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2010年11月30日

トラノオの花が咲きました

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トラノオに花が咲くなどと、今まで思ったこともありませんでした。

11月初旬に、突然、7年も8年も我が家に来てから何の変化もなかったのに、一本の
花茎が、32㎝ほどにまで伸びてきたのでした。


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11月中頃には、ツボミ全体が緑から、うす緑になり、また、その頃から丸い形のツボミが
細長くなり、しだいに色も白味を帯びてきました。


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四方に広がる細い花びらは、後ろに反り返るようにして花の形を作ります。

5本のオシベ、1本のメシベも見られます。

面白いのは3本一組のツボミが、同時に咲くのではなく、それぞれの組から1本づつ、
咲くのです。

ほぼ、下からですが、各組から1本の割合で全体に花が開くのです。


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花の大きさは、直径約3センチほどです。

白い花と、まだ、うす緑の色が残るツボミとの、そのコントラストが、とても爽やかに見えます。

香りはほとんど感じられません。

そして、花の寿命は ?

これは短いです。

一日花とでも云うのでしようか。

ツボミから、一気に花を広げ、そのひとつの花は時間にして数時間。

正確に計りはしませんが、おおよそ10時間ほどでしょうか。

咲いたと思ったら、もう、しぼんでる。

そんな感じです。

毎回、いったん花が咲いたら、いったん全部終わり、一日ほどしてから、また、3本一組の
中から一本づつ花が咲く、そのくり返しで、最初の花から、最後の花まで、一日おきですが、
10日間ほど花が見られました。

11月30日、すべての花が終わりました。

さて、今度はいつ咲くのか、はたして、咲くのか、咲かないのか。

珍しい、未知の体験をしたのでした。


                      *

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2010年11月25日

年末年始は国立劇場

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先日、タクシーで国立劇場に向う途中、運転手さんが、樹木が一番多いのが、この
千代田区なんだそうですね。と、話しかけてきた。

その話に一瞬、私は世田谷区、練馬区などの緑を思ったのですが、走るその車窓から
靖国神社の境内の森、千鳥が淵から三宅坂、皇居の内堀あたりの、今が盛りの沢山の
紅葉を見ると、先ほどの運転手さんの言葉にも、ああ、そうなのかもしれないなと、思った
りもしたものでした。


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東京の紅葉が、もっとも美しくなるのは、例年12月3日頃と、どこかで聞いた事があります。

名木揃いの代々木公園、国会議事堂周辺と神宮外苑の、あの見事なイチョウ並木。

表参道のケヤキ並木も、ステキな街並みにマッチして美しい。

都会の紅葉の素晴らしいところは、洗練された樹木の選定、そして、秩序をともなった、
手入れの美しさにあるように思う。


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さて、国立劇場の場内に入ると、周辺の紅葉に勝るとも劣らない、華やかさを、いつもながら
感じます。

開演前のざわめき、これから幕が開く期待感、そして、観客としての、期待と緊張感は
歌舞伎ばかりにとどまらず、演劇全般にいえる、生の人間の芝居の醍醐味かもしれない。


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国立劇場は伝統芸能の継承と、将来への保存を大きな目的としている。

歌舞伎座、新橋演舞場、明治座などのように商業演劇を主とした劇場とも意を異にして
いますが、歌舞伎芝居そのものの華やかさ、賑わい、感動は変わらない。

大らかで、どこの席からでも見やすく、それでいて手軽に行ける入場料の設定と、私はこの
国立劇場が大好きだ。


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1年、12ヶ月。

この間に開かれる国立劇場の歌舞伎公演は、例年、10月、11月、12月、1月、そして、
2月の若手花形歌舞伎公演の、約5ヶ月間が主体になっています。

それに、7月、8月は歌舞伎鑑賞教室なるものもあり、これは初心者、特に学生さん達の
観賞のための手ほどきの説明があり、その後に1時間少々の一幕物の芝居が上演されます。

