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2009年12月 3日

11月のスケッチ 「トルコキキョウ」

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「トルコキキョウ」 F6号 32㎝×41㎝  絵 プッポロ

記事としては少々遅くなりましたが、11月の「お絵描き教室」への参考作品として
「トルコキキョウ」を描いてみました。

持参した花には、この他に、ミニバラ、デンファーラ、グラジョーラスなど、5種類ほどの
花を用意しましたが、この「トルコキキョウ」の花は難しいとみたのか、みなさん誰も
お描きになりませんでした。

薄い花びらで、わずかな縮れ、そして、ごく淡い紫色のグラデーション。

白い画用紙に白っぽい花を描くことを難しく感じて敬遠されたのかもしれません。

オレンジ色の、はっきりした花のグラジョーラス、綺麗な濃いめのピンクのミニバラなどが、
みなさん、お好みのようでありました。

ところで、トルコキキョウの頼りない薄い花びらの重なりを描くのも難しいですが、もっと
難しいと思うのがバラの花びらだと私は思うのです。

バラの花には剣型、丸型とありますが、いずれも一枚の花びらが、どれも反り返り
ながらの重なりだけに、そこを描くことの難しさといったら。

出来ることならバラは避けたいところですが、お教室ならそんなことを言っていられません。

時として、みなさんの目の前で線描きをしなければなりません。

そこで久し振りに我が家の本棚から、日本画家として、よく知られる中島千波さんの
画集やら、松岡政信さんのものすごく、分厚い画集「花の譜」などを、出してきて、さて、
大家といわれる先生方は、この込み入ったバラの花びらの重なりを、どのように描かれて
いるのかと、あらためて拝見したのでした。

いずれの画集には完成された沢山の日本画と共に、鉛筆による素晴らしい花の素描が
数多く紹介されています。

それは繊細であり、また緻密な中にも力強く、そして気品のある線が美しく見られます。

そして、時間を掛けてじっくり見つめているうちに、そこから感じたことは、たった、ひとつの
ことであります。

それは対象物をあくまでも良く見ること。隅々までよく観察することだと言うことでした。

自分では見ているつもりでも、描くものを真剣にまだまだ見ていないのです。

見方が足りないのです。

よく見ることによって対象物が、ここはこう描け、そこはこう描けと描き方を教えてくれる。


頭の中で、わかったつもりで描いていたんではだめなんですね。

この先生方の大変な洞察力と技術があってこそ、数多くの見事な作品が生まれる様な
気が致します。

心したいものであります。


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コメント

花びらもそうですが茎の線と色合いが良いですね、14日,久々に参加出来そうです。ご指導の程宜しくお願いいたします。chick

投稿: tom | 2009年12月 4日 16時54分

tom さん。
コメントありがとうございます。
2ヶ月ほどお休みでしたか。

久し振りに tom さんの素敵な絵を拝見したいものです。
お待ちしております。

投稿: プッポロ | 2009年12月 5日 10時21分

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