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2016年5月19日

今年のクリスマスローズが終わった

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今年の桜の開花はいつ頃か、今年の桜の開花は例年と比べても一週間以上早いみたいだ、
などとしきりに報道されていた頃、我家のささやかな庭では、すでにクリスマスローズは
満開を迎えていました。

たしか、3月初旬あたりから小さなつぼみが見え始め、そして、ふくらみと共に立ち上がってきて
楽しみな花の色ものぞき出し、ちょっと目を離したすきに、ぽっかりと花が開いて。

そんな感じで、つぎつぎと、花は賑やかさを増していきました。


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一枚の花びらの大きさは、長さが5センチから6センチほど。幅は3センチあまり。

5枚がきれいに開くと、結構見ごたえもあります。

この白い花と云いたいところですが、この白い花、実は花ではなく、正式には、ガク、と云う
のだそうです。

それでは本当の花は、どこに、あるのかと云うと、おしべ、めしべがあるところに、ごく小さな
花があるようです。


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普通の植物の花びらと違って、少々厚みがあります。

開花から3週間から4週間ほどすると、白い花ならば、薄い緑色に変色していきます。

その緑色になっても、それはそれで綺麗に見えます。

花が長持ちするのは、厚みがあるためで、丈夫と云えば丈夫で、ほっといても、2ヶ月たっても
そのまま花はついています。。

しかし、花が変色しはじめたら、なるべく早く切取ったほうが、株のためには良いようです。


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赤紫色とでも云うのでしょうか、丁度満開のときに写したものです。

とってもきれいです。

白色系よりも、こちらはかなり下向きに咲くので、そのままでは花の顔が見られません。

せっかく綺麗に咲いているのに上から見ただけでは、綺麗さも半減です。


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これなど、カメラを地面に置いて、ファインダーを見ないで、花に向って見当をつけて、
シャッターを切りました。

この赤紫は花つきがとてもよく、一株しかないのですが、かなりの存在感があります。


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庭にあるのは全部で4株です。

白色系が3株、赤紫が1株。

1株がそれぞれ幅が40センチから50センチ近くまで、広がりますので、株数は少なくても、
これから次第に群落の様相になるのではないかと思います。


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クリスマスローズの全景です。

性質は、いたって丈夫です。冬など、ものすごい寒さでも大丈夫です。

手入れも簡単で、花と同時に出てきた今年の新らしい葉は残し、地面に張り付いている
昨年の葉を毎年11月から12月ごろ切り取ってやるくらいで春先にはまた、花を咲かせます。


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クリスマスローズ  38㎝×28㎝ アルッシュ紙 水彩


赤紫が最盛期を過ぎた頃、そう云えば今までに、クリスマスローズはまだ描いたことが
無かったなと思い、花茎を根元から切り取り、備前焼の花器に挿し、描いてみました。

花は全部、下向きです。ちょうちんが下がっているみたいです。

花の色もこれを描いた時はだいぶ退色をしていました。

赤紫から、ただの薄紫色になっていたのです。


そして、庭のクリスマスローズは、今は花もすっかり無くなり、地中では株が来年の花に備えて
早くも養生をしている頃かと思います。

                            *


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2016年5月 3日

絵のあとさき 近頃描いた花のスケッチ

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「ビオラ」 アルッシュ紙 38×28㎝ 水彩


久し振りの更新です。
この小さな可憐な花、花弁はわずか、2センチほどで、かぼそい花ですが、数多くの花を付け
ますので、花は小花であっても、満開の時はそれなりに存在感もあります。

この「ビオラ」を描いたのは昨年の12月初旬のこと。

私の写生会のために描いたものです。

最近の写生会で使う花は、多くはポットに入った根の付いた花を用意して、それを皆さんに
描いてもらっています。
ひとりに対して一鉢づつ、たとえば、10人の時は10鉢、その時の人数分を用意して会場まで
持って行きます。

わけへだてなく、同じ種類、同じ花の色のもの、大きさまでそろえて持って行きます。

3時間ほどかかって、描いた後は自分の目の前にある、その花をお土産として、持って帰って
いただきます。


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「やぶこうじ」 別名「十両」 アルッシュ紙 38×28㎝ 水彩 


