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2013年4月30日

エビネ

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庭の片隅にひっそりと、そして、木漏れ日がわずかに当たるような、そんな所が
このエビネの生育に適しているようです。

最初はビニールポットに、小さく植えられて売っていたのを、買ったのでしたが、
それから、7年ほどにも、なるでしょうか。

今では5鉢にもなり、それぞれに、かなりの大鉢になっています。


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1鉢に2本か3本、花茎をのばし、なかには1本の花茎に12個もの、可愛い花を、今年は
つけたものもあります。

エビネ。

この変わった花の名前の由来は根っこの形がエビに、良く似ているからと、云われて
います。


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我が家のエビネも、ここにきて、今が最後の最盛期。

花の色は地エビネと呼ばれる原種系の赤味がかった茶色の花弁で、やや、地味な
感じです。

久し振りに園芸店に行き、新種改良された、華やかな花を見ながら、新しいエビネを
一鉢買うのもいいかなとも、思っています。


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エビネ 38㎝×29㎝ アルッシュ紙 ファイン  絵 プッポロ


4月の「小さなハイキング写生会」のために描いたものです。

このような細かい描きこみの多いモチーフが、私は好きです。

一本の花茎に12個の付けたとありますが、このエビネの株であります。

この花も一年に一度しか描けません。

その時 その時を大切にしたいものです。


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2013年4月29日

ナイトランの一週間

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自転車事故を起こして以来、2年と4ヶ月。

すっかり自転車から、離れてしまったと云ってもいいくらいに、日々自転車に乗っていません。

トラウマとでも云うのでしょうか、また、自転車に乗ると転倒するような気がしてしまうのです。

恐ろしいものです。

普段の自分の足としては、自転車からミニバイクのゴリラが、今の自分の主流になっています。

そんな中でも、自転車仲間は、年に数回、結構、長距離走行を楽しんでいるのは、その都度
一応、連絡があるので知ってはいました。

先日も仲間の一人が、今度は荒川サイクリングコースから、新荒川大橋を渡り、芝川をたどって
見沼自然公園まで行くという。

盛んに走っている頃は、東京センチュリーライドの80キロコースに、よく参加して走り回って
いましたが、その時の参加者から、この見沼のコースの良さを聞いていましたので、この
コースなら、それ程、きつくはないようで、今の私でも大丈夫かなと、心が動き始めました。

自宅の練馬から見沼自然公園往復で、80キロほどのようで、何とかなるかなと、不安ながらも
行ってみたい気持ちが強くなってきました。


それにしても2年と4ヶ月のブランクはあまりにも大きいかも知れないと、自転車の感覚を
取り戻すべく、夜間9時ごろから、自宅の周りを中心にして、連夜、約40分ほどをナイトラン
と、称して走り回っています。

平均速度は17キロほど、ゆっくりペースで、慎重に走っています。

それも丁度、ここで一週間になりました。

永く走ってきただけに、ここにきて、大分自転車感覚が、戻ってきたようにも思えます。

二度と事故は起こさない。ケガをしない。

それには三台の自転車の中でも、もっとも慣れている、15年の経歴がある、クロスバイクの
フランス車 ブルーライオンの 「プジー」で、見沼に行こうと思っています。

予定は6月初旬とか、それまでに同行者に迷惑が掛からない様、ナイトランの日々が
続きそうです。

                         *

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2013年4月19日

我が家の今年の牡丹

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10坪ほどの狭い庭ですが、あれもこれも植えている間に、足の踏み場も無いくらいに
びっしりと草木が生い茂ってしまいました。

