2008年5月11日

今日は母の日

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我が家のはす向かいに、古いけれど小さなマーケットがある。

普段ならば日曜日は休みのはずなのに、いつもの通り、店先に、せっせと
花の鉢を並べている。

「おやっ 今日は休まないでやっている なんだろうなぁ」 と、窓越しに
それを眺めていた。

「もしかして 今日はお彼岸だったかな」 と、なおも、 ぼんやりと、花を
道端に並べているのを見ていた。


午前11時頃だったろうか、クロネコの宅急便が、たてに長い白いダンボール箱を
抱えてやって来た。

「ハンコウを お願いします」 と。

なんだこりゃあと、それ程重くない、その白い箱を受取り、ふと箱に張ってある
差出人をみた。

そこには私の息子の名と、嫁さんの名が仲良く並んでいて、「母の日の花かご」
と、ある。


「ほーっ 今日は母の日 そうか それで前の花屋の親子が、ふたりで、どたばた
していたのか ようやくわかった やっぱりお彼岸じゃなかったんだ 母の日か」

                   ・


「すみません  ここんところに ハンコウを」


ふと 我に返って、手にしている、その紙にハンコウを押したのはいうまでもない。

                   ・

やさしい、きれいな花束が、今年もとどいた。

ありがとう。!!


 

                   ・

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2008年5月10日

ドコモダケとウォーキング

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今度の私のケイタイ電話は、ドコモのかんたん操作が、売りものの 「らくらくホン」と
いう名のもので、ほんとに字が大きくて機能がシンプル。
すべてがわかり易く、そして値段も手頃、噂によれば売れに売れている、人気商品
でもあるらしい。

と、云って、ここでこの「らくらくホン」を、PRしようと言うわけではない。

このケイタイの中にある歩数計についてであります。

昨年の10月以来、自宅から野方駅までのナイトウォーキング、今でもほぼ連日、
続いていますが、最近、この歩数計を使うことによって、新たにわかった事があります。

おおよそ野方駅まで、約2キロ、往復で4キロと思っていた、このウォーキングコースが、
実は片道、約 1.5キロ、往復で3キロであったことが判ったのです。

時間にして35分から40分のウォーキング時間で、4キロとは速歩より、ジョギングに
近い速さでなければ話が合わないわけです。

以前このブログで、この事を書いたテキストも修正しなければならないようです。

そして、ナイトウォーキング、始めて7ヶ月後の現在のデーターを見てみますと、
当初一番の問題であった、総コレステロール値が、262が、200に下がり、もうしばらく
それが安定しています。

LDLの 悪玉コレステロールも、202あったのが、今は139と140未満になり、これも
正常値に入っています。

体重をみてみますと、7ヶ月前は57,8キロあったのが、なんと現在は51キロから、
52キロ台を推移しています。

そのせいか、カラダがたしかに軽いし、動きが楽になった感じもします。


腹部も今では、すっかりへこみ、ウエスト72センチのスラックス、ジーンズが楽々はける。
これは嬉しいことです。

それにしても今度のことで気が付いたことは、ウォーキングだけでも、だめだと言うこと。

ウォーキング以上に、もっと大事なのは食事のような気がします。

甘いものはウォーキングを始めたしばらくは、まったく口にしませんでした。
そして、食事に関しては肉類はやめて、魚にして、また野菜を多く取り入れてます。

そして間食はいっさいしない。

食べ過ぎない、いわゆる「腹八分目」がいいのかもしれません。

これを維持するのは大変かもしれませんが、なんとしても、これからも、この調子を
保っていきたいと思うのです ・・・・・・・・


聞くところによれば、メタボ検査が将来始まるらしい。

頼みもしないのに、勝手に人の腹の寸法を測るなんて、国も、いやらしいことを
するものです。!!

