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2005年12月 1日

六本木ヒルズ

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六本木ヒルズ

「六本木まで大江戸線で25分。随分近いんだね」

「そうだね。乗ってしまえば25分で行ってしまう。

もっとたびたび出かけても良さそうなものだけど、案外行かないものだね」

「オトカムだって、六本木なんて、行ったの今度がはじめてさ」

「プッポロだって二度目さ。最初は六本木ヒルズが、開業した時。それ以来さ」


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「その時だね、例の丸いドアーのガラスに、思いっきり頭を打ったのは」

「そう、建物から外に出ようとした時、円形のガラス張りのドアー、それが大きいんだ。

ガラスが無いように見えてさ、歩いていったら、思いっきり頭をぶつけちゃった」

「痛かっただろうね」

「そりぁ、痛かったさ。守衛さんが飛んできてね、「大丈夫ですか。
ここは皆さん、ぶつけるんです」ってさ」

「みんなぶっかるの?」

「皆じゃないけどさ。あそこの回転ドアーはあの時から、あぶないなぁと思ってたものさ」

「だけど、今はすっかり改良されて安全みたいだね」


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「はじめて見る、六本木ヒルズのイルミネーションきれいだったね」

「きれいだったね。まず最初に見るのが、六本木ヒルズのメインエントランスの、
66プラザ前のケヤキの木に飾られた、白と青の雪のイルミネーション。
これがなんとも素敵だったね」

「夢のように素晴らしいね」

「明かりが白から青に、そして赤にまで変わるイルミネーション。はじめて見たね」


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「その66プラザの左側を真っすぐに進むと、曲がりくねった下りの階段がある。

上の写真は4階あたりから見た、毛利庭園の眺め。青いイルミネーションが、
実に幻想的で幽玄の世界を思わせたね」

「ここからはまだ遠いいけど、そばで見ると本当に素晴らしいね」


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「上を見ると東京タワーが見えるじゃない。オトカム、ここのロケーションが好きだなぁ。

話は違うけど、そう云えば、プッポロが入院していた、あの虎の門病院の7階の病室からも、
夜の東京タワーがよく見えていたね。どっちがいい?」

「変なこと聞くなよ。病院の窓から見えたって、痛くって、苦しくて、しょうがない時に、
いいわけないだろうが」

「そういやぁ、そうだね」


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「で、あの階段をぐるぐる回りながら下ると、噴水がある広場がある。ここには大きなステージも
造られていて、コンサートもやるらしいね。随分広い所だね」

「行ったときは、遅い時間だったから、あまり人が居なかったけど、夕方なんて凄い人だと思うね。
時間は夜10時頃だったもんね」

「そうだった、帰ってきたら12時ごろだったかな」


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「だんだん下に降りてきたところだね」

「毛利庭園イルミネーション Garden H  12月25日まで、やっているようだね」

「冬のイルミネーションは来年1月31日までというけど、どこが違うのかな」

「わからないなぁ」

「プッポロ、あの正面のケヤキの木、実際に見るとかなり大きな木だね、それにこの池、
もともとあったものなの」

「いや、何にも無い所に六本木ヒルズを建てた時に、日本庭園として整備され、中央に
シンボルとして、この池を造ったもので、開業当時に来た時は、まだ造成中という感じで、
どこもあらっぽかったけど、今回見たらすっかり落ち着いて、もう昔からあるような、
素晴らしい池になり庭園になったね」

「六本木にあって、このスペースは貴重だね。大企業ならではだね」

「そうだね」

  
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「ついに下まで降りてきたところだね」

「なんとも、やわらかい雰囲気の噴水だね。水の色がいいし、ブルーの光線に照らされて、
水の形の変化といい、いつまで見ても見飽きないね」

「ただ午後10時でこの噴水は、ぴたっと止まってしまう」

「そう、早く写真を撮っておいてよかった」


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「そして向うに見えるのが、お待ちかねの、けやき坂通りのイルミネーション "Snow & Blue"。
約400メートル続くケヤキ坂通りに点灯される、白色と青色のLEDによる幻想的なイルミネーションで、
雪をイメージした白く澄んだ光が実にきれいだ」


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「又、今年は更に本数を増やし、中央に架かるブリッジにも展開して雪のブリッジに演出、
雪の森に迷い込んだ空間をつくり出すと、六本木ヒルズのホームページに記されている」

12月25日まで。なお、ここも冬のイルミネーションは、1月31日までとなっており、時間は23時までです。


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「ここからの東京タワーもいいね。このアングルから皆さん写真をよく撮っているね」

「そうだね。やや下り坂、見通しがいいしね。場所柄外国の人達も盛んに写していたね」

「少々車の通行が多いのが、難点だけど、それはしょうがないか」


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「プッポロ、ケヤキ坂通りに面する各店舗も雰囲気がいいね。しゃれたお店が連なり、
それぞれにショーケースのデスプレィが素晴らしい。街灯のスタイルもいいしね。
また、この写真のように一本の木をねらうのもいいものだね」

