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2008年9月27日

秋のおとずれ 向山庭園と写生会

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西武線の豊島園駅から、豊島園の塀に沿うようにして歩くこと、2分ほどで静かな
住宅地の中に、この向山庭園 (こうやまていえん) が、あります。

練馬区立の、この庭園には純和風の優雅な平屋造りの建物があります。

昭和4年から6年にかけて、当時の浜口内閣時代の江木鉄道大臣の邸宅であった
とも云われています。


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庭園はそれ程大きくはありませんが、東には池もあり、その池の中央部には瀟洒な
石橋も置かれ、周囲の樹木との調和もとれて、なかなかの風情を見せています。

四季折々に深い木々の中には、春には桜、初夏にはまぶしいほどの緑の数々。

秋の紅葉、真冬の雪見と一年を通して、手近な散策の楽しみはつきません。


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この庭園も長い間の変革を得て、昭和55年5月1日に練馬区の施設として開園
しましたが、長い歴史の中でこの一帯は、戦国時代からさまざまな流れも又、あった
ようです。


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庭園の北側、現在の豊島園にかけて、この辺は「矢の山」とも云われた時もあり
中世豊島氏の一拠点でもあって、練馬城址としても知られている所です。

14世紀半ば頃には石神井川の地域は、一族の宮城氏から豊島宗家が引き継ぎ、
その後大田道灌と戦って敗れます。

文明9年 (1477) まで、豊島氏の本拠地ともなっていたそうです。


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また、この附近を流れる石神井川流域には、かって多くの湧水が見られたようです。

この庭園の池附近にも古くはあったようで、そして北の石神井川に向っては大きな
谷間になっていて、この谷が練馬城の内堀の役目も果たしていたとのことです。

池をめぐり林の中のわずかな石段を登りつめると、眼下に東屋が見られ、その屋根には
早くも初秋の落葉が散り始めています。


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丸い石の置物の真ん中からは透き通るような、水の流れが見られます。

そこには、季節の花、彼岸花も今を盛りと、きれいな花を見せていました。


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そんな向山庭園に先日、BD-1 で行き、園内を散策し建物の中にある和室を一部屋
予約をして来たのです。

私のやっている「小さなハイキング」、山歩きから海辺散策、街中の史跡、旧跡散歩と
さまざまにジャンルを問わずに歩いてきましたが、そこに11月から「写生会」が、加わる
ことになりました。

忙しさの毎日に、新たなものを加えて、大丈夫かと言われますが、逆にあわただしい
中にあって、ゆったりとした静かなひとときをを持つことで、精神的にも心にも何か休まる
ような気がするのです。


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和室は大中小あり、そしてお茶室とここにはあるのですが、広い方が気持ちよいと
二十畳のお部屋を借りることになりました。

「写生会」は月に一度ですが、会の方々の参加があればよし、少なくても又よしと。

自分自身のための、ちょっぴり贅沢な、絵のおけいこ場、アトリエとして季節の移り
変わりを、ここで絵に留められたらと思っています。


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