                      ・

                      ・

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2008年5月 2日

ジャイアント OCR1の サドル

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ジャイアントの、OCR1を購入してから、早いもので、もう、1年4ヶ月が過ぎます。

私の性質でしょうか、私は自転車でも車でも、買ったままの状態で乗り続けるのが
好きなんです。

あまり変化したくない、変更したくない、オリジナルのままが好きなのです。
自転車のプロと言われる人たちが、折角、うまく調整してくれたべストコンデションを
そのまま大事に乗りたい。

その気持ちが強いのです。

しかし、買ったときに付いていた、サドルだけは、私の体にはどうしても合なくて
いろいろ調べてみて、スペシャライズドの 「body geometry」 と言うサドルを
付けてみたのです。

ロードにはあまり似合わない分厚い形ですが、それがとても具合がいいのです。
かなり長い距離を走っても痛みがこない、具合の良いサドルでした。

私は2年半ほど前にサドルに当たる所に、ある障害が起こり、約1ヶ月に渡って
虎の門病院に入院そして手術をした事があります。

その術後の傷の手当てには、本当に苦労したものでした。
そして、もう、自転車には乗れないかと云う心配もあり。

それでも、お医者さんが言うとおり、3ヶ月たった頃から僅かな距離ではあリますが、
クロスバイクに、また、BD-1に乗れるようになったのです。

ですから、サドルに関しては、人並み以上に苦労しているのですよ。(笑)

ロードが来て、1年4ヶ月過ぎた今、先日久し振りに何となく、ロードに付いていた、
ジャイアントのサドルを出してみたのです。

スペシャライズドのとは違って、かなり薄手に出来ています。
ロード用だけあって、軽量で、そして、スマートです。

痛みに耐えかねて替えてしまったものでしたが、なんだか、ふらふらっと、
ロードに装着してみたのです。

上の写真がそれであります。

乗ってみて痛かったら、また替えればいいと、家の近くを走ってみた。

おやっ ! 以前なら300メートルも走れば、いたたたたたた・・・・・・で、
また、スペシャライズドに、戻したものなのに、なんともない。

1キロ走って大丈夫。

そして今夜、パット付きのインナーパンツは着用していましたが、7キロばかり
走ってみた。

やっぱりなんともない。

これは嬉しいことです。

あまり無理はしない方がいいとは思いますが、7キロ走って何でもなければ
今度はこれで少々長い距離を走ってみようかなと思うのです。

また、痛くないのは、それは術後の傷が順調に回復していると言うことでもあり、
私にとっては、ほんとうに嬉しい思いです。

よく自転車のプロと云われる人たちが、自転車に乗ってしまえば、どんなサドル
でも見えはしない。
だから、格好よりも痛くない方がいいと、云われますが、それにしても、出来れば
ロードにはロードにふさわしいサドルが、やっぱり欲しいじゃないですか。

乗っている時はいいかもしれないけど、みんなと休憩のときなど・・・・・・・・

カッコ悪いからと、サドルを、そっとタオルで包んでみる・・・・・・・・ ?

それじゃ なんだか サドルが、ほっかぶりしているようだ !! 。


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2008年4月30日

庭の花 シャガ

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標高1000メートルにも満たない、いわゆる低山ハイキング。

その頂をきわめ、山頂から一気に急な坂道を下る。
樹林の中をところどころに切り開かれた展望台らしきものを、二つ、三つ、
通り過ぎ、今度は植林された、杉林を右に左にと、蛇行するようになおも下る。

それもいい加減に飽きてきた頃、はるか下のほうから沢の流れの音が
聞こえるようになると、いつものことながら、ほっとする。
この長かった下り道も、そろそろ終わりにちかずいてきているからだ。

細い道ながら里の人の道路にいきなり、ポンと飛び出すようにしてその道に出る。

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そこからは、歩きにくい石ころの多い道を、沢に沿って、ゆるやかに下って行く。

春の今の季節、沢の両側の斜面には、白いシャガの花がどこまでも、どこまでも
続いている。

光沢のある、つるりとした葉と共に、シャガの花びらの何と複雑で、色と言い形と言い
実にシャレて出来ていることか。

山間のバス停までのまだ長い道を、このシャガの花と一緒に歩いたことは数え
切れないくらいに私にはあります。

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我が家の庭の片隅に、今、シャガの花が盛りをむかえています。

狭い庭の中に、このシャガの占める割合は一坪ほどでしょうか。
毎年増え続け、ある程度のところで規制もしないと、今にえらいことになりそうだと
思いながらも、なにもしていない。

それだけに本当に山の中で咲いているように、うっそうとした中に白い可憐な花を
見せています。

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昔から山登りが好きだった私としては、山から植物を取ってくるなど勿論した
事がないし、考えたこともないというのが本当のところです。

