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2011年7月 3日

梅雨 ふたつの花

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今、梅雨のさなか ・・・・・・

じめじめとした毎日が続くこともあれば、又、から梅雨と言う言葉もある通り、本当に
梅雨どきなのって思うほど、晴れ間が永く続く時もあります。

いずれにしても、暑くて、うっとうしい季節ではありますが、その季節ならばこそ、
我が家の狭い庭に、ふたつのきれいな花を見る事ができます。

いずれもすでに花は終わってしまいましたが、上の写真にある、「スカイロット」と云う
名のツルバラとガクアジサイの花であります。

アメリカ生まれの、この「スカイロット」が、来たのは、もう、だいぶ前のことになります。

当時、日比谷公園のバラ園を改修するにあたり、外国からもさまざまな名品とされる
バラを取り寄せた事があるそうです。

さまざまなステキなバラが集まったそうですが、その中のひとつに、このバラがありました。

その時バラの調達と選定をしたのが、私の知人でありまして、植物学者でもあり、植付け
まで担当された方でした。

あまりにも見事なツルバラで、ご自分でも自宅に置きたかった様で、切り戻した一枝を、
持ち帰り大事に育てたようで、後にふやして、一鉢、我が家に下さったものであります。

その方も94歳で亡くなられてから、十数年にもなりますが、この、うっとうしい梅雨時になると
毎年、見事に咲く、この「スカイロット」の花を、見るたびに、その方が偲ばれます。


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アジサイ

日本特産といわれるアジサイにも、いろいろな種類、品種があるそうです。

江戸時代にヨーロッパに渡り、ハイドランジア(西洋アジサイ) として、逆輸入されたとも
云われています。

普通アジサイと呼ばれるものは、ガクアジサイのことを言うのだそうです。

中央にツブツブの小さな球形が、実は本当の花であり、ツボミでもあります。

周りの大きな花びらは、装飾花と呼ばれ、本当の花ではないのです。

そこにはオシベ、メシベが無いからです。

手まり形と呼ばれる、丸いアジサイは、装飾花だけが目立ち、オシベ、メシベが、わずかに
ある程度で、外見的には見えないほどに少ない。

ようするにガクアジサイの変種とも云われるものであります。


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雨に濡れたアジサイは本当に綺麗なものです。

今年は見事に咲きましたが、これも長い年月 ? の、試行錯誤の末のことであります。

よそから頂いた一枝を挿したのが始まりで、翌年は花が咲いたものの、その後は
何年も葉が茂るばかりで、一時は狭い庭をもっと狭くするようで、もう、やめようかと
思ったほどでした。

そして、昨年のこと。

テレビで知った、NHKの「趣味の園芸 よくわかる栽培12ヶ月」シリーズのテキストブック
「あじさい」を買ってみたのです。

さまざまな品種のアジサイの綺麗な写真と共に、実にやさしく、誰にでもわかる花を
咲かせるための手入れの方法などが紹介されています。


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花が終わったあと、二芽か、三芽下で、わき芽のあるところで切るなどと説明されて
いますが、それは今までにもやったことてすが、それでも花は咲かなかったのです。

ページが終わる頃、今年咲かなかったら、そのまま切らずに置いておけば来年は
必ず咲くとの一文を見つけたのでした。

そこで今度は自分なりに、場所ふさぎにもなった花の咲かない大株を、3本残して
すべてカットしたのは去年の6月のことでした。

そしたらどうでしょう、昨年咲かなかった3本すべてに見事な花が咲いたのでした。

昨年その時、根ぎわから切った株からは新しい芽が伸び始め、今年何もしなければ
来年はそれに花が付くはずです。

ようするに花を咲かせるには込み入ったことをせず、ある程度、ほっておいた方が
花は咲くもののようです。

アジサイ独特のこんもりとした樹形は、それはそれとして、2本、3本だけ咲かせる
アジサイも涼しげで、これも又、いいものだと、いま、自負しているところであります。

                     *

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