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2011年2月 3日

山登り事始め、その一歩

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京王線の車両故障で、高尾山口に着いたのが午前10時半頃。

予定より少々遅れての到着でした。

快晴ではありますが、山から吹く風はとても冷たい。でも、気持ちの良い冷たさです。

お馴染みのケーブルカー駅前も、さすがにこの寒さで、普段よりは閑散としています。


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高尾山には、ご存知の通り、三通りの登り道があります。

まずこの一号路、自然観察研究路とも呼ばれている、アスファルトが引き詰められた道。

ケーブルカー駅の、すぐ脇から登り始める稲荷山コース。

そして、もうひとつは、それよりもう少し奥に登り口がある琵琶滝コース、この三つの
コースがあります。

1月31日、私はこの日、久し振りに、この静かな一号路を登ってみました。


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この道は、最初は平坦な道ですが、途中からは結構な登りになり、しばらくすると、
この寒さの中でも、うっすらと汗ばむようになります。

林の間から今、登ってきた道を振り返ると、かなりの急勾配でもある事がわかります。


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40分ほど、登りますと、土のわき道が現れ、その階段を登りつめると、金毘羅台
と呼ばれる、素晴らしい展望台にたどり着きます。

東京方面が望め、早速、持参した双眼鏡で見てみます。

いま話題の「東京スカイツリー」も、ビル群の間に立ち、それも飛びぬけた高さで見られます。

やや右に視線を移すと、今度は、なんだか懐かしい感じで「東京タワー」も望めるのでした。


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ケーブルカー高尾山駅まで来ますと、さすがに登山者も多くなり、ケーブルカー組みと
今度は一緒に歩くようになります。

ゆるやかな参道を行くと、まもなくで「浄心門」をくぐるようになり、目の前にそびえる石段、
108段を、息をととのえて登ります。

高尾山本堂に到着です。


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高尾山薬王院本堂。

今回の高尾山で気がついたのですが、若い方がすごく多くなったという事。

茶髪のイケメンお兄ちゃん同士が、とっても楽しそうに登っていることです。

神の無い国などと言われますが、どうして、どうして、なかなかのものです。

本堂の前ではきちんと手を合わす、何がしかのお賽銭をあげて、また、銭洗いの
所では、小銭を全部ざるにあけ、盛んに洗います。

「これっ 洗ったらどうするの」って、仲間に聞いていましたが。


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その裏手にあるのが絢爛豪華なお社、「飯縄権現堂」

高尾山薬王院のご本尊は、こちらに祀られている飯縄大権現で、不動明王の仮の
姿として人々を救済する仏様とか。

周辺には、天狗の像がいくつも置かれ、それも、大天狗、小天狗があるようで、別名
からす天狗とも呼ばれるそうです。


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権現堂まで来れば、あとわずかで、599メートルの高尾山山頂です。

シーズンともなれば大変な人の賑わいですが、今は割合静かな広場です。

この高尾山の人気の高さはどこにあるのでしょうか。

ひとつには都心から、京王線特急に乗れば45分ほどで登山口に着くこと。

それに新宿から片道370円でこられる安さ。

登るコースも三つもあり、行くたびにコースを変えられるのも面白い。

そして、いざとなればケーブルカー、リフトもあって安心と言うのもあります。

山頂からの展望の良さもあり、これ程行きやすい山も珍しいというのも、人気の
的のようです。


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その山頂の展望台からの眺めですが、中央部に、わずかに雲がかかっていますが、
富士山がきれいに見られました。


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帰りは私の好きな稲荷山コースを一気に下ります。

頂上直下の木の階段、逆に登るときは、この最後の登りが足にこたえるところです。

しかし、下りはあっという間、軽快に走るように下ります。


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途中、野鳥たちの群れに合いました。

急いで双眼鏡を取り出して、じっくり見れば、それはエナガの集団でした。

体は小さいのに尾は長く、全体は白っぽく翼は黒、下腹と背中の一部が紅紫色という
実にシャレた鳥であります。

2、30羽はいたでしょうか。

その他にアオジなどなど。

高尾山は野鳥の宝庫でもあったのです。

そして、このコース最後の稲荷山からの、展望台を、しばし楽しみます。


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ぐんぐん下って行くと下方に、林間から午前中に登り始めたケーブル駅が見通せます。

あと5分もあれば、もう地上です。

最後の山道をかみ締めるように、一歩一歩降りながら、今度はどこの山を登ろうかなと、
それを考えるのも、また、山登りの楽しみでもあります。


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