手軽に育てられる草花は、それ程でもありませんが、樹木になると高さも伸び、横枝も
張り出して、狭い庭をなおさら狭くしています。

それでも、この牡丹は横には枝を張りますが、背の高さは、せいぜい、1メートルほど。
視界をさえぎるほどでもないので、ここはまずは、よしとしておきましょう。

今年も我が家の牡丹が咲きました。


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ピンクと赤紫色の2本の地植えの牡丹であります。

先ほど、数えてみれば全部で、今年は15個の花がありました。

しかし、ふっくらとした、丸いつぼみが、ようやく見えたと思ったら、1週間ほどで、
ご覧の通りの満開です。

そして、満開になったと思ったら、4日あまりで散り始め、あっという間にむさくるしい
葉だけになってしまいます。


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赤紫色に咲くこの牡丹。

直径20㎝の大きな花です。

この色合い、何ともすごいインパクトがあります。

いずれの写真も昨日、4月18日に写したものです。


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こちらは明るいピンクの牡丹です。

赤紫と同じように直径20㎝あります。

濃い色と薄い色、好みは人によって違うでしょうが、私は当然ながらどちらも好きです。


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様々な植物がある中で、この牡丹と言うのは大変に古い歴史があるようですね。

山渓カラー名鑑 「日本の樹木」によれば、原産は中国北西部といわれ、始めは薬用
として、栽培されていたそうです。

日本には天平時代 729年~749年に渡来し、江戸時代には、すでに160種類以上の
品種があったようですが、現在、栽培されているのは、40種類ほどだそうです。

台湾ては、この牡丹が国花でもあるのです。

始めは薬用とありましたが、根皮は牡丹皮 (ぼたんび) と、よばれ鎮痛剤として、解熱剤、
消炎剤としても、用いられているそうです。


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それにしても、この頃、何の花でも咲くのが早まっていますね。

少し前までは、牡丹の開花は4月下旬から5月に入ってからでしたが、とにかく早くなり
それも咲いたと思ったら散る感じで、花の持ちも以前より短いです。


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どちらかのお坊さんが、お話をされていました。

お寺の境内で花が咲くと、毎朝、見回るたびに、その花のそばに行き、「あぁ 良く咲いて
くれたね きれいだ きれいだ 本当にきれいに咲いてくれたね」って、声を掛けてあげる
のだそうです。

そうすると、不思議なことに、もっともっと、いい花を沢山つけてくれるんです。

植物にも、人間の心からの感謝の気持ちは伝わるのですと。


わたしも ほめてあげていますが・・・・・・・


                        *

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2013年4月10日

八重の桜 新宿御苑

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今年の東京の桜のシーズンは、あっと言うまに、通り過ぎました。

今頃は東北地方あたりを、あのソメイヨシノの桜前線は通過中でしょうか。

でも、桜は何も、ソメイヨシノばかりが桜ではありません。

少々、いさぎよいソメイヨシノが、去った後、そのあとに控えているのが、お待ちかねの八重桜。

それも飛び切り綺麗な桜の中の桜、それは、サトザクラです。

エンターテイメント的なソメイヨシノも、もちろんいいですが、小技、大技を隠し持っている山桜、
八重の桜もいいものです。


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浜離宮恩賜庭園などは、ソメイヨシノなどは、あるにはありますが、大半が八重桜です。

桜こそは八重桜と昔からの伝統の様であります。

ここ、新宿御苑でも、その趣きが強いようです。

あの広い芝生広場にソメイヨシノの大桜に囲まれての、お花見のひとときも、また、いいもの
ですが、その後に続く見事な美しさ、花の芸を見せる八重桜も、なんとも楽しみなものであります。


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この新宿御苑に行きましたのが、4月8日のことです。

まず、綺麗な八重桜が、この頃から見られるであろうと行ってみたのでしたが、まさに的中でした。

新宿門から入りますと、すぐ右手に見られるのが、この一葉 (イチヨウ) という八重桜。

薄いピンク色のそれは大きな桜です。


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大きな大きな芝生広場。ソメイヨシノはこの広場を囲むようにして、びっしりと咲きます。

それは見事な景観を作りますが、その花も去り、今はひっそり。

つわものどもの夢のあと・・・・・・  そんな感じです。


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苑内を少し歩きますと、その辺から八重桜がぐっと多くなります。

