそうです。


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2才を無事に迎えた、我家の愛犬、コロ。

これからの、まだまだ永い生涯、始まったばかりですが、共に元気で過ごしたいと
思います。

お互いケンカせず、ソンケイし合い、シンシのつき合いで、いきたいと思います。


      コロ君  2才  おめでとう

      
     
      

      


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2013年12月22日

コロも一才になりました

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我が家からワンコロの足で普通に歩いても、2分ほどで、ここにこられます。

あたりは、緑のとっても多い所で、区営のテニスコートあり、生涯学習センターあり、
ふり返れば、小学校もあり、小さな子供たちで、いつも賑わっている、公園もあります。

春には、沢山の大桜のソメイヨシノが咲き、夏は大きなケヤキが葉をいつぱい広げて、
日陰をつくります。

晩秋から初冬にかけては、きれいなイチョウの黄色が、目に輝くように見られます。


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愛犬、コロが我が家にやってきたのは、今年のまだ寒い時の3月3日のことでした。

生まれたのは千葉県、東金にあります、「マダムパピヨン」 さんの犬舎でした。

母親と2ヵ月半すごし、そして、我が家に来てくれた、大切なコロであります。


そのコロが。毎朝かかさず、私と散歩するのが、この場所であります。


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見なれた風景でもコロにしてみれば、初めての四季の移り変わりです。

イチョウのきれいな葉がお気に入りのようで、風に舞うと、それを無邪気に追いかける。

季節はずれに咲いている、小さな一輪の黄色の花にも、匂いをかいで確かめる

突然、振り返っては、立ち止まり、誰もいないはずなのに、じっと、遠くの一方向を見続けていたり
して、何かを感じている様子です。

あれもこれも、これから成犬になるための学習をしているのでしょうか。


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一年過ぎたら、どのくらいおとなしくなるのか、二年たったら、どのくらい聞き分けが、
よくなるのか。

昨年亡くなった、先代のパピヨンの「ノア」は、約10年でしたが、毎日一緒に生活を
していたのにもかかわらず、子犬の時の様子はどうだったのか、2年、3年の時は
どうだったか、ほとんど思い出せないのです。


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おそらくそれは、毎日、毎日が、あわただしく過ごしていて、日々はあっという間に過ぎて
ゆき、記憶にとどめないくらい、早かったからかも、しれません。


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コロは、ご近所の皆さんにも、大変人気があり、また、好かれています。

人見知りはしない、誰に対しても、ものすごく愛想が良く、実に面白いワンコロです。

本当に、これほど楽天家だったら、生きていくのも楽だろうなと、コロの顔を見ながら
私は思うことがあります。


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さて、今年もあとわずかになりました。

一年も本当に早いものですね。

この一年間、沢山のご訪問いただき、ありがとうございました。

更新も、とどこおりがちですが、また、来年もよろしくお願い致します。

皆様にとりましても、どうぞ、良いお年になりますようにお祈りいたします。


                         
                                 プッポロ   


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2009年3月28日

イケメン ノアが6才の誕生日 

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フランス原産といわれ、かの有名なマリーアントワネットも、ことのほかこの犬を好んだという。

そのパピヨンの 「ノア」 が、この3月で、めでたく、6才の誕生日を迎えました。

今年も例年通り、それを祝って池袋の西武デパートの地下まで、赤飯の折を四個ばかり
買いに行き、近くに住む親戚一同におくばりし、ご挨拶もしたものでした。

赤飯の売場では女性店員が 「のしはどうなさいますか」 と、聞かれるものだから、

「そうですね・・・・・・内祝いにしておいて下さい」と。

「お名前は 何とお入れしましょうか」 と、ふたたび聞かれ、まさか 「ノア」 と入れといて
くださいとは云いにくく、

「うーん まぁ 名前はいいでしょう」 で、帰ってきたのですが、本心は入れてみたかったです。


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イケメン ノア。

とにかく可愛い。

とにかく頭がいい。

とにかくきれい。

フランスの犬なのに、日本語をすらすらと理解する。

うっかり家内と話が出来ない時がある。

自分中心に物事を理解し、ようするに自分に都合の良いように解釈して、それについて要求をしてくる。

だから面倒な事が度々出てきます。


込み入った大事な話は、本人が寝てからにしていますが。


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ほっとひと息ついた時、やっと座る事が出来たと思いきや、すかさずそれを見逃さず
ひまになったんだからと、小さな熊のぬいぐるみをくわえて飛んでくる。