それがこの庭の中にある、シャガはと言われますと、いささか弁解がましいことに
なりますが ・・・・・・・。

若い頃から山の会のリーダーをしていたのです。
大勢の方々を案内しました。

実は今でもやっているのですが、その参加される大勢の中には、これはごくまれな
話ですが、山を下り、駅に近ずく頃、いつの間にか、数人の方の背負っているザックから、
先ほど山に咲いていた花が顔を出しているのです。

そのゆらゆら、ゆれている花を見るたびに私は複雑な気持ちになるのです。
事前に注意はしているのですが、よほどその花が欲しかったのか、つい手を
出してしまう。

山には沢山あるんだから、一本二本抜いてもどうってことはないと、軽く考えているのでしょう。

それも判るような気がするのですが ・・・・・・・・。
相手は大人だし、楽しそうな様子をみると言いにくいし・・・・・ 難しいことです。


このシャガも多分その一本だったと思います。


「リーダーさん このシャガ 一本あげる」って。

山の駅で荷物の整理をしている時に突然私に手渡しをするのです。
山の中ならともかく電車に乗る直前です。

その辺に捨てるわけにもいかず、「ありがとう」で、受取ってしまう。

たぶん、それを庭に植えたものだと思うのです。

その一本が今、庭で群生になろうとしています。


こんなに増えてしまっては、ふるさとのあの山に、もう戻すわけにもいかないし。


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2008年4月25日

庭の花 ぼたん

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さくら草が盛りを過ぎて、少しの雨に打たれても、すぐにしだれてしまうほど
もう、力も落ちてきました。

その頭上では昨日辺りから、急につぼみが開いたぼたんが、今日は満開に
なりました。

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我が家の庭の北側の一角に四本のぼたんの木があります。

ピンクが一本、濃いピンク、どちらかと言えば赤紫に近いのが二本。
そしてもう一本が、ピンクと赤紫の中間の色で、去年鉢植えで買ったものです。

小さな苗木だったのが、今年はここでは一番の大きな花を咲かせています。

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これが゛古くからある濃い赤紫のですが、花の直径が20センチほど。

大して手入れもしていないのに毎年一番良く咲いてくれます。

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これが昨年買ったばかりの新入りのぼたんです。

昨年は花が三つ付いてきたのですが、我が家で今年初めて咲く花は
ひとつだけ。

それだけにその花の大きいこと。

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日が当たるにしたがって、見る間に花びらが動きだし、そして開くのです。
つぼみからここまでくるのに10分ほど。

全部開いた時、計ってみたら花の直径が24センチありました。

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その大きな花をまじかで見るとこのようになります。

何とも不思議な造形であります。

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このピンクの花は、とてもやわらかい感じで私の大のお気に入り。

これも結構大きくて、21センチ程あるのです。
見ていても疲れないとでも言うのでしょうか、色がやさしいのです。

ぼたんと言えば豪華な花のイメージがありますが、それは植えてある周りの環境の
良さによってそう見えるような気が致します。

少なくとも我が家の庭ではそんな風にはとてもではありませんが、そうは見えません

写真を撮っていても、我が家の愛犬パピヨンの「ノア」が、狭い庭を全速力で草を
けっちらかしながら飛び回っています。

油断をすると前に回って、カメラのレンズを舐めたり、中腰でカメラを構えている時など
後ろから飛びかかられると本当に前につんのめりそうになります。

そうやって撮ったのがこの写真。

いい写真が撮れるわけがないか。!!


*


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2008年4月22日

庭の花 日本さくらそう

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我が家の小さな庭に今、「さくら草」が咲いています。

桜の花が散ったあと、この小さなつぼみが、ほんのり色づき始め、
そして、2、3日してから、3センチ余りのかわいい花びらを開きます。

それが今、庭の片隅で形ばかりの群落を見せています。


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群落と言っても地植えではなく、鉢であったり、プランターであったりですが、
ここ、2年ばかりきちんと植え替えをしなかったもので、特に今年は野生に
帰ったように勝手気ままに咲いているように見えます。

本来、この、「にほんさくら草」は風流な花、風情のある花とも言われていますので、
この乱れた自然に近い姿で咲くのも、これはこれでいいのかもしれないと変に
納得しています。


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「さくらそう会」と言う会があります。

今年で発会してから56年、その会に所属している方から、この「さくら草」を
頂きました。
我が家にきてからもう、十数年になります。

この純粋の「にほんさくら草」は売買してはいけないそうで、これ等の会などに
よって、品種の交換会が開かれそれによって種族は守られ保存されているようです。


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日本で最初に出来た「さくら草」の会は、今から2004年前の文化元年(1804)といわれ、
当時、桜連の「下谷連」(したやれん) が゜その元になっているとのことです。


