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2012年2月 1日

冬の桜

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先日、近くの花屋さんで桜を目にしました。

ほとんど、その桜は固いつぼみばかりで、花はわずかに二輪か三輪が、かぼそく
咲いている。

そんな感じでした。

考えてみれば、今までにも花はずいぶん描いてきたが、桜はまだ描いた事が
なかったな、と、そんな事を思いながら、さまざまな花の中に、埋もれるように
置かれていた、この桜を、しばし、見ていたのでした。

そして、春の花。水仙、スイートピーと一緒に、いくらかの迷いとともに、この
桜の枝も買ったのでした。

それにしても、この寒い日続きの中で、早くも桜も売られているのですね。

透明のビニールに包まれた桜のラベルには、「桜しおり」とあります。

「桜しおり」とは、何とも、しおらしい名前です。


桜と言えば、都内なら新宿御苑が良く知られています。

種類といい、その数の多さ、枝振りの見事さ、それは素晴らしいです。

昨年暮れの10日に行った時には、すでに咲いている桜がありました。

小福 (こぶく) ざくらと言う、名の桜でした。

やはり、この桜に良く似ていて、花びらは小さくて白色ですが可愛い桜です。


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「桜しおり」 41㎝×33㎝  F6号  絵 プッポロ 


我が家にやってきた、「桜しおり」 は、ツボミも固く、よほど暖かい所に置か
なくては咲きそうにありません。

一番暖房の効く部屋に置くこと4日目あたりから、ようやく、ぽつり ぽつりと
花が開き始めました。


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「桜しおり」 37㎝×27㎝ 絵 プッポロ


切られた花は来年は咲くことはありません。

この場、限りの花を見せてくれるのです。

考えようによっては、私のために切られてきたようなもの。

この花の最後の美しさを、なんとか残してあげたい。

年を重ねたせいか、最近は花の絵を描く度に目の前にある花に向って、その思いが
強くなり、なお一層、いとおしく、すべての花を見るようになりました。


最初の絵は、鉛筆でデッサンを取り、そして、淡彩をつけました。

その翌日の二枚目、今度は上部の花を中心にして、やや大きめに描いてみました。

画材は油性レタリングペンで、淡彩を施したものです。


「桜しおり」 買い求めてから、10日になりました。


今、まさに満開を迎えています。

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