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2011年5月19日

エビネ

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自分では花を咲かせるのは、とても無理だと思っていた、エビネの花が咲いた。

このジエビネと言われる苗が、我が家にやって来たのは、いつのことか。

それすらも忘れてしまっているほど、昔から庭の片隅にあるのだ。

その鉢は、それでも毎年春先にはきれいな葉を伸ばすのだが、花が咲くわけでもなく
真夏には結構な大きな葉にまでなる。

秋深くなると、また、いつものように、葉も枯れてゆく。

そのくり返しは何年にも渡り、牡丹の木陰に押しやられたり、ある時は、アジサイの葉に
隠れるように置かれてみたり、とかく、じゃまもの扱いほどではないが、あまり、目を掛けられる
ような事もなかった。


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最初から私にとっては、コチョウランとか、エビネ類は無理な花、高嶺の花としての存在で
あったように思う。

要するにすごく難しい花だという、先入観がまずあった。

それが昨年、ふと、鉢いっぱいに大きくなった、ふたつのエビネを、もう一度見直して、
少しこの花について、学んでみようと思った。

それにはテキストが必要と、インターネットで栽培方法をいろいろ調べてみたり、「NHK趣味の園芸
よくわかる栽培12ヵ月」 の、シリーズから、「エビネ」を、購入してみたりした。

丁度、昨年、6月の頃だったと思う。

それで、大分、基本的な事が、わかってきたのである。


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花は5月に咲く。

花の終わった後、6月中頃までに、大株になったものは、株分けして土を新しくして
植え替える。

その時は来年の花芽が出そうなところは、あらかじめ少し広く間を空けて植えると、
花が鉢の中心部にくる。

花が咲いたとき、見栄えも良くなるとある。

薄い液体肥料を、春と秋、固形肥料は年間通して根元に置いておく。

日差しは木漏れ日程度がいいようだ。

いろいろ、細かな手入れはあるものの、まずこれだけを心がければ、とりあえず
花は咲くようだ。

そのことを知ったのが、昨年6月頃の事で、まず花は咲いたものとして、テキストの
通り、株分けをして、二鉢を四鉢にしてみたのだった。

ハイポネッククスの液体肥料を、その時点では、まだ、果たしてそれで本当に咲くものか、
咲かないものか、わからないままに、とりあえず続けてみようと、やってみてたら、今年の
4月に、何と花芽が伸びはじめ、本当に見事に花が咲いたのである。

それにしても、教わるって事は、たいしたものだと思う。

十数年も、ほっておいた、エビネが咲いてくれたのである。

また、少々の手入れをしてやれば、それに答えるという植物って、何て素直なものであろうか。


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エビネ 鉛筆 淡彩 28㎝×19㎝  絵 プッポロ


エビネを一度描いてみたいと以前から思っていたが、我が家では咲いた事が無かったので
今まで描くチャンスがなかった。

四鉢の内、一番花を持った、この一鉢を写生してみたが、さて、来年はもっと花つきの
良い立派なエビネが、また、描けたらいいなと今から思う。

                        *


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