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私たちがよく走る荒川サイクリングコース、それがまだ原野だった頃には
随所に「さくら草」の大群落が見られたそうです。

それは江戸時代から大正の終り頃までのようでしたが、それは荒川の
上流の高原、山野から種子や苗が流れてきて河原に繁殖をして
大群生地が発生したようです。

春の花時にはそれは野遊びの人々で大変に賑わったそうです。


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現在でも北区にある浮間公園の隣接地に「さくら草」が保護されていますが、
昔は浮間一帯は特に「さくら草」の群生は大変なもののようでした。

それが消滅してしまったのは、1923年の関東大震災後の復興で、この浮間の
原野の荒木田土が壁土用に大量に採取されたためと言われています。

今では考えられないことであります。


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数ある植物の中でも、それもとりわけ、清楚で可憐で、どちらかと言えば弱々しい
小さな花。
それていて、300年からも、その純粋さ、純血さが今でも続いている、この「さくら草」。

その魅力とはなんでしょうか。

あるとき、鷹狩に出た将軍が足元に咲いた「さくら草」の素朴な美しさに
目がとまり、お供の武士たちが持ち帰り栽培したのが始まりとされています。
その後、徳川直参の武士たちを中心にして栽培が盛んになったそうです。

その後、幕府の崩壊によって担い手を失ったり、また、外国からの草花に押されたり、
かの太平洋戦争が終るまで、この「さくら草」の苦難の時代が続いたのであります。

それでも長い歴史の中にあって、常に手厚く保護され、後世に伝えようとする、
わずかな人達の努力によって、いまに受継がれているわけです。

この何気ない花の中にその人々の思いが見えるような気が、私にはするのです。

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この時期、各地で「さくら草展」が開かれています。

都立神代植物公園  4月19日から4月27日まで
東京 靖国神社 4月20日から4月26日まで
浮間公園 隣接地 4月29日まで
   
そのほか、新宿 鬼王神社などでも開催されています。

文中「さくらそう会」の案内書から、その資料の一部を参考にさせて頂きました。


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2008年4月17日

こだわりの楽しみ

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誰にでも、何らかのこだわりというものはあるものだと思う。

食べるものについても、普段、身につけるウェアーについても、そして日常的に
手にする小物など、自分だけの何らかの好みを持っているものだと思う。

私はその中でも、高価な物にはあまりこだわらない。
また、あっても手が届かないような高級品にはこだわりの持ちようも無く
ただ、パスをするしかないのである。

手軽な値段のもので、こだわれる物、そして日常にあって私には無くてはならない
物のひとつに万年筆がある。

このとりとめもない文章を白紙に書くにしても、書ければ筆記具は何でもよいと
いう風には私にはいかないし、気がおさまらない。

一般的にもっともよく使われるのがボールペンであるが、これにしても、クロスを
買ってみたり、ラーミーを使ってみたり、パーカーのボールペンを手にしたり、
先日も銀座の伊東屋で、オリジナルの600円の細身のボールペンを買ってみたりしたが
それぞれに抜群の書き味ではあるが、筆力というか筆圧がある程度は必要である。

そこえいくと万年筆にはその筆圧がほとんどいらないのがうれしい。

ボールペンで書いた文字は黒であっても、どこかグレイがかってはっきりしない。
そこのところも、どうも私は気に入らない。

最近は水性、油性のボールペンなるものもあり、色も鮮やかであるが、使う用紙に
よっては乾くのに、ひどく時間の掛かるものが多い。
封書などでも住所を書いて宛先を書き始めると住所のインクで小指附近が汚れる。
そればかりか封筒そのものを汚してしまうことがある。

なかなかうまくいかないものだ。

最後にたどり着いたのが、このパーカーの万年筆。

池袋東武で10数年前に、1万円で買ったものだ。
長年使ってペン先が、ほど良く丸みを持ったのか、この、5、6年ほど前からは最高の
書き味になってきた。

それでも昨年の夏頃、ペン先部分のネジが緩んできたのか、クルクル回って
止まらなくなってしまった。
使って使えないことはないが、指でにぎる先端部分が固定しないのはやはり使いにくい。

