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2012年11月19日

十一代目 桂文治 襲名披露公演 11月中席

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11月20日まで、三宅坂にある国立演芸場、中席では、十一代目桂文治襲名披露公演が
賑やかに行われています。

以前から、うまい人、笑わせる人、として、私の中には、いつも、お気に入りの人として、
見ていました。

その平治さんが、この度、めでたく十一代目として、大名跡、桂文治を名乗ることに
なりました。

体格も大柄で、特に目鼻立ちが大きく、目を引き、芸人さんにとっては、大きなインパクト
さえ感じさせている方です。

これを機会に、ますます、名人の域に達するのではないかと期待もしております。


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この方の師匠、十代目、桂文治でありますが、私のように昔の人間にとりましては
桂文治と言うより、あの桂伸治と、言ったほうが通りがよさそうです。

ギョりとした目玉、そして小柄な人、なんとなくオジサンなのに可愛いというイメージすら、
あった方であります。

数ある話の中でも、とりわけ、ご自身も好きだったようですが、落語 「反対車」など、
この人のキャラクターそのもので、粗忽物が大得意としたものでした。


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襲名披露が好きな私としては、忙しい中でも先日、11月13日、この国立演芸場に、
意気込んで行ってきました。

外には贔屓筋からの、のぼりが立ち並び、入口には酒樽が。

いかにも、襲名披露公演、華やかさを添えています。

この日の出演は

春風亭昇々さん・・・・・・お馴染みの、昇太さんのお弟子さん。
               いかにも今様の容姿と話しぶり。これからが楽しみな方です。

三笑亭夢花さん・・・・・・今回始めて拝見した方です。名前からして、女性かと思ったら
               お坊さんのような方でした。
               
桂伸治さん・・・・・・・・なんとなく街中で植木の手入れをしている、植木屋の職人さんみたいな
             感じの人。
             先代の伸治さんに、どこと無く似た雰囲気を持った方で、まさに落語家
             風情といった所です。

ぴろきさん・・・・・・・・この人に、何と、追っかけがいるとは、わからないものです。
         

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桂歌丸さん・・・・・・・何がなくても、この人が一番好きです。
            毎年、四月 八月の国立演芸場での特別公演は欠かした事がありません。
            今回もそうですが、席はいつも最前列の真ん中の席、11番か12番。
            これが私の定席であります。
            この10間の公演でも、歌丸さんの出演は、この13日だけ。
            勿論この日を狙っていったのは言うまでもありません。

柳家蝠丸さん・・・・・・歌手の山川豊さんを思わせるカッコいい人。スマートな方ですね。
             話も洗練されていて、これから、この人の話をたくさん聞きたい思いです。

瀧川鯉昇さん・・・・・・・こいしょうではなく、りしょうと読みます。
              超ベテランで、物に動じない。そして、何事にも、けっして無理をしないと
              いう噺家さん。
              この方も、私の大好きな方であります。

曲芸の正二郎さんに続いて

トリはお待ちかね、桂文治さんの出であります。
             
           話は「禁酒番屋」。 古い話ですが、さすがに満員の客席での襲名披露公演。
           文治さんの、熱演の熱演が続きました。
           しかし、熱演すぎて、聞いている方は、いつになく少々疲れてしまった、そんな
           感もありました。
           
           
           やはり鯉昇さんではありませんが、いつもマクラで云いますが、これから落語を
           やりますが、しかし、私はけっして、無理をしないといいます。
           この無理をしてまでやらないという、卓越した芸も名人になるには、時には必要
           かもかもしれません。               


           芸熱心な文治さんのこと、長かった披露公演も、東京では一段落。
           
           さて、これから、ますます大きな噺家さんになりそうですよ。   
           
              

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