これもなかなか、好評のようです。


さて、先月に続いて、今月の観劇は、通し狂言「国性爺合戦」(こくせんやがっせん)の、上演。

近松門左衛門による、時代浄瑠璃の最高傑作と言われるもの。

栄華を誇った、明朝は内部の謀反により敵方の韃靼国に攻められ、壊滅の危機に。

海上に逃れた帝の妹が日本に漂着し、その浜で、かってその帝から追放されていた、実の
親子にめぐり合い助けられる。

和藤内と云う名の息子共々、その親子三人は明朝の再興を誓って大陸に渡っていく。


日本と中国を舞台にした、スケールの大きな芝居で、正義と忠誠、そして、義理をからませた
近松門左衛門ならではの、巧みな芝居が展開します。


大御所、坂田藤十郎、市川團十朗、中村梅玉、中村東蔵、市川左團次さんなど、
賑やかな顔ぶれが揃いました。


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12月といえば、昔から芝居の世界では、この「仮名手本忠臣蔵」(かなでほんちゅうしんぐら)が、
くり返し上演されてきました。

しかし、ここ国立劇場では、なんとも、久し振りの忠臣蔵の上演であります。

元禄十五年(1702) の師走、大石内蔵助、率いる赤穂浪士四十有余名によっての討ち入りは
その後、それを題材にして、数々の忠臣蔵物の芝居が出来ましたが、その中でも最高傑作と
言われるのが、この 「仮名手本忠臣蔵」であり、歌舞伎を代表する演目ともなっています。

初演以来260年続いていると言う、人気狂言でもあります。

通常、「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言は、時間にして、およそ12時間近くにもなります。

普通、昼の部前半、夜の部後半の公演となりますが、今回の国立劇場では、4時間半ほどに
まとめて、三段目、四段目、道行の場、七段目、十一段目となっています。

それぞれの名場面と言われるところは、勿論、揃えられています。


出演は、松本幸四郎、中村福助、市川染五郎、坂東彦三郎、市川左團次さんなど、重厚にして
華やかな方々の顔ぶれであります。

これもまた、年の暮れの楽しみでもあります。

初日 12月3日(金) から  12月26日(日)

前売り 発売中です。


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国立劇場。初春歌舞伎公演は、毎年恒例の尾上菊五郎劇団中心による、とっても楽しい
通し狂言で、新年の幕をあけます。

今回は何と200年ぶりの復活上演とか。

「四天王御江戸鏑」 (してんのうおえどのかぶらや)、五幕八場の登場です。

なんとも、200年振りとは、懐かしい。

勿論、誰も見たことはないわけですが、それをわずかな資料だけで、あとは、あることないこと、
ない交ぜにして、長編芝居にしてしまうところが歌舞伎の面白さです。

自由奔放に作り直せるところが歌舞伎の強み、力、ともいえそうです。

サービス精神、随一の尾上菊五郎さんのこと、さて、今度のお正月、どんな現代的なパロディが
飛び出してくるやら、今から楽しみであります。


出演は尾上菊五郎、尾上菊之助、尾上松緑、中村時蔵、坂東彦三郎、澤村田之助、
    坂東亀三郎、尾上松也、市川團蔵、さんと、大変な賑やかさであります。


  初日 1月3日(月) から 1月27日(木)まで。 12時開演。
      ただし、14日(金)  21日(金) は、4時開演。

     チケット予約開始  12月6日(月)  午前10時より。

     各月とも、国立劇場チケットセンター    0570 07 9900


     歌舞伎 おもしろいですよ。

      
  
                         * 


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2010年11月12日

三つの花

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晩秋を向えた今、我が家には三つの珍しい花が咲いています。

その内のひとつが、この、「ホトトギス」です。

数年前に小さなポットに入った、この「ホトトギス」の苗を買い、鉢に移し替えて、育てて
いましたが、しだいに大きくなり、水遣りも忘れがちになり、手入れの面倒もあったりで、
狭い庭の片隅に植えてやったのでした。

