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2007年10月29日

多摩川で水彩画を見たり描いたり

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今日29日まで狛江駅近くにある、泉の森会館というところで、倉成弘子さんの水彩画展が
開かれていました。

淡彩スケッチの好きな私としても、風景も描かれると言うこの方の画風が知りたくて、まずまずの
晴天の中をジャイアントの OCR 1 で急遽出掛けてみたのでした。


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倉成弘子さん、会場でお目にかかると大変に綺麗な中年の方。

もうずいぶん昔のことですが、ご主人の転勤でご一緒に二ューヨークに行かれ、もともと、
油絵は描かれていたようですが、そのニューヨークで見た水彩画に魅せられ、そこの
絵画教室で本格的に勉強をされ、そして、帰国後に努力を重ねて、プロの画家として
デビューされた経歴の持ち主であります。

花の水彩画を中心にカナダなどの外国の風景画なども交えての、今回の個展は、小さな
作品が半分ばかりありましたが、いずれもさわやかな作品揃いの35点で、たっぷりと
拝見させて頂きました。


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及ばずながら私も絵を描くのが好きなもので、ザックにはモンバルキャンソンの4号を
忍ばせていたのでした。

多摩川水道橋を渡って右岸を下流に向かって進み、途中の土手に頃合いをみて、腰を
落としたのがこの場所であります。


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久し振りに描いてみたのがこの多摩川の淡彩スケッチ、そしてその実景であります。

絵はあまり間をあけてはいけませんね。

手が硬くなると言うのでしょうか。

また普段は油性のサインペンを使うのですが、なぜかペンの調子が良くなく、
たまたま持っていたステッドラーの油性の鉛筆でデッサンをして彩色したものです。
やわらかなスケッチになりました。

寒くもなく暑くもなく、すぐ後ろの多摩川サイクリングコースには平日にもかかわらず
ひっきりなしにローディが通り過ぎていきます。

さわやかな風に吹かれながらの気持ちの良い30分あまりの時間を過ごしました。

現場での写真撮りで、まだサインもしていません。


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この後は二子橋を渡り、賑やかな二子玉川駅を通って瀬田に抜け、環八は砧公園に
入ったものでした。


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砧公園。

東京の紅葉の見頃は毎年12月3日頃と私の手帳に書かれています。
長い間の紅葉見物からの経験と言う程のものではありませんが。

都内にも沢山の紅葉の名所があります。
代々木公園もいいですね。
原宿の表参道のケヤキ並木もセンスが良いです。

神宮のイチョウ並木、そして新宿御苑の紅葉もここもまた素晴らしいです。
新宿御苑は桜ばかりではありません。
秋もとってもいい所です。

この砧公園も広いだけに全山紅葉と言った所でしょうか。
公園内には企画の良さで知られる世田谷美術館があります。

紅葉はまだご覧のようにちらほらの様子。

いま思い出しましたが以前ここでも、紅葉をスケッチしたことがあります。

あまりの紅葉の綺麗さに赤の絵の具ばかり使ってしまい、なんとも品のない絵に
なったものでした。

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2007年10月25日

下北沢とBD-1

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下北沢、シモキタザワ、シモキタ。
その言葉の響きから一種の憧れと言うか、その名の文化と軽いアングラ的な香りを
私は以前からこの地に感じていました。

いまだに行った事がない街、その下北沢に先日初めて訪ねてみたのです。

正確には1ヵ月ほど前にすでにロードで出掛けてはいたのですが、中野通りを南下して
井の頭通りに出たところで、複雑極まる狭い道にさえぎられ、その時は下北沢にたどり
着く事が出来なかったのです。


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今回はその轍は踏むまいと環七を時には歩道も走れるようにと自転車はBD-1を用意する。

大原交差点を過ぎれば京王線を頭上に見て、次に現れる京王井の頭線、新代田駅を慎重に
左に曲がります。

狭い住宅街の道を家々のすき間から線路のありかを確認しながら、一つ目の駅、下北沢駅に
到着します。


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初めて来た下北沢。

自分の中で思い描いていた街と、だいぶ違うかなという印象です。

若い人たちの流れに連れられて、BD-1を転がしながら歩きますが、馴れないというか、
場違いと言うか、比較的こういう雰囲気には、わり合いすぐに馴染める自分だと思うのですが、
なぜか何となく落ち着かない。

店という店がほとんど若者向けというのもあるのかもしれない。
中には安易に建てられた市場のような、向うに通り抜けも出来る通路には魚屋さん、乾物屋さん、
ラーメン屋さんなどもあったりするのですが ・・・・・・。

原宿の竹下通り、吉祥寺の井の頭公園に向うあの道とも少し違う。

下北沢には慣れが必要なのかもしれません。


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下北沢の商店街に点在するファッションの店、イタリアンレストラン、自転車の並ぶ店にも
興味はありますが、芝居好きの私としては、まず、下北沢のもうひとつの魅力を感じるのは
この本多劇場を中心とした劇場の数々であります。

