« 御岳山 日の出山からつるつる温泉 | トップページ | 歌舞伎座 建て替えへ »

2005年5月 1日

中村勘三郎 襲名披露五月公演

IMG_2953_1_1


東京 歌舞伎座で、三月から始まりました、十八代目、中村勘三郎襲名披露公演も、
あと一ヶ月、五月を残すのみとなりました。

三ヶ月にわたる公演には勘三郎さん得意とする演目が、ずらりと並びましたが、
とりわけ、この五月公演を、私は楽しみにしていました。

昼の部のお目当ては、「髪結新三」 (かみゆいしんざ)。

夜の部が、「野田版 研辰の討たれ」 (のだばん とぎたつのうたれ) ですが、
昼夜それぞれに、他にも名狂言が付いています。

ここのところは 「髪結新三」は、勘九郎さんで何度も見ていますので、
今回は夜の部のチケットを買いました。

夜の部は 「研辰の討たれ」と、菊五郎さんの「義経千本桜」の、通称四の切、
そしてこれも楽しみな中幕は、坂東玉三郎さんの「鷺娘」があります。

「研辰の討たれ」は、勘九郎さんのために書かれたもので、平成十三年に初演され、
絶賛を博したという人気狂言で、野田秀樹脚本、演出による、異色の新作歌舞伎であります。 

さて、連日の大入り満員が続く、今回の襲名披露公演、私もチケットを取るには、
これは大変だろうと思ったものでした。

一般発売前にチケットが買える歌舞伎会会員でありますが、一番最初に買えるのが、
ゴールド会員で、二番目に買えますのが、特別会員。

そして最後に買えるのが、私のような、ただの歌舞伎会会員であります。

これは昨年、何回歌舞伎座に一等席で入ったか、その回数によって、ゴールド会員、
特別会員に分けられまして、たまにしか行かない会員は、前売り発売日から、
何と五日目からの電話予約になります。

歌舞伎座も、ひどいことを 平気でするものです。

いよいよ発売日の朝10時、電話予約の開始です。

10時ジャストに「チケットホン松竹」に電話をします。

がーっという雑音と共に、ばかでかい女性の声で。

「ポンポンポーン !! こちらはNTTです お掛けになった電話は 只今大変混み合っております
 暫くたってから お掛け直し下さい」ってアナウンスがある。

ああっ そうですかって、ここで電話を切ったのでは、いつチケットが買えるか
分かったものではない。

ここからが勝負です。

受話器を置く、直ちに再ダイヤルを押す。

「こちらはNTTです・・・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「電話は只今・・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「混み合って・・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「暫くたって・・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「直し下さ・・・」がちゃりと切って、再ダイヤル。

「こちらは・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「です お掛け・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「いま大変・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「しばら・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「お・・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「な・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「い・」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

「こ」 がちゃりと切って、再ダイヤル。

で、しまいには、「お」 「な」 「い」 「こ」 なんて、目の検査をしているみたい。

また、いくら続けてもきりがないです。

これは、だいたい平均で5秒に一回、再ダイヤルしています。

1分で12回、10分で120回。60分で720回。

途中からは、そのばかでかい声が無くなり、静かな話中のピー ピー ピー になります。

それが続くと、まもなくで接続される場合が多いです。

再ダイヤルをやっていますと、突然。

「大変お待たせいたしました チケットホン松竹です」ときました。

結局、この日は1時間10分でつながりまして、この1時間10分というと、都合、
約840回の再ダイヤルを、したという事になります。

これでも思ったよりはずっと早いのです。

午後の3時頃までかかった時もあるという、毎回大変な思いの、歌舞伎座の
チケットであります。


|

« 御岳山 日の出山からつるつる温泉 | トップページ | 歌舞伎座 建て替えへ »

コメント

それはそれは大変なご苦労の末に、それが報われて余りある楽しみなチケットを入手なさりましたねぇ。
その労力を惜しんだ僕は指をくわえて、プッポロさんの感想を楽しみに、悔しく拝見させていただきたいと思います(笑)

投稿: time@ | 2005年5月 1日 02時51分

time@さん おはようございます。
歌舞伎座には5月の後半に行く事になっています。
さぞかし賑やかな雰囲気だろうと思います。
なにしろ、普段とまったく同じ配役なのに、かなり高い特別料金を取るのですから。
歌舞伎座もあの手、この手で、ひどい事をするものです。
まぁ、これは考えようによっては、ご祝儀持参と言うところでしょうか。
また、ご案内出来ましたらと思います。

投稿: プッポロ | 2005年5月 1日 10時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 御岳山 日の出山からつるつる温泉 | トップページ | 歌舞伎座 建て替えへ »