これを投げろと命令する。

投げては取りに行き、投げてやっては取って来る。

それをあなた、思いっきり、力いっぱい30回もやってごらんなさい。

先日も何となく肩が重く、にぶい痛みがとれず、定期的に検診に行っている、いつもの虎ノ門病院で
ついでに、この事を聞いてみた。

「先生 このところずーっと 肩が痛くてしょうがないのです」

「どうかしたのですか」

「実は我が家のワンコロに、熊ちゃんのぬいぐるみを、思いっきり投げてから・・・・・」


先生は じっと私の顔を見ていましたが ・・・・・・


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犬種の中では一番毛の長さが長いかもしれません。

しっぽの毛など45㎝ほどあります。

お腹の毛など、もう少しで地べたにつきそうです。

散歩などしていて、後ろから強い風にあおられると、しっぽの毛がふわっと顔面までかぶさります。

綺麗といえばきれいですが、それは丁度、全身鳥の羽で飾った、あの宝塚のフィナーレみたい。


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私の人生の大半が、常に犬と共にあるようです。

今までに数多くの犬と生活してきましたが、それぞれの一頭一頭の顔を忘れることはありません。

昔は犬を飼うとなると、雑種が普通でして、新聞の差し上げますの案内を見ては、御徒町まで
貰いにいったり、庭に迷い込んだ親子の犬が、そのまま居ついたりと、大型犬だったり、小型
だったりと、また、貰ったのはいいけれど、どうしても毎日泣き止まず、あまりにもかわいそうだと、
もとの家にまた返しにいったりと、犬にまつわる思い出は数限りなくあります。


それにしても昔は何だか犬の寿命が短かったですね。

大体5年から7年が多かったように思います。

その頃はそれが普通だと思っていました。

短命の原因は、恐らくそれは食塩の取りすぎにあったような気がします。

御飯に味噌汁か、人間の食べ残りのようなものでしたもの。

ドックフードが出来て30年ぐらいになるでしょうか。

それになってから、格段に犬の寿命が延びています。

「ノア」が来る前の、柴犬の「チャロ」などは、なんと18年の長寿でした。

これも良い犬でした。


さまざまな良い犬に恵まれてきていますが、またまた、このイケメン ノアは無事に6才の
誕生日。

人間にたとえるならば、犬は一年に四つ年を取るそうで、6年たって今、24才というところ。


ウーン ノアは今 花の青春時代か !!

                      *

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2008年2月28日

我が家の 「ノア」  5才の誕生日

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2008年2月26日

我が家の、パピヨンの「ノア」が、この3月13日で早いもので、もう、5才になる。

毎日、何回となく顔を見ては、かわいい 可愛いの言葉を私は口にする。

縁あって我が家に来てはくれたが、もっとよい嫁ぎ先の家があったろうに、とも・・・・
いや、男の子だから嫁ぎ先とは云わないか。

文句なく、かわいいと思っている。

性質は実に忠実で頭脳明晰であり、素直そのものである。
あれを持っておいで、これを持って来てと云えば、何はともあれ急いで持ってくる。
それも持って来る物を間違えた事がない。

また、じっくり人の話を聞いていて、その話の意味がかなり判っているようにもみえる。

日本語のわかるフランス原産の犬である。

パピヨンといえば、話題に出てくるのが、いつも、マリーアントワネット。

この、マリーちゃんも、大のパピヨン好きだったらしい。
数々の逸話が残っているようだ。

パピヨン、フランス語で蝶々を意味するらしい。

耳が三角で大きく、そのふたつの三角形が、まるで蝶々の様だからとある。

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2004年1月4日

生後3週間の時、環七に面した杉並区方南町近くにある、犬の「コジマ」で、
偶然、彼と目と目が合って、一目ぼれ、一瞬の内に縁結びをしたのだった。
生きたぬいぐるみとは、この事か、と思わせるほど、繊細な美しさだった。

「ノア」の名は聖書に出てくる「ノア」の箱舟から ・・・・・・・

みんなの心を救ってくれる様にと ・・・・・・・・ 願いながら。

それほどでもないか  dog

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2003年6月21日

私の犬への遍歴は大変に永く、今までの人生の大半に常にすぐそばには、
いつも犬がいたように思う。

その中でも、今でも忘れられない多くの、賢い犬達がはっきり思い出される。

ずいぶん昔になるが、雑種で茶色の「べス」という犬がいた。

名前はエリザベスから取ったもので、それはその当時の毎日新聞の、
子犬あげますの掲示板を見て、電話で連絡し、御徒町駅の近くのそのお家まで、
その子犬をいただきに行った。