なんとこのわずかな地域に6っの演劇の劇場があること。

元俳優でもあった本多一夫さんが、その後、この地にトリスバーを開き、それが成功して
次々に辺りの居酒屋を買い取り、またマンションを建てたりして、その一部を若い演劇人の
ために劇場を造り、1980年代のあの小演劇ブームの先覚者ともいわれる方のようでした。

向かい合わせに「劇」小劇場、少々離れた所に、あの有名な ザ スズナリ。
そして駅前劇場、OFF OFFシアター、新しい小劇場「楽園」などがあります。

今回は観覧することは出来ませんでしたが、これ等の劇場で、今を活躍する若い演劇人を
拝見してみたいと思っています。


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今、この下北沢には大きな問題がのしかかっています。
都と区が推進している地域開発の事であります。

26メートルと言いますから環七に匹敵する道幅の幹線道路を駅周辺を中心にして
建設されようとしています。

新規幹線道路の引き込み、下北沢駅前ロータリー、建物の効率を考えた建物の高層化。

そして大型店舗の誘致制度の確立と。


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確かに路地の町と言われるだけに、どこも道は狭いです。
それをすべてにおいて道路を広げ、道幅は5メートル以上にすることと制度が決まってしまった
のです。

それに対して多くの住民の反対運動が、現在大きく展開されているのです。
表面的には感じられませんが、有識者といわれる人たちの行政に対するさまざまな陳情、
意見などをネットなどで知る事が出来ます。

車も通さないで安心して人が歩ける道と街、この街をいつまでも変わることなく残そうと
その意気込みは大変なもので、皆さん頑張っております。

よそ者の私などは何もいえませんが、それにしても、いつもいつも、市民は常に行政と戦って
いかなければならないなんて、いやな世の中ですね。

初めての街を訪ねたことで、思わぬ胸を痛める事もあるものです。

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2007年10月18日

荒川から江戸川へ そして柴又帝釈天

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同じOCRのいつもの友人と久し振りに走ってみました。

今回は少々のロングライドと、荒川から初めての江戸川サイクリングコースを走ろう、そして
柴又経由で掘切で荒川に戻る。
予想では100キロを少し越すかなと思ったのですが。

天候は今ひとつさっぱりしませんが、日中は降りそうもないとの予報を頼りに午前10時過ぎの
ゆったりめの出発でした。

いつもの荒川サイクリングコースは笹目橋から入ります。
2台のロードは追い風に乗り軽快そのもの、一気に虹の広場、そして葛西臨海公園には、
午後12時50分頃に到着。


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厚い雲に覆われたこんな日は、さすがに葛西臨海公園も静かかと思っていましたが、
園内にあるレストラン 「ブルーマリン」 は子供達、若者達、中高年と大賑わい。

やや遅い昼食を二人で楽しみ、午後1時半過ぎ、いよいよ始めての江戸川サイクリングコースに
向います。


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まずは葛西臨海公園駅に向って右方向に進みます。
そして、高架をくぐって北側に出るのですが、この辺が少々わかりにくいですが、いずれにしても
北側の高架に沿って旧江戸川に向って進みます。
川の堤防に突き当たる所の交差点から江戸川サイクリングコースが始まります。

入り口は一番右よりのレンガ色の細い道が武蔵路葛西コースと言われるもので、そこが長い
コースのスタート地点です。


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右に旧江戸川を見ながら行く道は、それほど広くはないですが、路面の状態はは滑らかで、
非常に走りやすい道です。

全線レンガ色に統一されていて、途中少々途切れる所もありますが、再び近くにレンガ色の
道が見えたりで、これは初めてでも心強いです。


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コースのスタート地点から、5キロほどの所にあるのが、このみずほ橋。
近くには今井水門があり、そのまま北上すれば、それは新中川。

私たちはそのみずほ橋を渡って、なおも旧江戸川を進みます。


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今井橋をくぐり、スポーツランドを過ぎれば、いよいよ旧江戸川と江戸川が合流します。
今までは防波堤の塀にさえぎられて、展望があまり望めませんでしたが、ここからは土手を
走るようになり、風景が大きく広がり、江戸川本流の雄大さが目の前に現れるところであります。


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前から話には聞いていたポニーランドのある所。
この日は天候不良か、それとも時間切れだったのでしょうか、乗馬はやっていませんでした。

花壇には花が咲き乱れ、大きな広場は子供達の絶好の遊び場のようです。


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北総公団線。
スタートからここまで江戸川サイクリングコース、約14キロ地点。
荒川では追い風で楽に走れましたが、このコースに入ってからは、さすがに向かい風。
17,8キロが精一杯のスロースピードです。

