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2006年8月29日

あかり

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暗闇の中を照らす、ひとすじのあかり。

山登りの途中で予期せぬ事で時間をとられ、麓に下りる前にすでに夕闇に、
山の日暮れは早いものと知りながらも、いつしか足元も見えないほどの暗い道を、
時折小石につまずき、懐中電灯を持ってこなかったのを悔やんだりする。

今までにそのような事が、もう何回あったろうか。

里の近くになるにつけ眼下に木々の間から、見えてくる人家のあかり程ほっとするものはない。


あかり、それは一瞬のうちに、どんなに遠く離れていようと、その場所の在りかを
伝えるのには、これに勝るものは他にはないように思う。

若い頃からなぜか、あかり、照明器具にはとりわけ思い入れがありました。

登山用の石油ランプから、ホワイトガソリンを使うお馴染みのコールマン200Aの
例の赤いランタン、船舶で使用される真鍮製のランタン、ローソクを6本、または
12本を使うクリスマス用の燭台などなど様々なあかりが、今でも手元にあります。

それらとは別に日常的に普段使っているあかりが四つあります。

上の写真のものは、ステンドグラス風に作られていて、買ったときは普通のオレンジ系の
電球でしたが、面白さに欠けるよう様な気がして、今は赤い60ワットの電球をつけています。

その鮮やかな赤色が、ガラス細工を通して輝き、闇の中にいっそうの美しさを見せています。


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芝居好きでもある私にとって、この提灯も大好きなあかりです。

縦横45センチの、わりと大きな形です。

特殊な和紙を使ったもので、レース状に加工された所からは、60ワット2個のやわらかな
光の丸い電球が見られます。

和風の趣を出すのには最適かもしれません。


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「白い炎」

照明器具は買うばかりではありません。

自分でデッサンして、自分で作りもします。

今までにも結構いろいろ作りましたが、その内2点をご紹介いたします。

これは題名が「白い炎」。高さ50センチ 横35センチ。

光によって炎を表したもので、夏の夜にはふさわしですが、冬の夜は寒々とした「氷の炎」のようです。

これはかなり好評でした。(笑)


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「光の氷柱」

こちらは「光の氷柱」。高さ63センチ 横22センチ

アクセントに縄をあしらつて素朴さを出してみました。

この2点はいずれも不燃性の特殊な紙で、正式な名前は忘れましたが、例によって
池袋の東急ハンズの照明器具売り場で購入したものです。

浴槽などに水を張り、この紙を入れてしばらくおきます。

水を含みやわらかさが出てきたら取り出して、そこで思う形に折り曲げたり、丸めてみたりして、
そのまま乾けばその形のとおりに固まります。

この「光の氷柱」は水から出してから足で踏んで、しわくちゃにしてから広げて円柱にしたものです。

少々のいびつの方が、かえって面白味があるようです。

電気の器具は有り合わせのもので、使っていない電気スタンドだったりと、
いろいろ工夫するのも楽しいものです。

これからの秋の夜長のひととき、自分で作ったあかりで静かに過ごすのも楽しいものです。


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コメント

プッポロさん、ご無沙汰しています。ちょうど私も写真機ブログの方で「あかり」をテーマに撮り溜めた写真を掲載しているところでした。「あかり」はどうしても撮りたくなってしまうテーマなんです(笑)。
しかし、ご自分で製作されたものならばまた違った感慨で写真を見ることができますね。
秋の夜長、ちっぽけな我が家も「あかり」で演出したくなってきました。

投稿: Wonder 3 | 2006年9月 3日 06時52分

Wonder 3 さん。
コメント有難うございます。
「深夜特急」の、あかりの記事は拝見していました。
ため息が出そうなくらい綺麗な写真です。
品の良い和室と照明の美しさ、それを見事にとらえる技術の確かさ、それにカメラもいいのでしょうね。(笑)

写真のお手本にしたいくらいです。

これから海外出張が多くなりそうですか。
若さで頑張って下さい。

素晴らしい「深夜特急」リンクさせて頂きました。

投稿: プッポロ | 2006年9月 3日 09時52分

プッポロさんに誉めていただくと大変恐縮いたします。しかし、私はもうそれほど若くは有りませんから(笑)

こちらからもリンクさせていただきました。また、コメントさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: Wonder 3 | 2006年9月 3日 20時56分

Wonder 3 さん、こんばんは。

若さって、そのバイタリティの度合いによって、決まるのではないですか。

その活躍ぶりを拝見していますと、若さそのものではありませんか。

真面目さと知性の高さと、どれをとっても比類ないWonder 3 さんのように思います。

それぞれの道で、ますますの活躍を期待しております。

コメント有難うございました。

投稿: プッポロ | 2006年9月 4日 22時11分

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