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2007年5月25日

四万温泉 清流の町

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群馬県吾妻郡中之条四万温泉。

先日、その四万温泉に初めて行ってきました。

宿は数ある中からトップクラスといわれる「四万やまぐち館」
とにかく賑やかな、元気のある旅館でありました。


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風呂のよさでも定評があるようで、大岩に刻まれた南無妙法蓮華経の珍しい
お題目大露天風呂あり、また、渓流露天風呂の四万川の湯、そして、お薬師さまの
お風呂と純檜大浴場のつぼ湯と、どれもこれも個性的な風呂が用意されています。

近くの草津の湯の泉質とも、ちょつと異なる、さわやかな綺麗な透明の湯であります。


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さて、四万温泉で見るべきものといえば、素朴な山間の地だけに
昔から地元の信仰の対象となる、ささやかな薬師堂と、最近出来た四万川を使って
作られた水力発電所でもある奥四万湖。

上の写真のお堂が、重要文化財に指定されている日向見(ひなたみ)薬師堂。
萱葺きの趣のある屋根で、永延年間 987-989 の創建と伝えられ、室町時代に入って
この場所に移されたとのことです。

四万の病を治す、お薬師さんとして知られ、湯治客の信仰を集め
今に至っているといわれています。


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その薬師堂の裏手から道は新緑の中の登りになり、353号線の大きなトンネルを
越えると、そこに奥四万湖が見えてきます。

エメラルドグリーンの色合いが売りもののようで、確かに晴天に恵まれれば
そのように見られます。

湖面のこの青さ、それもただの青さではなく、何というのか、やはり
エメラルドグリーンとしか、言いようが無い素晴らしい色彩であります。


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堰堤の下をのぞくと目もくらむ程に高い所にいることが判ります。

遠くを見るのはいいのですが、私は真下を見るのが、どうにも苦手で
足がすくんでしまいます。

山登りではどんなに高くても平気なのですが。

それにしても、この深い山の中に、これだけの大型建造物を作る技術の
高さには驚いたものでした。


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2日目は四万川を下流に向かい、甌穴(オウケツ)を見に行きました。

バス停の名もその名が付いていて、道路から急な石段を四万川の
岩場に下りていきます。

甌穴、それは自然が作ったもので、大きな岩に大きな円形の穴が見られます。

最初はきっかけとなる小さな穴でもあったのでしょうが、その中にあった小石が
水の流れで、くるくる回転をし始めて、その小石がやすりのような役目をして
その大きな岩の穴を広げていく。

水の流れ、水の力によって出来た大きな穴が、この近辺にはまとまって
あるようで、私が見たところでは、4,5個があたりに点在しています。

ここまで穴が大きくなるのには、数万年の歳月がたっているそうで、なんとも
気の遠くなるような大変な話であります。


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四万温泉、それはこの四万川の恵みによって成り立っているようにも思えました。

人々は、昔からこの川と共にの生活で、また、この四万川こそが、ここでの唯一の
売りものでもある様に思います。

どこの流れを見てもその水の清らかさ、まさに清流の地と云えると思います。

ふくよかな温泉と水のさわやかさ、それによってこの地の人々の心まで
豊にしているように見えた、小さな旅でありました。


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