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2007年1月12日

観音様とフラムドール

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先日、顔見知りの若者に
「この正月には家に帰るのかね」と聞いてみた。

その青年は 「ううん 帰らない」 という。
「あれつ どうして帰らないの あんたが帰ってくるのを きっとお母さんが
待っていると思うよ」

「いや 帰らないんです」 って、せいせいした顔で答える。

「僕には帰る所が無いんです」

「なんだい 帰るところがないって ?  みなしごか」

「そうじゃなくて ここの近くで生まれて そこで今 親と一緒に暮らして
いるんです だから帰るところがないんです」

「だったら 早くそれを云えってんだょ それを云うなら 実家が東京で
田舎がないんで、でいいんだ」

「だってオジサンは帰るのかって聞くから オジサンに合わせて
帰らないって云ったんじゃないの」

「そんなところで合わせるな」 って、なんだか今の若者と話をしていると話が、
だんだん、こんがらかってきそうです。


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渋谷、原宿、六本木と、シャレた街並みも大好きですが、たとえそこが
猥雑であったり、喧騒の街であっても、自分の生まれた所となりますと、
また見方も違うようで、どんなにあぶない、怪しげな所でも、どこかに
暖かみを感じ、ぬくもりを見る事が出来ます。

今や一大観光名所といわれる浅草も、そこに生まれた者にとっては、
そんな事は関係なく、ただの心のふるさとであり、自分の帰る田舎ででもあるのです。

浅草が私の田舎、今、住んでる練馬を除けば、帰るべき所は浅草しかないのです。


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年に五、六回は何かに付けて、ここを訪れます。
別に観音様が待ってるわけでもありませんが、浅草に行くときはなぜだか、
いそいそしている自分を感じたりもしています。

1月9日の仲見世は、まだ正月気分真っ盛りでありました。
お馴染みの並ぶ店も、これもまったく相変らずで、でもこの相変らずだから、
案外落ち着くのかもしれませんが、それにしても、何もかも、30年40年、
変わらないのもこれも立派なものかもしれません。

小さなぬいぐるみの可愛いワンコロが、店先の狭いボール箱の中で
動きながらワンワン吼えている。
しかし、もう、このワンワンを、何十年見続けてきていることだろう。

これも、ワン パターンというのだろうか。


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隅田川を吾妻橋で渡ると目の前に見えるのが、このモニュメント。

アサヒビールのシンボルでもあります。

いろいろな見方があるようですが、それはそれで自由でありますが、実際のところ
本当は何を表しているのか、以前、アサヒビールに聞いた事があります。

その答えは「金色に輝くビールの泡」を表現しているそうです。

ほんとかなぁ・・・・・・

アサヒビールでも、きっとほかの事を考えている人もいると思う・・・・・・・


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フラムドール

そのアサヒビールのビル一階に私のお気に入りのレストランがあります。

その名を「フラムドール」といいます。

隅田川に面した入り口も、これもまた変わった形で、ひっそりとした実に謙虚な
感じの作りで、目立たたず、来るものはすべて受け入れるといった趣で、
なんだか教会の玄関のようであります。


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中がまったく見えない木製のドアーを開けますと、すぐに分厚い黒のカーテンがあり、
それをもぐり込むようにして入りますと、大聖堂を思わせる店内が広がります>

人々はそこで敬虔なこころで、お食事を静かにいただきます。 (それほどでもないか)

家内とよく行くのですが、午前11時30分から、午後2時までのランチがいいですね。

5種類ほどのなかから選べます。

本日のおまかせランチ、かきフライランチ、本日のパスタ、ビーフシチューの
ランチ、そしてステーキランチ。(よく覚えたものです)

いずれも、850円から980円まで。

ランチサービスとして、中央に置かれたテーブルには、サラダバイキング、
ショートケーキ、小さな一品料理、ソフトドリンク (コーヒー ジュース 各種の紅茶)
などが食べ放題、飲み放題付きです。

とってもいい雰囲気です。

最近は山仲間との飲み会にも利用しています。

4人まとまれば宴会プランが使え、8品の料理つきで、ビールなどの
アルコール類の飲み放題がついて5000円です。

これも大変に好評で、次回の3月が、また楽しみです。

                 ・


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コメント

プッポロさん
浅草にこんなリーズナブルなランチが食べれたんですね。今度行ってみたくなりました。でも一人だとちょっと勇気がいるかな?でも安心です。自転車乗るようになりコンビニの前で弁当食べることも出来るようになりましたので。

投稿: まさぼ | 2007年1月12日 22時43分

まさぼさん。
手頃な値段であっても、中身はいずれも本格的です。
さすがにアサヒビール直営だけのことはあります。
入りにくいことはまったくありませんし、ボーイさん、ウェイトレスの人たちも実にマナーが行き届いています。
ぜひどうぞ、お出掛け下さいませ。

投稿: プッポロ | 2007年1月12日 23時28分

以前このレストランに伺ったときに、おひとりモデルのようなスタイルのウェイトレスさんがいらっしゃいました。しかも大変丁寧な応対と正しい日本語を使われていたので印象に残っています。(今回はいらっしゃいましたか? 奥様とご一緒だと・・・(笑))
料理やお酒も勿論そうですが、やはり店の印象は応対と雰囲気なのでしょうか。
また、行ってみたいお店のひとつです。

投稿: Wonder 3 | 2007年1月13日 08時53分

Wonder 3さん。
コメント有難うございます。
モデルのようなスタイルの・・・
いらっしゃいます。お元気ですよ。
ほっそりとした、いかにもWonder 3さん好みの方。(笑)
だから、ぜひまたお出掛け下さいませ。

フラムドールの店内にいますと、本当にここが、あの浅草とは思えないくらいの良い雰囲気ですね。
青山一丁目あたりか、六本木で飲んでいるようです。

浅草にあって貴重な存在であります。

投稿: プッポロ | 2007年1月13日 12時56分

私もこのビルに何度か行きました。そして由来も聞きました。
が、初めて見たとき(20年位前)の印象がでっかいウンコだったので今でもそう呼んでます(笑)

投稿: gan | 2007年1月13日 21時40分

ganさん。
誰が見たってそう思いますよね。
よくあのようなデザインを考えたものだし、またアサヒビールの社長さんが許可をしたものですね。

数年前に掃除をしているのを見た事があります。
一本のロープの端と端にひとりづつ人間がぶら下がるようにして、それも何組もあのモニュメントの上にロープをかけて、双方から拭き掃除をしているのです。
しっぽの方は空中にはみ出しています。
よくできるものだと、しばらく見続けたものでした。

フラムドールは、とてもシャレたレストランです。
機会がありましたらお出掛け下さい。

有難うございました。

投稿: プッポロ | 2007年1月13日 23時34分

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