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2011年12月29日

画材の買物

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新宿3丁目にある大きな画材店、「世界堂」に行った。

趣味としての「お絵描き」の画材も、結構使うもので、なかでもスケッチブックは、よく
買うことが多い。

その次に買うのは、デッサンのためのペン。

私の場合はぺんてるの油性で出来た、「カリグラフィ」用の、2ミリのペン。

フエルトのペン先はマイナスドライバー型で、横に引けば細い線が、立てに描けば
2ミリの太い線が描ける。

それを利用して、ペンを左右にわずかに動かしながら、細いタッチ、太いタッチを使い
分ながらデッサンをしていく。

そして、色を付けていくのだが、この描き方は誰かに教わったわけではなく、自分で
考えついたもので、私独特のスケッチの方法かとも思っている。

絵具は水彩用のものだが、ドイツの「ペリカン」と、イギリスの「ウィンザー&ニュートン」の
ものと、同じくイギリスの少々高価な「ラウ二ー」の、ものを、それぞれ使い分けている。

絵は淡彩が好きなので、使う量はごくわずかで、いずれも一生持つものと思っている。

この日の「世界堂」での買物はスケッチブックである。

画用紙もありとあらゆる種類が用意されているが、この紙選びもなかなか難しいものだ。

好みの物というと、せいぜい、2種類か3種類で、いろいろ試して、ようやく自分のお気に
入りを見つけるのだが、困ったことに、時々勝手に向うから、廃盤になってしまう事がある。

これはいい紙が見つかったと、4年ほど前から盛んに愛用していた、イギリスの「ワットマン」
というスケッチブックが、なんと、今年、廃盤になってしまったのだ。

もちろん、現地では製造されているのだろうが、最近はほとんどの絵は、この紙を使って
いたものだから、大いに困った。

しかし、二番手で使っていた、フランスの「モンバルキャンソン」は、相変らず健在である。

実際、二番手といっても、すでに十数年も前から、この紙を使っていて、絵を描いた枚数
としては、このメーカーのものが一番多い。

厚手で丈夫、紙の色もほぼ純白で発色も良く使いやすい紙だ。

ただ、厚手だけに野外への持ち出しが多い私にとっては、やや重いのが難点だ。


この日は廃盤になった「ワットマン」に変わって、この「モンバルキャンソン」の6号の
スケッチブックと、同じ紙で作られた、小形の2号も買った。

その手軽に描けそうな可愛い、その2号のスケッチブックを手にしたとき、突発的に急に
ここで絵が描きたくなってきた。

まさに衝動的に急速的に風景でも何でもいいから絵が描きたくなった。

だが手元には鉛筆は持ち合わせていないから、近くにある筆記具売場に行き、今度は
シンペンシルを2本買った。

シンペンシルは、ご存知の通り、鉛筆全体がシンだけで出来ている。

だから削らなくていいのだから、使いようによっては、とても便利な品物である。


さて、「世界堂」を出て、裏に回って3分も歩けば、あの「新宿御苑」。

ここは何ともステキな環境だ。

買ったばかりのスケッチブックに一枚、秋の絵を描こうと苑内を歩く。

あたりは今年最後の東京の紅葉が、見事に広がっている。

イギリス風景式庭園といわれる、大きな芝生広場の真ん中に座り込み、さっそく、
スケッチブックを広げた。

私は絵を描いている時が、今は一番楽しい。

オレンジ色の夕陽に照らされた遠景の森は、少々赤茶けた濁った色合いになるが、それも、
また、ステキだ。

そこでは、シンペンシルだけのデッサンにして、後は我が家に帰ってから、iPod touch
で、撮った写真を参考にしながら色を付けてみた。

それが上の絵です。

中央やや右の背の高い2本の木は、ユリノキと案内にはある。

どうやらこれが、今年最後の絵かもしれません。


今年もたくさんのアクセスいただき 本当にありがとうございました。

来年も皆様方に とりまして どうぞ 良い年になりますように お祈りいたします

                                  プッポロ  

                                  ・

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2011年12月14日

お絵描き教室 三年

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3年前から始まりました、私の「お絵描き教室」。

こんな感じで毎回開いております。

月に一度の開催ですが、参加される方々に素質があったのか、その上達ぶりには
本当にびっくりしています。

たった、3年でここまで描けてしまうとは。私など数十年もやっているのに・・・・・・・・

そんな感じです。


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会場は練馬区役所19階の会議室。きれいで明るく最高のお部屋です。