小さなダンボール箱に入れられていた可愛い子犬たち、たしか4頭ぐらいいたと思う。
その中で私に飛びかかるようにして、なついて来た、一番小さい子を思わず
抱き上げてしまった。
離しがたい気持ちがわき上がり、それをそのまま、頂くことになった。

とっても、いい犬だった。

カラダは小さいながらも頑張りやで、けなげな犬というのか、一方、手が早い
とでも言うのか、庭で綱に繋がれていたにもかかわらず、知らぬ間に、1年たらずで
何と妊娠していたのだった。

真っ白な小さな赤ちゃん犬を、2頭生んだ。

スルリと音もなく、まるでソーセージのような形で出てきた。

口で袋をやぶり、今度はさかんに舐めては、その子供を乾かそうとする。

お産のときは、そばにいてやると安心すると前々から聞いていたので、
その一部始終を見届ける事になった。

それは感動そのものでもあった。

だが、残念なことに1頭はその時、間もなく死んでしまった。

でも死んだのが判らないのか、いつまでもいつまでも、舐め続ける、その姿には
胸が痛み、とても切なかったことを今でも覚えている。

母親の倍ぐらいの大きさにまでなった、その白い犬は「チロ」と名づけた。
からだ全身真っ白で、それはきれいな犬だった。

我が家で生まれただけあって、ものすごく素直でやさしく、口の中に手を
突っ込んでも嫌がらず、誰にも好かれた犬だった。

子供が小さい頃、よくこの「チロ」の背中に乗せたもので、もちろん手で支えて
やってのことだが、庭中を、とことことよく歩き回ったことも忘れられない。

親子ともども、仲が良く10年ほど暮らして、ともに同じように世を去った。

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2005年5月16日

我が家の男の子二人も、やはり犬が大好きで、また犬を飼おうという。

今度は子供達からの希望である。

電話帳で調べ、問い合わせをして、渋谷の宇田川町、NHKの近くにある
ペットショップに、当時乗っていた、フォルクスワーゲン 黄色のビートルで、
一家総出で犬を引き取りに行った。

今度は初めての血統書つきの「柴犬」である。

生後3ヶ月を少々超えているためか、値段は格安の3万円。

しかし、そこの主人は、その犬を抱いたまま、あっちに行ったり、こっちを
ふらふらするばかりで、私たちに渡そうとしない。

あらかじめ電話で話し合ったのは、その主人の奥さんとであって、
その主人はどうも抱いている犬を手放したくないみたいに見えたのだった。

それでついつい、売り惜しみ、3ヶ月も経ってしまった。
どうもそのように私には思えた。

結局はその「柴犬」を約束通り、譲り受けることになったのだが、あとで、
奥さんと、ひと悶着があったのではないかと思う。

「犬屋が犬を売らないで どうするんだょ !! しっかりおしよ !! 」 って。

「チャロ」という名を付けた。  茶色のやや小型の「柴犬」。

これは本当に利口だった。

どんな好きな食べ物でも、他人がくれるものは、けっして口にしなかった。

散歩でも鉄板は除けて歩く。
鉄板を信用しない。
落ちるかもしれないと。

八ヶ岳の編笠山の南麓にある、私の山小屋 「プッポロ」 にも、毎回、欠かさず
共にした。

小淵沢インターチェンジを降りると、もう山に来たと全身で嬉しさを表し、
千切れんばかりにしっぽをふる。

滞在中は終日、標高1250メートルの山中を飛ぶように駆けめぐった。

本当に賢い犬だった。

東京と長野、行ったり来たりの18年間の長い、豪快な生涯だった。

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2008年2月26日

さて、犬を永く飼っていると、楽しいことばかりではない。
それぞれに悲しい思い出も、その裏にはある。

あれは小学生の頃か、中学生の頃か、大事に大事に可愛がっていた
自分の犬がいた。

ごく普通の茶色の中型犬であった。

その頃は放し飼いをしている家も多く、一日中、外に出しっぱなし、夕方になると
自然にまた帰ってくるという具合で、まだ、のんきな時代でもあった。

いわゆる、野良犬というのも、良く見かけたものでもある。

私は帰ってこないと困るので、いつも綱につけていたのだが、その時
たまたま、何となく、綱をはずしてやったとたん外に飛び出して、そばを通りかかった
野犬狩りに捕まってしまった。

野良犬一掃の手段として、時々回っていることは知ってはいたが、まさか、その時に
来るとは思わなかった。

子供心にどうしていいのか判らず、悲しむばかりで、ただ泣きじゃくり、親も何とも致し方
無かったようで、みんなでおろおろするばかりだったのを、今でも鮮明に覚えている。