この北総線を越せば、もうすぐ矢切の渡し公園に到着です。


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柴又帝釈天。
時間は午後3時50分。

境内の人影もまばら。
お馴染みの参道も観光客の一団が過ぎれば、ご覧の通りの静けさで、すこしすると
また観光バスが到着したのか次の団体で参道もわずかに賑わいます。
柴又名物の、「草だんご」を一折買って、さて、最後の走りになります。

時刻は午後4時15分です。


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柴又を後にして今度は468号線を走ります。
高砂橋を渡り、白鳥2丁目で水戸街道を越えてお花茶屋駅、堀切菖蒲園駅前を通過
して、堀切橋を渡ります。

そこからは再び荒川サイクリングコースを北上し、わずかな距離で夕暮れの虹の広場。
ここは今、カンナの花が満開です。


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荒川サイクリングコースも岩淵水門まで戻りましたが、あたりはすっかり暗くなり、
サイクルメーターも読みにくくなりました。

隅田川の流れとビル群の夜景がとてもステキです。

大きな水門に明かりが灯るのも初めて見る光景で、遠く川口方面の高層ビルの小さな明かりも
この辺りの暗さでひときわ輝いて見えます。

さて、ラストコースは霧雨の中、小さなLEDのあかりを頼りに車止めに気をつけながら
笹目橋に向ったのでした。

走行距離  94,66キロ    100キロならずでした。  O(≧▽≦)O

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2007年10月14日

ロードのハンドルを下げてみる

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ジャイアント OCR 1 という名の私のロードバイク。

OCR の O は Oval 卵形という意味。
そしてCR はコンパクトロードの略。

レース指向の TCR に比べやや穏やかな性格のコンパクトロードシリーズ。
アップライトなポジション、直進安定、振動吸収性を重視と、ジャイアントのカタログには
あります。

ハンドルも当初から少し高めに設定されていて、タイヤサイズも25ミリ。
それは乗りやすさ、乗り心地の良さにつながっているようです。


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しかし、このハンドルのやや高めが、時と場合によってはカッコいいのか、悪いのかの
判断材料にもなろうかと思うのです。

乗っていて楽だが横から見ると、何となくカッコよくないなぁという感じがしてしまう。

ハンドル高めで楽な方がいいのか、それとも強い前傾姿勢による多少の窮屈、苦しさが
あっても、見てスマートな方がいいのか、迷うところであります。

先日、丹羽隆志氏の書かれた「自転車トラブル解決ブック」を参考にして、OCR 1 の
ハンドルを1センチ下げてみました。

夜練とまではいきませんが、都立城北中央公園、1,4キロほどのコースを、この自転車で
周回しています。


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走り始めは調子がいいのですが、2キロ 3キロ走りますと、腰が痛く、またブレーキの
ブラケット部分がハンドルを下げたため、少々遠くなり手首にも抵抗があるようです。

それも馴れることによって解消することかと思いますが、何分にも当初のオリジナルの
時のほうが快適だったような気がします。

丹羽さんの本にもありますが、(空気抵抗で)深い前傾姿勢をするためにブレーキブラケットを
下向きにする方法があるが、今はレースの世界でもそういう事をするのは少ないと。

それはそうかもしれません。

長時間走行ともなればなおのこと、出来るだけ楽なポジション、楽な姿勢が要求されて
当然なことだと思います。

さて、ハンドルを低くして無理をしてまでして、カッコよくする必要があるのか。

それとも、オリジナルの楽だったポジションに戻すべきか、ここ一番、思案するところであります。

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2007年10月12日

ロードバイクを学ぶ

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先日、池袋西武の地下にある「LIBRO」という書店に出かけてみました。

自転車のメンテナンスに関する本を探しに。

書店内は広いスペースを持ち、本の分類も良く整理されていて、それに昔から、あまり
書棚を移動させないので、久し振りに行っても相変らず自転車関係の本もいつもの所に
あってさがしやすい。

さて、メンテナンスに関するものといっても、ここはそれ程多くはないのですが、それでも
数冊は置いてあり、とりあえずは一応間に合います。

その中でも平積みではありませんが、人の目につきやすい場所に、それも20冊以上も
置かれていたのが、上の写真の本であります。


山と渓谷社刊の「自転車トラブル解決ブック」。

著者はこの春、NHKで放送された「趣味悠々」の「サイクル入門」を担当された丹羽隆志氏で
あります。
19センチに11,5センチ。 厚さわずか8ミリほどの瀟洒でスマートなその本は値段が980円+税。