年に4、5回は行く銀座の伊東屋に用事のついでに、この万年筆を持っていった。
東武で昔、買ったパーカーの万年筆である。

「たしかに止まりませんね お預かりになりますが、、」と店員さんがいう。

「勿論 それは結構です」

「約 1ヶ月ほどお時間が掛かりますが、、、」

「それはいいのですが、アメリカに送るのですか」

「いえ 今は 国内で 神戸の方で修理しております」


せっかく書きやすくなってきたこの万年筆、直るものなら直したいと思った。

それから約1ヵ月後、無事に修理が終りましたと伊東屋から電話が来た。
さっそく引き取りに行ったのは言うまでもない。

久し振りに見る私の万年筆、何となくきれいに見える。

「ペン先はそのままですが、先端部分の部品を新しいものに交換しました
まったく同じものではないのですが 丁度合うのがありましたので取り替えて
おきましたが、いかがでしょう」

それできれいに見えたわけだ。

修理費を恐る恐るたずねると、これは本体の不具合によるものだから
何年たっても無料とのこと。

東武で買ったのにと、言おうとしたが、それはだまっていたが、それにしても
パーカーと言う会社はすごいなと思うし、伊東屋もさすがに、すごい店だと思う。

それぞれに品物に対する精神が違うなと、この時つくづく思いながら帰路に
ついたのだった。

一流ってこういう事なのだろうか。

     
                  *


このパーカーの万年筆にパーカーの明るいウォッシャブル ブルーインクを入れるとき
それは私にとって、人知れず、ささやかな至福の楽しみのひと時でもある。

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2008年4月15日

ロードで「さわらびの湯」

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無性に温泉に入りたくなるときがある。
時間から時間に追われ、次から次へと頼まれ仕事続きで、時間の無さ。

これだけは読みたいと思って、先日買った井上靖さんの「風林火山」ですら、
三分の一ばかり、読んだ所であとは中断したままだ。


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そんな中でも、ようやくの事で、私の大好きな名栗の山間にある「さわらびの湯」に
僅かな時間であったが今日来る事が出来た。

しばらく休館して新装になってからは初めての来訪である。


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飯能まではロードを輪行し、そこからは片道約20キロのコース。

70号線は今、新緑の季節を向かえ、それは綺麗なパステルカラーのみどりの中を
ゆるやかな登りが続く。


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ここに来たのは一年半ぶりぐらいかもしれない。

今までは、あのBD-1で、シャカシャカ走って来たが、いつもスイスイ追い抜かれる
ロードを見ては、いつかはこの道をロードで走ってみたいものと思っていたが
その思いが今日初めて実現した。


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たしかBD-1の時は飯能からこの20キロコース、2時間余り掛かっていたが、
ロードでは1時間10分ほどで来てしまった。

今日も何人ものローディさんとすれ違ったが、この山間の道は今、色とりどりの花が
見られる。

遅咲きの桜が、今見頃であったり、ミツバツツジの色鮮やかなピンクが美しかったり、
レンギョウの黄色、ズミの濃いピンク、ユキヤナギの白と本当に綺麗だ。


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名栗の町を見下ろすかのように、丘の上に建つのが、「さわらびの湯」。
近くの西川材をふんだんに使ったという飯能市の運営による素敵な日帰り温泉施設。


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名栗渓谷を眼下に望む休憩室からは、ベランダに出ると、川音の響きと名残の
ヤマザクラが、春から初夏へのうつろいを感じさせる。

昼頃自宅出発、それでも充分半日を自転車と共に楽しむ事ができる。

今、休憩室の時計は午後4時40分を指している。

そろそろまた、支度をして飯能までひとっ走りしょうか。
帰りはゆるやかな下り続きだ。

1時間、いゃ、ロードだからもっと早いかもしれない。

                 
                        「さわらびの湯」にて。


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2008年3月14日

入間川 荒川 はじめてのロード輪行

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ジャイアント OCR 1を購入してから、1年と少々過ぎました。
輪行袋も同時に買ったものの、まだ一度も使わずじまい。

そのうちに、そのうちにと思いながら、つい自信の無さか度胸の無さか、
今までBD-1では、輪行をやってはいたものの、ロードでは、まだ試した事が
ありませんでした。

今回、思い切って初めて、そのロードで輪行をしてみたのです。

練馬駅を午前11時25分発、快速飯能行きに乗車します。

駅の構内でロードをさかさまにして、2本のホィールをはずし、細いベルト三本を
使ってフレームに、がたつかないように、しっかりくくりつける。

太いベルトはフレームのフロントと、リヤ部分につけて、肩掛けベルトになります。
モンベルの輪行袋は、その上からかぶせるだけで、あとは、下の細いロープを
絞って、底をふさぐようにすればそれで終り。