やはり地に植え込むと生育もよくなるようで、年々花数も多くなり花の時期には地味
ながらも遠くからも、よく目立つようになりました。

「ホトトギス」。

変わった名前ですが、鳥のあの「ホトトギス」の胸元にある、横じまの柄と、この花の柄が、
よく似ているところから、この名が付けられたと聞いています。

以前、永きにわたって所属していた「日本野鳥の会」の幹部の方から、このことを聞き、それ以来
この花を見ると得意になって、よく、人様に説明もしたものでした。


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多少花の盛りは過ぎたものの、庭の「ホトトギス」は、まだきれいな色を見せています。

これはもちろん園芸種で、改良に改良を重ねてのものですが、実際に山で見る「ホトトギス」は
どちらかと言えば地味な花の部類に入るかもしれません。

背丈もそれ程大きくもなく、せいぜい20㎝から30㎝ほどが多く、深い林の中にひっそりと咲く、
そんな感じの花であります。

種類も多く、色も多彩です。

山で見かけるのは「ヤマジノホトトギス」または「ヤマホトトギス」で、その他に「タマガワ
ホトトギス」「チャボホトトギス」などの名の「ホトトギス」もあるそうです。

山好きにとっては、懐かしい花なんです。


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サンスベリア。

別の名を「トラノオ」とも呼ばれています。

幅広い葉にある横じまが、虎の尾の柄を思わせるからでしょう。

これも我が家に苗でやってきて、それ以来、7年か8年ほどは経っているかも知れません。

今では鉢も小さくなり、あふれんばかりですが、まだ、株が増え続けています。

本当にそろそろ植え替えて、3鉢ばかりにしようかなと、思っていた矢先に、その根元から
なんとも不思議な感じに、この花茎が一本すくすくと伸びてきたのです。


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酸素を出し空気を浄化するとも言われていて、一本は室内に置くことを薦める方も多いです。

葉が横に広がらないので、大きくなってもそれ程、置く場所に困りません。

ほとんどほったらかしの状態で、今では高さも1メートルを越しています。

それが突然、花茎が出てきて果たして花が咲くのでしょうか。

勿論、花が咲いているのを見たこともありませんし、聞いたこともありませんでした。


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アップで写真を撮ってみました。

現在は花茎の長さは32㎝ほどで、全体が緑一色で小さなつぼみは40個ほどありますが、
良く見るとどれもこれも、みんな3個づつ、ついています。

いづれにしても始めての経験で見たこともないので、サイトの「ウイキぺディア」を、覗いて
見ました。

そこには白地の花が咲いている写真も紹介されています。

そして、つぼみの下には、水滴が見られますが、それを密とあります。

たしかにキラキラ輝くようにして水滴が見られます。

少々の不安もありましたが、そっと指先に水滴を掬い取り舐めてみたのです。

何とも本当に密そのものです。 それもすごく甘いのです。

不思議な植物です。・・・・・・・・・・

うまく花が咲きましたら、また、ご報告いたします。


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そして、三つ目の花。

「まゆはけおもと」

これも変わった花です。

見たところ、花弁は無く、ただ、おしべばかりのように見えますが、拡大鏡などでよく調べて
みますと、そのしべの脇には、ごく細い白い花びらが無数にあるのです。

また、「まゆはけおもと」、その名の由来ですが、昔、女性が化粧する時、まず顔全体に
満遍なく真っ白におしろいをぬってしまいます。

そのあとに、まゆの部分を小さなハケで、そこのおしろいを落として、黒い眉毛を出すのです。

その時に使う小さなハケによく似ている花なので、その名が付いたのだと云われています。

学術的にはヒガンバナ科に属するそうです。


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我が家に最初に来たのが、今から6年前のことで、知り合いの植木屋さんから頂いたものでした。

頂いたといっても、これにはちょっとした経緯があります。

当時、その植木屋さんは、この近くのお屋敷に出入りをしていて、何かと庭の手入れを任されて
いたのです。

その中にはこの「まゆはけおもと」も、あり、それも200鉢を越えていたといいます。

「まゆはけおもと」の、植え替えだけで3日はかかったそうです。

ある日、「こんなにあるんだから、ひとつくれないか」と、ご主人に言ったところ、「お前さんみたいな
人には この花はやれないよ」って、つれない返事。


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くれないなら、くれないでいいゃっって、仕事の最後の日、返り際にかっぱらってきたのが、この
花さって、我が家に置いて行ってくれたのが、この「まゆはけおもと」の親株であります。