それから永い年月が経ち、その後、私は都立練馬保健所の職員になった。
配属されたのは、環境衛生防疫課で、地域住民のための予防接種などを担当した。

勤め始めて間もなくのこと、所内の中庭に、オリがあるのに気がついた。
先輩に聞けば野犬狩りで捕らえられた犬たちが、ここに3日か4日、このオリに拘留
されるのだと言う。

その間に問い合わせの無い犬、引取り手の無い犬は、三河島に移送されると・・・・・

まさか、3日か4日はここにいたとは。

知らないという事は、しょうがないもので、それを知ってさえいれば、あの時、
捕まった時、飛んで迎えに来たものをと、遠い昔のことながら、その所内の片隅で、
愕然とし、また、ひどく落ち込んだものだった。

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さて、昨年の晩秋の頃、紅葉まっさかりの代々木公園。

素敵な中年女性が、これもまた、きれいな真っ白な大型犬と共に林の中を
優雅に散歩をしていた。

それはまるで一枚の名画のように美しい。

ゆっくりとカーブしながら近寄ってくる、オシャレな女性と愛犬と。

ふと見ると、その犬の背には、これまた、ゴージャスな茶色の毛皮のコートを
羽織っていた。

今、犬たちにとって豊穣の時代なのか、それとも裏腹に人間のための大いなる受難の
時代でもあるのか。

それにしても、犬ってやっぱり面白いものです。


copyright

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2005年12月26日

我が家のパピヨン ノア

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我が家のパピヨン、ノアも二歳半になる。

かわいい盛りと言ったらいいのか。

毎日、明けてもくれても、「オーッ、かわいい、かわいい」 を、私は口にする。

頭をなでては、「どうしてこんなにかわいいんだろう、本当に、かわいいったら、
ありゃしない」 と、そして、「よくこんな家にあなたは、来てくれたね」 って、言うと、
今度はうちのカミさんがいやな顔をする。

「わたしゃ、こんな家、来なけりゃぁよかった」 と、その後は、それでいつも、ひともんちゃくをする。


朝晩の散歩のときに良く会う奥さんがいる。

年のころは70歳ほどか、大変に品のいい方で、言葉遣い、服装と言い、かなりのお宅の
奥様といった風情である。

不思議と散歩をしていると会う方で、会うと話がつい長くなり、私としては、たまには、
うっとうしくも感じるが、ノアをかわいがってくれるだけに、黙って通り過ぎるわけにもいかず、
つい話に話が続いてしまう。


「オーッ パピヨンちゃんね。かわいいわね。うちにもパピヨンちゃんが、18年いたのよ。
今でもお部屋に大きな写真がはってあるのよ。」

「本当に、このノアちゃんにそっくりなの。パピヨンは頭がいいのよね。このやわらかな毛並み、
絹のようね。そしてね、パピヨンは、皮膚がきれいな、ピンク色なのよね。
それでかしら匂いが全然ないでしょう。だからいいの」

「ノアちゃん、いつも、きれいにしているわ。すごく元気ね。かわいいわ。パピヨンは、
ほんと、ウンチまで、かわいいわ」 って。

毎回、同じことをくり返し言うものだから、すっかり私は覚えてしまった。


ウンチまでかわいいと。

ウンチのどこが、かわいいのか。ずーっと考えているがいまだに、かわいさが出て来ない。

ただ散歩をするたびに、犬だからそれはする。

そのウンチを二枚のテッシュを折って取るが、それを掴んだ時、二枚の薄い紙を通して、
ほのかな暖かみを手に感じる。

そっと指に幾らかの力をこめて掴んでみると、程よい固さ、程よい、やわらかさに、オー、
今日も元気だ、調子いいぞと、まずはひと安心、そして、ひそかに、にんまりと、ほほえむ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 



ああーっ いやだ !! いやだ !!

これじゃぁ さっきの、ばあさんと おんなじだ !!