「ありがとう」

「ところでね、プッポロは三脚を使わず、手持ちで夜景をよく撮っているね」

「よく聞いてくれた。これらの写真は、ほとんどレンズ開放で、一秒から二秒の時間が
掛かっている。三脚を使えば完璧だが、重たいし、時によっては機動性に欠ける」

「それじゃどうするの」

「プロもやっている方法を特別に教えようか」


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「デジタルカメラの場合だと、撮影モードを風景にする。広角ぎみになり、広い範囲が
シャープに写る。ただし、ブレやすいのが難点だが、そこでだ。撮影地に着いたら、
まず、まわりを見渡す。そこにはかならず立木があったり、街灯があったり、電柱なども
あるものだ。又低い塀があったり、手すり、ベランダ、時にはゴミ箱なども利用する時がある。
立木の場合だったら、木の横にしっかりカメラをくっつけて、静かにシャツターをきる。
また柵があったら、柵の上にカメラを載せて、しっかりカメラを持ってシャツターをきる。
何でもいいからカメラを乗せられるものを、あたりから探す事さ」


「そういえばプッポロは盛んに地べたに両膝をついて写していたね」

「上の写真など、二秒以上の開放が続いていたね。そばに低い標識があったので、
その頭にカメラを載せて撮ったもので、なれると三脚なんていらないね。
昼間の写真でも手持ちではだめだよ。この方法で写すと、実にシャープな写真が撮れる。
これはプロもやっているよ」


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「これは池の反対側からだけど、まるで暗い所だったが、よく探したら短いが杭が一本
近くにあった。その上に載せて写したもの。どこにでも何かはあるものさ」

「でもさ、プッポロは若い頃、プロの写真家と仕事をしていたと言うじゃない」

「随分前の事だけど、写真の月刊誌「日本カメラ」の編集長を永く勤められた、
有名な写真家、その大先生のアシスタントをやっていた事がある。
先生が写したフイルムを銀座並木三丁目にある、「並三工房」まで持っていき、
現像、プリントを待っているうちにやってもらうんだ」

「写真家は自分でやらないの?」

「やらないね。写すだけだよ。「並三工房」はプロの人達のためのもの。
そうそうたる超有名な写真家の溜まり場でもあった。その中で、プッポロはひとり片隅で
小さくなっていたものさ。早くあの人たちみたいに、一人前になりたいなってね」

「で、どうしたの?」

「しばらくして、写真家ってさ、名前ばかりで、自分勝手でさ、自分ほど偉いものは無いって
思う人ばかり。それが分かってさ、やめちゃつた。でも写真の技術は結構覚えたぜ」

「ふーん」

「またひとつ、プッポロの秘密がばれちゃったな」


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「オトカム、六本木どうだった」

「とても良かったよ。特にこの毛利庭園がいいじゃない。静かでブルー一色というのもいいね。
遅い時間だからほとんど人が居ないのもいい。Gaden H っていうけど、このHの意味が判らないままだね」

「あんまり深く考える程の事でもなさそうだ」

「そうだね」

「今度はどこのイルミネーションを見る?」

「お台場って、前から言っているじゃない」

「それで、キリンウォーターグリルか」


「・・・・・・ そう」 


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コメント

遅ればせながら、お帰りなさい。

イルミネーションは「キレイだな」と、思いながらも、なぜか被写体として惹かれる事がありませんでした・・・が、ピンホールカメラを始めた今年は気になる被写体です。
ちなみに僕の知っている、助手を雇っている写真家の方々は、みなさんクセ(強烈な個性)はあるけれども、(僕にとっては)付き合いやすい人ばかりです(笑

別件ですが、あぜくら会に入会しました(ついでに日本針穴写真協会にも入会しちゃいました)。4日は午後から仕事なので午前中目一杯、先行電話予約に励みます♪

投稿: time@ | 2005年12月 2日 16時50分

timeさん お久し振りです。
何とか普段の生活に戻りつつあります。

六本木、なんとも魅力的な街でありますが、ここにいる方々は、大半が仕事場であり、職場であるわけですね。
さぞかし、私達観光客は邪魔な存在なのかも知れません。

私の知り合いの芸大の学生がそう言えば、ピンホールカメラに熱中していました。
よほど面白いようですね。
油絵科なのに不思議な青年です。

あぜくら会にお入りですか。
四日から先行予約、私も10時から戦闘開始です。
菊五郎さん、富十郎さん、田之助さんなど豪華な役者さんが揃いました。

七日までは幕間に獅子舞も見られるようですね。

国立劇場で、どうぞ良いお正月を、又、良い年をお迎えくださいませ。

ありがとうございました。

投稿: プッポロ | 2005年12月 2日 19時09分

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