これはその子供ですが、今年初めて花を咲せたのでした。


その植木屋さん、まもなくそれ以来顔を見せることもなく心配していましたが、風の便りとでも
云うのでしょうか、まもなく亡くなったと聞きました。

この花を見るたびに、ちょっとがさつだったけれど、気持ちの良い人だったなと偲ばれます。


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2010年11月 4日

チームで川越ツーリング

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少々前になりますが、我がチームメンバーで往復、約80キロの川越の街に、ゆったり
自転車ツーリングをしてきました。

その日は朝から快晴で、まさにサイクリング日和とでも云えそうな日で、気温も暑くもなく
まだ寒くもなく、楽しく秋の一日を自転車に遊ぶ事ができました。


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今回は忙しい人もいたりして、参加されたのは全5名。

その参加者の中でも、一番年少者は、なんと中学3年生。

その人の参加でチームの平均年齢が一気に30ぐらい若くなったりして・・・・・・・ (笑)


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午前9時30分、笹目橋たもとに集合ですが、みなさん早々と集合です。

簡単なアイサツのあと、目の前の笹目橋を渡って、左岸に向います。

笹目橋をトンネルでくぐり、荒川の土手に登って、一路彩湖に走ります。

休日でもあり大変な賑やかさで、たくさんのローディさん達が彩湖周回コースを回っています。


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その彩湖で、みなさんまだ元気なうちにと、早めに記念写真を撮ったりして。

どうです。 この若々しいチームの容姿は ・・・・・ (笑)

それにしても、もう少し笑った方がよかったですね。

なんだか、これじゃあ みんなで並んで、レントゲン写真を撮ってるみたいだな  (笑)


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しばし休憩の後、秋が瀬公園、羽根倉橋、治水橋と、いつもお馴染みの荒川サイクリング
コースを軽快に走り進み、上江橋を目指します。

やや向い風の中を長い長い上江橋を渡り、そのまま16号線をたどって、川越に向います。

その前にまだ午前11時ですが、16号線沿線にある、とってもシャレた「うどん屋」さんで
昼食とします。

けっして無理をしないのが私たちのチームの目標です。

それにしても、まだ、いくらも走っていないのに、もう大休憩です。

無理はしない  無理はしない。


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平日は大分落ち着いてきた川越ですが、さすがに休日ともなりますと、まだまだ大混雑の
川越です。

自転車は押しながら歩きます。

街中には思わず絵に描きたくなるような、建造物があちこちに見られますね。

シーズンオフの時にでも、ゆっくり腰をすえて、スケッチでもしたい気分になりました。


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時の鐘のある細い通りも、まったく自転車には乗れないくらいの人の多さです。

まさに街の隅々にまで人がいっぱいです。

メンバーの中にソフトクリームの旨いところがあるとのことで、そちらに移動します。

喜多院の参拝から始まった川越めぐりも、工事中の本丸御殿を最後にふたたび16号で
帰路につきますが、途中、伊佐沼にもちょっと回ってみました。


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どういうわけか判りませんが、伊佐沼の水量がかなり少なくなっています。

この時期はいつもそうなんでしょうか。

いつも満々と水をたたえているのを見ているだけに、なにか不思議な光景に見えたものでした。


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その伊佐沼の北側にある小さな公園での、チームのひとコマです。

思い思いのそれぞれの自転車談議、仲間とのツーリング中で、もっとも盛り上がる楽しい
ひと時かもしれません。

チームメンバーの中に、ひとり、いよいよロードレーサー購入のはこびとなり、お祝いをかねて、
また、近いうちにそのお披露目ツーリングなるものも企画しなくてはならないでしょう。

楽しい我がチームの輪が、これから、ますます広がりそうです。


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