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2005年4月 2日

「ノア」という名のパピヨン

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我が家に縁あって、やって来てくれたパピヨン、名前を「ノア」といいます。

この子が生後2ヶ月で私の大事な家族の一員となったのです。

まったく初めて見た時は、手のひらに乗るほどに小さくて、それは、まるで
生きたぬいぐるみの様でした。

頭の良さは抜群と「パピヨンの飼い方」という本には書かれていますが、
その話もそれ程オーバーでもないように思います。

その小さかった「ノア」も、丁度2才になりました。

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生後3ヶ月までは、外に出さないようにとの事で、それもようやくその期限も過ぎて、
初めて外に出して散歩をした時のものです。

何を見ても珍しく、興味は示すが、どれを見ても又、怖いものばかり、
逃げてきては抱っこを要求する。

その抱っこをしたがるのは、2年たった今も、まったく変わリません。

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私の今までの人生の大半には常に犬がそばにいました。

根っからの犬好きと自分でもそう思いますが、だが、室内で飼う犬は今回が
始めての経験です。

そして、こんなに小さいのに、いつもおもちゃをくわえては持ち歩き、
自分のそばに置き、そこで寝るという犬も初めてです。

このライオンは1年以上持ち続け、中身が全部出てしまっていた。

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生後7ヶ月の頃、生まれてから始めての秋を迎えました。

自宅から2分ぐらいの所に樹木の多い静かな公園があります。

色とりどりの落葉が舞い落ちるのが面白いらしく、さかんに飛びまわり、
パピヨン特有の優雅さ ? というのか、毛並みも大分長くなり、風にたなびく様子も、
ようやく見られるようになって来ました。

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10ヶ月を迎えた「ノア」。

まだご紹介していませんでしたが、オスであります。

この頃から、毎朝階段を駆け登ってきては、私の部屋のドアーを器用に開けて、
ベットに飛びかかり早く起きろの荒業を掛けてくる。

だが階段を登る事は登るが、降りる事は出来ないのです。

うまく登るが、気が小さいのか怖いのか、まるで降りようとしない。

毎朝きまって、抱っこで降りる変わった犬です。

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最近、犬に洋服を着せて散歩をしている人をずいぶん見かけるようになりました。

バーバリの柄のトレンチコートを着せているのを見た事がありますが、
これで同じ柄の帽子をかぶせ、ステッキを持てば、シャーロックホームズです。

デパートのペット用品売り場で見ましたが、犬用のボタンダウンのYシャツが

4800円、私のよりずっと高いです。

阪神タイガースのユニホームも4800円、同じくタイガースの帽子が3800円。

腕のところには、何と刺繍のワッペンつきです。

しかし、なんとも縦じまが、とってもシャレていましたが。

写真の、この豆絞りの手ぬぐい姿は、町内のお祭の時のものです。

我が家の「ノア」は、まずタイガースは着ないでしょう。

だが、この豆絞りは何だか好きなようです。

これを取ろうとしたら、すごく怒ったものでした。

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たまには、長い散歩をするようにもなりました。

家から40分あまり歩くと城北中央公園で、ここにはドッグランというほどのものでは
ありませんが、一部犬の溜まり場のようなものがあります。

それぞれ自慢の犬を連れてやってきます。

どの犬もいい犬ばかりで、子供の頃に飼っていた雑種が懐かしいくらいです。

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これも城北中央公園でのスナップです。

生後1年たった頃で、幼犬と成犬の間を行ったり来たりのときでした。

しつけをするなら、一番いいときですが、私は「お手も」 「おすわり」も教えはしなかったです。

だって、自分の子供にもそんな事、教えませんでしたから。

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生後1年半のときの写真です。

洗濯物でも何でも、くわえては自分の寝る場所にもって行く、そして取った物は、
全部自分のものと思っているらしい。

この頃になるとだんだんと欲が出てくるのが分かります。

同じパピヨンを飼っていたことのある年輩のご婦人が、 「うちのパピヨンちゃんてね わたしの
下着だけを くわえてもっていくのよ かわいくて かわいくてねぇ  うふふふっ 」って。

それを聞くたびに、私は本当に返事に困ってしまいます。

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最近の写真です。
私もそそっかしいものですから、うっかり、2月15日が誕生日と思い込み、
近くの親戚連中に赤飯を内祝いとして配ってしまいました。

赤飯を食べながら、ふと 「ノア」の顔を見て、あれっ、誕生日は3月15日だったと思い出す。

それで2度目の誕生会を3月15日にあらためて行ったのです。

もう赤飯は配らず、我が家だけの内祝いにした事は言うまでもありません。

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2年が過ぎました。

もうすっかり成犬であります。

フランスが原産とか、マリーアントワネットが大のパピヨン好きだったとか、
そんな事はもうどうでもよくなりました。

今ここにいるのが、我が家の 「ノア」 であって、かけがえのない家族の一人です。

手のひらに乗るほどだった、あの「ノア」が、もうすっかり大人になりました。

時には本気で私と喧嘩もする。自己主張も出てきた。それだけによけいに
面白くなったし、ますます可愛くもなった。

さて、大人同士の付き合いが、これから先、長く続きます。

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