このスケッチも昨年12月中旬に描いたものです。
これは完全な鉢物ですし、私の大事にしているものですから、写生会には参考品として持参
して、描いてみたい人は描いていただきました。

「やぶこうじ」という名ですが、実に地味な名前だと思います。

別名十両とも言われているものです。
お正月あたりには小さな赤い実がつく事で、一種の縁起物としても好まれているようです。

これは十両ですが、一両と言うのもあるのです。

ところで、一両 十両 百両 千両 万両と、一同勢ぞろいして、お庭に植えてあるのを見たことが
あるのです。

それは鎌倉の金沢街道に面したところにある、浄明寺と言う有名なお寺さんがありますが、
その近くに報国寺という竹林でも知られています、実に品の良いお寺がありますが、その本堂の
脇に小さくまとまって植えられていたのを見たことがあります。

この「やぶこうじ」、まだ苗木なんですが、今は我家の庭に鉢から出して地植えにしてあります。

その植えられた姿を見ると、ひっそりと生きていくのが、似合っているような気がします。


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「マリーゴールド」 アルッシュ紙 38×28㎝ 水彩

今年に入って、3月27日に描いたものです。

これもポット植えのマリーゴールドで、皆さんに一鉢づつ差し上げたものです。

写生会の前の晩に、二鉢並べて花を多くして見栄え良く描いたつもりです。

これは黄色と赤茶色が鮮やかに目立つ花で、花弁自体が非常に厚みがあるので咲き始めると
花のもちがすごくいいのです。

ほっておくといつまでも花が付いているのですが、そのままにしておくと今度は下から
出てくる小さなつぼみ達が、いつまでも伸びてこないのです。

ですから、適当な所で花の色が少し変わってきたら、思い切って花柄として、取ることも
大切なようです。

花柄を取ってやった「マリーゴールド」、今では一気につぼみが大きくなり、いきおい良く咲き
続けています。


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{「新宿御苑の桜 カンザン」 モンバルキャンソン紙 27×22㎝ 水彩


春が来るたびにもう7年、いや8年を越しているかもしれませんが、毎年お絵描きの人たちと
お花見会を開いています。

そのほとんどが場所は桜の超名所「新宿御苑」でした。

ところが、この2年か3年ぐらい前から、苑内には徹底的にアルコールの持込が禁止される
ことになったのです。

その前からそのような禁止の看板は、入り口に出ていたのですが、持ち物の中まで調べるような
ことはなかったのですが、今はまったく違います。

徹底的に5、6人ほどの警備員によって調べられることになったのです。

満開の桜の木の下で、わずかな酒と心ばかりのお料理を楽しむ、それは古来からの日本の
伝統文化でもあったように思いますが。

本当に世の中には無粋な人もいるもので、何ともいたしかたのないものであります。

それ以来、3年前から場所を新宿御苑から代々木公園に変えています。

代々木公園はすごいです。

新宿御苑に対して反体制派ごとき立場をつらぬき続け、酒飲み、見んな おいで おいで、で、
四月中の桜の時期は、あの広大な公園のあちらこちらに、巨大なゴミ箱と簡易トイレが増設
されています。

その大いなるサービス精神には感動すらおぼえます。

代々木公園万歳って ・・・・・・それほどでもありませんが。

しかし、今年のお花見時期は雨が多かったですね。

予定していた代々木公園でのお花見は雨で中止。四月の中旬になれば、ソメイヨシノ中心の
代々木公園では桜がすっかり散っています。

やむを得ず今年に限ってお酒はありませんが、4月12日に新宿御苑にこっそり行ったのでした。

酒を飲まずに、きちんとして、しらふで桜を見て回る、実に健康的というか、面白くないというか。

それにしても四月中旬からの新宿御苑は山桜が見事です。

八重桜で私の好きなイチヨウ カンザン 緑色のギョイコウ フゲンゾウ ヤエベニシダレなどなど。

やっぱり新宿御苑はスバラシイ。

新宿御苑 万歳です。 いい加減な男だ。

勿論写生会の人たちも思い思いに綺麗な桜の一枝を描きました。

皆さんの絵を見ながら、また、私もすばやく15分ぐらいで描いたのが上のスケッチであります。

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