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2009年1月27日

「写生会」と一枚の絵

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「千両」  F6号 41㎝×32㎝  絵 プッポロ

古風な和室、それも総檜造りと思われるゆとりの平屋の中にあって二十畳のお部屋。

豊島園近くの向山庭園。

その広さは私たちにとっては、ありあまる広さで、長い縁側から差して来る日差しの暖かさと、
庭のたくさんの樹木の緑は、ともに心を落ち着かせます。

玄関は地上に面していながら、このお部屋からは眼下に池を望むところから、ここの土地は
かなりの崖のようになっているらしいです。

この静かな雰囲気の中にあって、私の「写生会」」も、先日で三回目をむかえました。

参加者は今のところ平均して13名ほどですが、これから増えそうな予感がします。

こういう場に参加されるには、当然、ある程度の絵に対して、関心があってのことと思って
いましたが、なかにはまったく絵のことなど考えたこともなかったという方々もいるようです。

今回の集まりを知って、今まで絵を自分が描くなんて思ってもみなかったが、はたして、
どうなるか、まったくわからないが、それではとりあえず、教えてもらいながら描いてみようかな、
という方が、約半数ほどと私は感じられました。

一回目から二回目そして今回の三回目にもなると、多少の余裕が出てくるのでしょうか
描く絵にもメリハリが少々出てきたようにも思います。

中には自己流で人に聞くこともなく自分なりに、もくもくと描かれている方もいますが
それはそれでこれも結構なことであります。

絵はその人の性格が描かせるものとよく言われますが、繊細な人は繊細な絵を、
大胆な人は大胆に、だから絵は面白いのです。

でも、そこまでにいくにはかなりの経験が必要なようで、いざ、やってみてもまったく手が
出ない方もいるというのも事実です。

そのような時は画用紙一枚持ってその人のそばに行き、まず私自身が目の前に用意
されている花をスケッチしてみます。

そして私が一枚の葉を描く、さあ今度はあなたが一枚の葉を描いてみてと云いながら、
一枚の葉、一枚の葉の重なりを一緒に描いていく。

今回は数種類の花の中に「千両」があり、その日の午前中に墨と小筆で描いたものを、
参考になればと持っていったのが、上の絵であります。

途中からは、目の前にあるこの絵を見ながら、模写になってしまいましたが、それはそれで
いいと思っています。

画用紙の中のおさまり具合、色のつけ方など自分なりに、いくらかでも理解されたら、それは
それで大成功と思っています。

私自身まったく自信がないのに始まったこの写生会。

皆さんとご一緒に勉強できたらと思っています。


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