新宿御苑には、桜が約20種類ほどあります。

早いのは10月ごろから咲き始めます。徐々に咲くのですが、この日見られたのは
薄いピンクの一葉 (イチヨウ)  濃いピンク色の関山 (カンザン) 薄い黄緑色の花が咲く
鬱金 (ウコン) 花びらの大きい福禄寿 (フクロクジュ) それに少々似ている普賢象 (フゲンゾウ)
花びらが何とも綺麗な朱雀 (スザク) そして、八重紅枝垂 (ヤエベニシダレ)などでした。


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いずれも一葉 (イチヨウ) です。

何とも言えないふくよかな桜で、遠目に見ても良し、ほんの近くに行き、花びらを手にとって
みても、その柔らかさ、色と香り、カンザンと並んで新宿御苑の代表格の桜です。


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新宿御苑にはどのくらいの樹木の種類があるのでしょうか。

桜はもとより、ハルニレ メタセコイヤ ユリノキ ケヤキ スズカケのキ  ヒマラヤシーダー
ラクウショウなどなどありますが、樹木図鑑でも持参して、ゆっくり観察してみたら面白いと
思います。


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この桜の名前、たしか普賢象(フゲンゾウ) ? では、なかったかと思いますが。

とても爽やか、品の良い咲き方。淡いみどりの葉も、早くも初夏を思わせます。


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こんもりとした黄色味を帯びた木があります。

新宿御苑には、この鬱金 (ウコン) と言う桜が所々にこの時期見られます。

私はこのウコンの桜が、大好きです。

この花を見ると今年も新宿御苑に来られたなと、いつも思います。


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桜としては少々派手さはありませんが、落ち着いた花の色とでも云うのでしょうか、以外に
この桜が好きな人って多いようです。

花には爽やかな香りもあります。


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ひときわ目立つのがこの桜、福禄寿 (フクロクジュ) という名の八重桜。

なにやら、おめでたい名前です。


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その花びらの厚さがすごいです。

落ちていた一輪の花びらを数えてみたら、約55枚ほどありました。

まさに見事な咲きっぷりです。

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新宿御苑の代表格のひとつ、関山 (カンザン) です。

この桜、なにやら外国でも大変人気があるそうです。

桜の中でも、その色の濃さ、花の多さ、めまいがするほど圧倒される思いで、毎年ここで、楽しんで
います。


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先日来の風の強さでしょうか、短い枝についたまま、一輪 二輪とカンザンの小枝が落ちています。

三つばかり、それを拾って、手頃な所にベンチを見つけ、ひとまず座ります。

昨年は桜の時期に4枚ほど桜を描きましたが、なぜか今年は桜の切花に縁がなく、このまま
描かないのかなと思っていたところです。


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いつでもスケッチブックは持っていまして、その日も、その機会を伺っていたのですが、
大きな桜はどういうわけか、この日は気が重く、ならばこの小さな桜の小枝で良しにするかと、
目の前を通り過ぎる人を、ちらちら眺めながら、10分程で描いてみました。

今年の桜の絵はこれ一枚とは、何ともさみしい限りですが。


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それにしても、このカンザン。すごいです。

午後の3時過ぎ、あたりはようやく人影もまばらになりました。

先ほどまでの賑わいが嘘のようです。


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さて、これで今年の桜は本当に最後になりました。

以前、かなり年輩の絵描きさんから、お話を伺った事がありました。

その方は桜の花が大好きで、咲き始めると、どこまでも桜を追って、地方にまで絵を描きに
出かけていました。

常に云われていました事は、桜は一年に一度しか見られない。

だから桜は一年に一度しか絵に描けない。

10年でたった10回しか描けないんだよ。

私もあと、10回は描きたいものだな・・・・・と、


しかし、その後、わずか、3回桜を描かれて、お亡くなりになりました。

昔から言われている言葉にこう云うのがあります。


   「年々 斎々花 相にたり
斎々 年々 人 同じにあらず」


毎年 毎年、桜の花は、相変わらず、同じように咲きますが、それを見に来る人達は
斎々 年々同じではないですよ。


1年1年大切にしたいものです。

                            *

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