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2004年11月12日

秋の終わりの北海道

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支笏湖からの恵庭岳 18cm×15cm

先日、秋の終わりの北海道を、ほんの少々大忙しで回ってきました。

新千歳空港からツアー旅行が始まり、まずは支笏湖から案内をしてくれます。

晴天に恵まれ、気温も程よい感じで、この時期にしては、暖かい穏やかな日でありました。

支笏湖の湖畔から見えます、恵庭岳1320m。

姿形が品が良く、北海道特有の大らかさが望めます。

ツアーのわずかなトイレ休憩の合間に、小さめのスケッチブックに、素早く7分程で
描いたものです。

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昭和新山 34cm×24cm

昭和18年から20年の噴火活動で、生じた標高402mの昭和新山。

最初に写真で見たのはいつ頃だったでしょうか。

初めて見た時から、その異様な形に魅せられ、一度はスケッチをしてみたいと
思っていた山です。

今回、わずかな時間ではありますが、描くチャンスに恵まれましたが、それも描くには
描きましたが、私の手に負える様な山ではありませんでした。

噴火による赤い岩石の色彩美と圧倒する力強さ、これはなかなか出るものでは
ありませんでした。

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洞爺湖からの羊蹄山

ツアー旅行の悲しさ、自分の時間などまず無いと思わないといけませんね。

次から次えと振り回される様なもので、個人で行かない限り、絵を描くことは難しいです。

この洞爺湖には、かなり大きな立派な遊覧船があります。

静かな湖面を行くクルージング、これは素晴らしいですね。

背後には北海道の名山、羊蹄山が望めました。

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小樽運河

二日目は小樽、札幌の自由時間が、多少ありましたが、車中で飲んでしまった
酒が残り、何とも絵を描く気持ちもあればこそ。

「小樽運河」は絵になるところなのに。

ここには何度か来た事がありますが、来る度に思うのですが、本当に良い街ですね。

港町特有の雑然とした所があるかと思えば、東京のお台場なみの、流行最先端を
めざしているところも、見られたり面白い街だと思います。

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北海道庁 旧本庁舎

札幌といえば、まず雪まつりで知られる大通り公園、そして時計台、赤レンガの
愛称でも呼ばれる北海道庁 旧本庁舎などが、思い出されます。

この道庁は明治21年に作られた、アメリカ風ネオバロック様式の建造物であります。

レンガの色と、ドームの色の配色の良さ、そして均整の取れた大変美しい建物です。

現在は無料で一般公開されて、内部の重厚な室内、調度品などを見学する事が出来ます。

連日大勢の観光客が訪れるようです。

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北海道庁

このスケッチは、もう暫く前の1997年に描いたものです。

道庁の近くに宿泊した時、この赤レンガをどうしても描きたくて、朝6時ごろホテルを
ひとり抜け出し、寒さに震えながら描きました。

まだ門は閉じられていて、鉄柵のすき間に顔をくっつける様にして描いたことが、
昨日の事のように思い出されます。

札幌大通り公園では、今、ホワイトクリスマスの飾り付けが、始まりました。

北海道は、まもなく又、あの雪の季節を向えようとしています。

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コメント

こんばんは。
とても楽しげですね♪ツアーともなるとなかなか時間に追われてしまいますが、ある意味ガイドがつくと新たな発見も出来て同じ場所に行っても新鮮ですしね。
それにしてもプッポロさんさすがですね。7分ほどで絵が描けるのですね。
私は絵は全然形にならないので同じ景色をプッポロさんと描いたとしても違うものが出来上がることでしょうから(^^ゞ
私は札幌に行った事がありますが、思い出として残っているのは全て食べてた事と飲んでいたことばかりで全然景色や観光の思い出がありませんのでいつかまた行った際にはじっくり観光したいですね。

投稿: gan | 2004年11月12日 20時10分

ツアーの良いところと言えば、短時間に効率よく回れることでしょうね。
自分で回っていたのでは、恐らく三分の一もどうだかと思います。
それに費用も2倍、3倍かかりそうです。

絵は子供の頃から描くのが好きでした。
早く描くのだけが取り柄です。
昭和新山が20分ほど、全部現場主義です。
もっとどんどん描けば良いのに、あれやこれや、やる事ばかり多くて、何だか時間がありませんね。
ganさんも、良く更新の時間が取れるものと本当にいつも感心しています。


投稿: プッポロ | 2004年11月12日 21時36分

北海道は一時期、仕事での長期滞在が多く、尻尾の方の渡島半島以外は礼文、利尻も含め回っています。もっとも最初に訪れた中標津などは20年以上再訪していませんので、どう変わったのかも判りませんけど。。。。
今頃の冷えはじめた空気の透明度が思い出されます。
冬の夜、空気中の水分が凍って輝くスターダストや、流氷のキシキシとこすりあう不思議な音、地吹雪。。。など忘れらません。
札幌・小樽・紋別・苫小牧で知り合ったあの娘達も忘れられません(笑)

それにしてもお見事な淡水画に感服です。
両親が来年北海道旅行を企画しているのですが、短時間でそれだけ名所巡りが出来るのならばツアーもありですね。

投稿: time@ | 2004年11月14日 06時40分

日本各地、俗にいう観光地と言われる所には、結構行きましたが、なかでも、この大陸的なスケールの大きさの北海道が特に好きです。
北海道はどこに行くにも、かなりの長時間車で走りますか、あたり一面、牧場と遠くに見える唐松林、その綺麗さで割合疲れが、少ないのかも知れません。
中標津空港は良く使いますが、随分変わっていると思います。

利尻、礼文、ここはどうにも天候に恵まれません。
今度又、晴天の時に再び行ってみたいものです。
島に渡る船が何とも、旅情を誘いますね。
身を切るような冷たい風が吹きすさぶなか、甲板の片隅で、膝を抱えるようにして、うずくまる一人のバイク青年の姿が、いまだに忘れられない旅の思い出です。

北海道長期滞在、仕事であったにせよ、私もそういう時が欲しかったと思います。

各地の娘たちは別にしても。

投稿: プッポロ | 2004年11月14日 11時22分

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