当初は豊島園の近く、練馬区立の向山庭園の奥座敷を利用していましたが、そちらも
純和風のお庭と共に、とても落ち着いて素敵な会場でした。

現在は改築といことで、2年ほど前から、ここの会場に移りました。

19階の窓からは南西には、晴天ならばご覧の通りの富士山が望め、素晴らしい展望が
広がっています。


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一方、東を見ますと、来春開業の東京スカイツリーが、はるかに見られます。

私は「お絵描き教室」では、あまり絵を描きません。

それは、前の晩に当日持っていく切花のうち、数本をお手本と言うほどのものではありま
せんが、描いていきます。

それをさりげなく、みなさんの前に置いておきます。

モデルの切花より、私の描いた絵を見ながら模写する方も始めはいましたが、その描く要領
が、分かってきたのか自分なりに、どんどん描き進めていくようになりました。


その前の晩に描いていた最近のスケッチを、少々ご紹介してみたいと思います。


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リンドウとカーネーション そしてバラです。

以前はスケッチといえば、ほとんど油性のサインぺんを使っていましたが、お教室を
開いてからは、なるべく、皆さんに合わせるようにして、私もつとめて鉛筆を使っています。

迫力、強さはサインぺんですが、やわらかな質感を持つ鉛筆の線も味わい深いものが
あるように思います。


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ホトトギス 28㎝×37㎝


我が家の庭に植えられているものです。

一本切り取り描いたものです。

これは園芸用に栽培されたもので、背丈が40センチほどになります。

本来山にあるものは、ヤマホトトギスと言われ、高さが20センチ、30センチほどで、
小さくて、目立たない地味な植物の感じです。

先日もお教室で、鳥に全然似ていないのに、なぜホトトギスと言うのかと質問されました。

実は私は以前長いこと「日本野鳥の会」に所属していた事があります。

その会員であれば、まず、ほとんどの方が、このホトトギスの名の由来はご存知のはずです。

リーダーさんが良く、お話をされますから。

それはホトトギスの胸の羽にわりと濃い褐色の横じまの線があるのです。

このホトトギスの花びらにも、ごく小さいですが、同じような横じまの柄があるところから
ホトトギスの名が付けられたそうです。


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トルコキキョウとスプレーマム 28㎝×37㎝

幾重にも重なった薄い花びら、ふわふわした、とってもオシャレな花ですが、何度描いても
難しい花です。

そして、スプレーマム。

早い話が昔だったら、ただの小菊といった所でしょうか。

何事も今はカッコよく云う時代のようです。


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エリンジュームとカンガルーポ 28㎝×37㎝


名前も変わっていますが、花も変わっています。

左の青色の花がエリンジジューム。

アザミのような花ですが、花にも葉にも繊細さがあり、描いていて楽しかった花でした。


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センリョウ 28㎝×37㎝ 


これも昔から庭にあるものです。

切花としては枝が節ごとに曲がってのびるもので、花器に挿すのも挿しにくい木です。

三本ばかり切り取り何とかカッコをつけて描いたものです。

小さいながらもマンリョウもあるのです。やはり赤い実を付けています。

しばらく前ですが、鎌倉の竹林で知られる大きなお寺さんで見たのですが、庭の
片隅に、一両 十両 百両 千両 万両が、揃って植えられていたのをみた事があります。


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ポインセチァ  33㎝×41㎝


仲の良い友からのプレゼントされたポインセチァを描いてみました。

ポインセチァと言うと、なぜだかクリスマスの木というイメージがあります。

なぜなんでしょうか。

赤い色だからクリスマス。その繋がりがよくわかりませんが。

そお云えば、教会に行きますと、クリスチャンならば聖餐式というのがあります。

聖壇にひざまずき、牧師さんから、「あなたに与えたまいし 主イエスキリストの血」と
いって、赤いブドー酒を口に含ませてくれます。

血にたとえた、そのブドー酒の赤い色が、ポインセチァの赤に似ているから・・・・・・・

なんだか、さっきのホトトギスの話に似ているみたい。


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