実に簡単、シンプルな作りながら、よく出来ています。

そして肩に掛けた時、その軽さに驚きました。

今までにBD-1での輪行は、もう何回もやっていますが、このロードの軽いこと。

BD-1の重さが約10.5キロ。
ロードが8キロ台。

このBD-1との2キロの差は大きいです。
こんなにも持った時に違うものかであります。
とにかく楽です。

車内では先頭車両の手すりにバンダナで結んでくくりつけます。

輪行が終った時は、袋は大ざっぱに小さくたたんで、そのバンダナに包んでザックに
入れるだけ。

輪行袋についている、あのちっぽけな袋に入れるのは外では至難の業。

私のバンダナ活用法であります。

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40分の乗車時間で稲荷山公園駅に到着。

その駅前に広がるのが、埼玉県営「稲荷山公園」です。
ここにも、ソメイヨシノ、八重桜などが中心に、桜は300本からあるそうです。

丘陵地帯をうまく使い、自然を残しながら、樹木の公園、森の公園を造っています。
ここは、戦後は米軍の「ジョンソン基地 飛行場」として使われ、現在は「入間基地」
として、その一部を「稲荷山公園」となって開放されているそうです。

通称「ハイドパーク」とも云われ、時にはジャズコンサートも開かれるとか。

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今はまだ花も少なく、ようやく小さな春が見えてきた、そんな感じの静かな公園です。

園内には管理室、博物館などもあり、これからのお花見のシーズンには、これは大変な
賑わいのようです。

もちろん大きな芝生広場も用意されています。

また、園内は自転車走行は禁じられていますが、押して歩く分にはかまいません。

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ここまで来たのだからと公園を出てから、入間市駅に向かい、そこからはお馴染みの
道を進み、入間川に掛かる「豊水橋」」にやってきました。

時間は午後1時10分。

好天に恵まれ、風は少しあるものの、暖かく、絶好のサイクリング日和。

入間川、荒川と久し振りに通して走ってみようと思いました。

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途中、西武文理大前にある、色っぽいカッパを横目で見ながら、軽快に進み、
安比奈親水公園に着いたのは午後1時30分のこと。

空が明るいというか、春の訪れというか、あたりは、うすみどりとやわらかい黄色が
目立つ日でありました。

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平日にもかかわらず、相変らず入間川サイクリングコースには、多くのローディさんが
走っています。