内容を見ますとあの丹羽さんらしく、丁寧な文と共に、ご自分で撮られたという膨大な写真は、
白黒ではありますが、非常にメカニックの手順を判り易いものにしています。

説明文も短く無駄がなく、この本片手にメンテナンスなんてことも出来るくらいの本の軽さで
あります。

実は私、今、ジャイアントのOCR 1 の、ハンドルを、少々下げてみたいと思っていたのです。

ところがそれをするには、一度ハンドルを外すわけですから、これは自分では到底出来ない
大変なテクニックを必要とするものと、なかば諦めていたのですが、この丹羽さんの本を見ますと、
何だかとても簡単に出来そうではありませんか。


ハンドルを支えているステム、そのステムの下にある4個のスペーサーと呼ばれるワッカを2個
外してステムの上に置き換える。
それだけで約1センチはハンドルが低くなると。

本によっては中のアルミのパイプを切り取るとか書かれているのもあり、これでは出来ないと
あきらめていたのですが、ステムとワッカを上下入れ替えるだけなら、これなら自分でもやれそう
と、手にしたこの本を買ってきたのでした。

さて、我が家に帰り、自転車を目の前にして、アーレンキーを手にします。
本書にあるように、まずステムを固定している2本のボルトを緩め、ステムのトップにある
引き上げボルトも緩めてキャップを引き出します。

ハンドル全体を持ち上げれば、ハンドルが静かに離れます。

丹羽さんは、この状態でフレームを持ち上げるとフロントフォークが抜けるから注意とある。

4個のスペーサー、上部の2個を抜き取りステムをはめて、その上に、この2個を入れます。
引き上げボルトをトップにかぶせ軽く締め込み、ステムの固定ボルトは仮止めに。

「前輪を10センチほど浮かせて自然にハンドルが切れていくようならホィールに対して90度
の状態にして固定ボルトをしっかり締める」 と、本には書かれています。

ハンドルが切れないようならトップの引き上げボルトを少し緩めてみるとも。

たしかにこれで1センチほどハンドルが下がりました。

やってみるものですね。

その他にも自転車全般のメンテナンスはもとより、「自転車購入のヒント」 「自転車に乗る
ためのグッズとウェア」 「なぜパンクするのか ? 」 「自転車を持って遠くへ行くためのアド
バイス」 「荷物の持ち方と自転車の保管方法」 「自転車は疲れるだけでホントにやせる ?」
など、など、いずれも興味津々、知りたい事が続きます。

コンパクトサイズながら内容は大きいです。

自転車に乗る時、いつでも持っていたいと思わせるような本でもあります。

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2007年10月 3日

竹に花が咲いた

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落語の小噺に
「先生 !! うちの竹やぶでね あの中で花が咲いてる竹があるんだけど どうしてかな ? 」

「お前さん 何を言っているんだね あたしゃ 医者だよ 植木屋じゃぁあるまいし そんなこと
判るわけがないだろう」

「へぇー そうかねぇ だけど 近所じゃ 先生のこと みんなで やぶだ やぶだって
いってるけどなぁ」 って、噺があります。

その竹の花、実はなんと我が家の庭を隔てて、お隣にある数本の竹に今、やや黄色味
がかった白い花、竹の花が咲いています。

竹に花が咲くなんて、これ自体大変珍しいことのようで、大きな植物図鑑を見てもまず
のっていません。


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その珍しい竹の花、一週間ほど前から咲き始めたのです。
花は房状で全体の長さは30センチあまり、花びらは細く幾重にも重なり、盛り上がるように
咲いています。

このお隣というのが、どちらかといえば、あまりお庭の手入れをしないお家で、草木は伸び放題
自然のなすがままに、それは風流といえば風流でありますが、ごじゃっぺと云えばごじゃっぺで
あります。

あちらこちらに出てくる竹も二階の屋根に届きそうなくらい。

歩くのに邪魔になる所だけを切ったものの、宮本武蔵の試し切りではあるまいし、下から
2メートルぐらいの何とも中途半端の、とんでもない所で切ったものでした。

その切り口から一段目の節からこの花芽が出て、それがいま満開を迎えているのです。


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聞くところによりますと、竹はイネ科なんですね。
この花が終りますと、そのあとは小さな実になるそうです。

丁度お米の稲穂のようになるようです。
戦争中、兵隊さんたちは食料不足のとき、この小さな実を見つけてはお米と同じようにして
食べたとも聞きましたが、しかしそれすらも幾らもなかったはずです。

昔から言われていることに、竹の花は60年に一度咲く、そしてそのあと必ずその竹は枯れると。
最後のあだ花を咲かせるとは、このことでしょうか。

ただ60年に一度は普通の植栽の場合で、お隣のようにとんでもない所から切られますと
竹は非常に迷惑をするわけで、早い話が気が狂って花を咲かせてしまったようです。

これを狂い咲きというのですね。

いま我が家から見える花はそんな花かもしれません。


母が私によく言っていました言葉を、ふと今、思い出しました。

" 一節はあれよ 竹の節  素直なるも  時にこそよれ " って。


                      *

 

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