「こんにちわ」のひと言を残して、一瞬の間にはるか前方に遠ざかる青年。

無言でニッコリ笑ってすれ違う青年と。

マナーのとっても良い方が、多いのもこの入間川サイクリングコースの特徴の
ようにも、私はいつも思います。

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あと2週間もすると日本中が、桜まつりを迎えます。

そして、春本番。

今年は梅の開花が、10日から15日以上遅かったようです。

年の初めから、滅多に無い寒さが続き、それが影響しているのでしょう。

このコースでも今が盛りの梅の満開があちらでも、こちらでも見る事が出来ました。

なかには、桜の花かと見間違えるほどの豪華な美しさ、きれいな梅がありました。

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春ののどかさとでも云うのでしょうか。

この入間川のコースも、土手の斜面は、菜の花が、まだ小さいながらも、
淡い黄色に覆われています。

春色景色、そんな言葉が浮かんできました。

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ホトケノザ


シソ科、オドリコソウ属。またの名をサンガイグサ。

荒川サイクリングコースに入り、広い田畑が広がり、自転車道は長い
直線コースになります。

道の端には可憐な赤ムラサキ色が、きれいなホトケノザの群落があちらにも、
こちらにも見られます。

雑草扱いされがちな花ですが、なぜか、私の好きな植物です。

春の七草のホトケノザはこれではなく、キク科のコオニタビラコであります。

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いつもの秋が瀬公園のおきまりのベンチです。

午後3時50分到着。

1月の川島町の白鳥見物の時は、もうこの時間、夕闇が迫っていましたが、
今はまだ、陽は燦燦と輝いています。

自転車乗りにとっては、日が永いことは嬉しいですね。

まだまだ遊べると・・・・・・・


それにしても今回の輪行支度は楽でした。

持っても軽いし、袋に入れても、それ程恥ずかしくなるくらいの、大きさでも
無いので、これからは手軽にどこにでも、ロードで出かけられそうです。

輪行で良いとこだけ走る。

きゃしゃな私にはピッタリ合っていそうです。


走行距離  61.31キロ

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2008年3月 7日

ナイト ウォーキングのその後

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野方駅に向かう道

昨年の10月中旬から始まった、私のナイト ウォーキングも、早いもので、
もう、5ヶ月になろうとしています。

自宅から南に約2キロ先にある、西武新宿線野方駅までの往復4キロの
ショートコースを自分で設定して速歩で歩いているのです。
全日欠かさずと云うわけではありませんが、それでも週に5日はと自分に課して
頑張っています。

大ざっぱな計算ですが、いままでに22週間、週に5日として110日間になります。
一日4キロですから、そのウォーキング距離はトータルで、440キロにもなるのです。

えぇっ  ホントかなって 気分です。

行って帰って約50分ほど。 

かなりの早足でありますが、これを110日続けると、やはりどうしても440キロ。

では440キロというと、直線にすれば、どの辺まで行くのかと、時刻表で調べて
みますと、東京駅から東海道線で行きますと岐阜羽島までで、約400キロ。
その少々先の大垣あたりになるのでしょうか。

でも、やはりホントかなの気分です。

そして、このウォーキングの成果はと言えば、いつも言われる高めの
コレステロールが当初は262あったのが、ありがたいことに2ヶ月目には
222まで下がり、まずまずの正常値になったのです。

変な名前の、尿素窒素が22だったのが、19になり、これもまずまずの数値
にもどりました。

なかでも一番気にしなければならないのが、俗に云う悪玉コレステロールと
呼ばれる、LDLコレステロールは202が164までに下がったのですが、140以下が
正常値、まだ、これだけは要注意であります。

定期的に毎月見ていただいている、虎ノ門病院のやさしい女医先生も

「全体的には非常に順調に下がっていますね いいですよ この調子
ただ悪玉を あと20下げたいですね ウォーキング続いていますね
それから お食事 特に甘いものはこれからも 気をつけてくださいね
では、また来月ね」 なんちゃって・・・・・・・


ナイトウォーキングを始めて5ヶ月間、体重が57,8キロあったのが、現在は
52キロ台を推移しています。

これは輝きの高校時代、青春時代の体重に等しい。

そのせいか最近は、動きがすごく楽になり、これは思った以上に実感があります。
不思議なものです。

我が家にある、「カラダスキャン」というもので、計ってみると体脂肪が22前後。

しかし、これが高いのか低いのか、丁度いいのか、その辺の所が全然わかりません。

そして、内臓脂肪に関しては数字は、6を指し、これはどうやら丁度いいみたい。

ウォーキングも、健康上の意味もありますが、思いもよらなかった嬉しさが、
ここにひとつ出てきたのです。

それは、やせていた時分に買った、フランスの名門、ニノ セルッテイの紺の
コールテンのジャケットのことであります。

そのうねりの具合といい、濃紺の光沢の美しさといい、またその着易さは新宿の
伊勢丹で、大枚の2万5000円を払っただけの、大のお気に入りの物だったのです。

それが、メタボとまでは、いきませんでしたが、思いっきり、それも窒息死するんでは
ないかと思うほど、目いっぱい息を吸ってやっても、前のボタンが、はまらない。

その時はそれはショックでした。

もうこの素敵なジャケットが着られなくなる、情けないことでした。

今、思うと、丁度その頃から検診の度に、コレステロールなどに要注意事項が
出てきたように思います。

いま、そのジャケットが再び、見事に着られるのです。ピッタリです。似合います。

ファスナーを、力いっぱい上まで引っ張っても、どうしても上の部分が、三角形に
あいてしまう、そういうスラックスが何本あるか。

それがアナタ全部はけるのです。
嬉しいじゃありませんか。

いっぺんに物持ちになった気分であります。


さて、これからの自転車のベストシーズンを迎えるまでに、ピタピタの、カッコいい
色鮮やかな、サイクルジャージが、今までになく、きっと似合う体型にになって
いるかもしれません。

荒川サイクリングコースなどで、颯爽とした、抜群のファッショナブルな自転車乗りを
見かけたら、たぶん、いや、きっと、それは私かもしれない。


      いいかげんにせい !!


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